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野球部 情報
管理人 / 2016-04-30 21:59:00 No.34600
山村学園と西武文理、初4強へ勢い十分 きょう準々決勝

春季高校野球県大会第5日は1日、県営大宮と上尾市民で準々決勝4試合を行い、ベスト4が出そろう。

初の4強入りを目指す山村学園は2試合で21得点と好調の春日部共栄打線に対し、右腕鵙尾、左腕佐々木ら投手陣が強気の投球を貫けるか。ある程度の失点を覚悟し、菊地、佐々木、日置と勝負強い左打者が並ぶ中軸が投手陣を援護したい。「春は選手を使い切る」と公言している春日部共栄・本多監督の采配にも注目だ。

初のベスト4進出へ勢いづく西武文理は右腕堀越の消耗が激しく、右横投げの内山を先発させる可能性が高い。打線は上尾の山下、阿部、渡部の右腕3人をいかに攻略するかが焦点。山下を早い段階でマウンドから下ろせばチャンスが広がる。上尾は序盤からリードを奪う展開が理想的だ。

強豪私学が激突する聖望学園―花咲徳栄は昨春も準々決勝で対戦し、3―1で聖望学園が守り勝っている。現時点のチーム状態を比べると攻撃面で聖望学園、守備面で花咲徳栄に分がある。いずれにしても1点を争う接戦が予想される。

4連覇を狙う浦和学院に挑む春日部東は得意の終盤勝負に持ち込むためにも、左腕舟橋ら投手陣の粘りが不可欠。7番梶山、9番家盛と下位打線が当たっている浦和学院は、特長の強打で一気に攻め立てたい。

2016年5月1日 埼玉新聞掲載

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