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石川ミリオンスターズ 情報
管理人 / 2016-06-20 07:02:00 No.35059
BC石川、最終戦で西地区前期V…元ロッテ渡辺監督が宙舞った!

西地区首位の石川ミリオンスターズは、4―3で同4位の富山GRNサンダーバーズに逆転勝利、西地区前期優勝を決めた。1回に3失点したが、その後は5人の投手リレーで無失点。3―3の9回1死二、三塁では、1番・坂本一将遊撃手(25)の中前適時打で勝ち越した。今季就任の渡辺正人監督(37)は、1年目で地区優勝を果たした。

前期最終戦の36試合目で、ついに頂点に立った。劇的な逆転勝利を収め、選手たちはマウンドに集まって喜びを大爆発。小雨の降る中、渡辺新監督が何度も宙を舞った。「選手たちに優勝させてあげたかった。ちょっと涙ぐむものがあった」と指揮官。重圧のかかる一戦を制し、ホッとした表情を見せた。

就任1年目の快挙だった。昨年はリーグワーストの112失策で守備が崩壊。チーム創立9年目で、初めてプレーオフ進出を逃した。まずは守備の再建に着手し、選手たちに粘り強く守ることを徹底。「各自で何を取り組むかを考え、意識を高めさせた」と指揮官。前期はわずか37失策に抑え、1点を争う接戦も数多く制した。

監督を支えてきたのが、今季就任の片田敬太郎フィジカルパフォーマンスコーチ(36)だ。2013年はDeNA、14〜15年はBC信濃のコーチを務め、選手のけがを防止。リーグトップの8勝を挙げたエース安江嘉純(24)は細かいストレッチ指導を受け「去年は肩、肘が痛かったけど、今は全然ない」と今季は最速149キロをマーク。4番の宮沢和希右翼手(23)は練習メニューを変え「肘の手術3回、肉離れは5回あったが、全力で試合に挑める」と打率3割2分をマークした。

昨年は故障者も続出したが、今年はなんとゼロ。「粘り強く守って、後期も優勝したい」と指揮官。全員健康体で、09年以来の前後期完全制覇を誓った。

2016年6月20日 スポーツ報知掲載

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