第９８回全国高校野球選手権大会
８月７日開幕

朝日新聞社と日本高等学校野球連盟は、第９８回全国高校野球選手権大会を８月７日から２１日まで（雨天順延）、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催します。今年は小中学生や高校生を無料招待する「ドリームシート」を臨場感あるバックネット裏に新設、決勝を例年より１時間遅らせ午後２時に開始します。

大会は４７都道府県から４９代表（北海道は南北、東京都は東西）が出場します。開会式は７日午前９時から。組み合わせ抽選会は４日午後４時から大阪市北区のフェスティバルホールであり、１回戦１７試合と２回戦７試合のみを決めます。その後は、勝ちチームの主将によるくじ引きで対戦相手が決まります。

この大会は、１９１５（大正４）年、大阪・豊中グラウンドで始まり、野球を通じた青少年の健全育成を目的にしています。代表校を決める地方大会は６月中旬から始まります。

主催：朝日新聞・日本高等学校野球連盟
後援：毎日新聞社
特別協力：阪神甲子園球場

★開催要項
１、日程
《地方大会》全国４７都道府県の高校野球連盟と朝日新聞社のの本社、あるいは支社、各総局とが協議して決める。

２、運営
《全国大会》日本高校野球連盟と朝日新聞社が適任者を選んで運営委員会を構成、大会運営にあたる。
《地方大会》各都道府県高野連と朝日新聞社の本社、あるいは支社、各総局とが運営委員会を設け、大会の運営にあたる。

３，登録選手
《全国大会》１校１８人以内とする。
《地方大会》原則として全国大会に準ずる。しかし、各地方大会の運営委員会による競技で、ある程度増員できる。

４，健康管理
?校長は参加選手の健康証明書を学校医から受ける。また、保護者の同意を得る。
?主催者は大会中の選手の負傷、疾病に対し応急手当をする以外の責任を負わない。
?全国大会では投手の関節機能検査を実施。肩、ひじに重大な障害が発生している事実が確認出来れば、投手としての登板を禁止する。

５，出場選手の旅費と滞在費補助
《全国大会》１校２０人（選手１８人と責任教師、監督各１人）に旅費と滞在補助を規定に従って支給する。

６，大会諸経費（地方大会を含まない）
入場料を充てる。剰余金が出た場合運営委員会などで協議し処分方法を決定する。不足した場合、過去の剰余金で積み立てた大会準備金を充てる。

2016年6月7日　朝日新聞掲載