女子は浦実が４連続Ｖ、男子は浦学／関東高校県予選

男女決勝などが行われ、女子決勝は浦和実が２３―１７で県新人大会女王の埼玉栄を下し、４年連続２６度目の栄冠を飾った。

男子決勝は３月の全国選抜大会８強の浦和学院が決勝で浦和実を２７―１７で制し、７年連続２３度目の優勝を決めた。

男女の上位３チームが関東高校大会（６月４〜６日・千葉）に出場する。

★「ミスだらけ」内容には不満／浦和学院

３月の全国高校選抜８強の浦和学院は２７―１７で浦和実を破り、快勝で７連覇を達成。ただ内容には不満が残ったようで岩本監督は「守備の共同作業もできていないし、細かいミスだらけ。攻撃も雑」と嘆き節だった。

前半は特長の速攻が決まり、１５―７とリードを広げた。だが後半は「守備が安定しなかった」と主将の高野。逃げ切ったものの後味の悪い終わり方だった。チーム最多７得点の岩崎は「課題の守備を進歩させないと」と自覚する。

全国選抜大会で得た教訓を生かし切れなかった。敗れた準々決勝は優勝した岩国工（山口）に３点リードした残り１５分からミスが出て２３―２４と逆転を許した。

主将の高野は「１点の重みを感じ、まずは関東大会２連覇を目指す」と目先の目標に視点を定めた。

2016年5月8日　埼玉新聞掲載