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大竹寛 情報
管理人 / 2016-07-09 08:16:00 No.35207
大竹寛 22期 現:巨人
大竹寛、少年の心で1か月ぶり2勝目!中学時代の写真もらい目覚めた

一球一球に魂を込めた。ひたむきにグラウンドを走り回ったあの頃のように、大竹寛が躍動した。同点の7回1死一塁。2番・エリアンを外角低めのシュートで三ゴロ併殺。主軸に回さず、グラブを思い切りたたいた。「後を考えず、先頭から一人一人打ち取っていく気持ちだった」。序盤からガッツポーズ連発で気迫むき出しの力投。7回1失点で、自身1か月ぶりの2勝目をもぎ取った。

前半は苦しかった。初回1死満塁、2回2死二、三塁で踏ん張るも、3回にロペスの右犠飛で先取点を献上。低めの球を見極められ、3回まで2四球を与えた。「序盤はリズムが悪かった。苦しいと思ったけど中盤以降はベース上で勝負しようと。誠司(小林)のリードも良かった」。4回以降145キロ前後の直球、シュート主体に修正。ストライク先行の理想の投球を思い出し、よみがえった。

まさかの「差し入れ」で原点に返った。G球場で調整した4日、ロッカーへ戻る途中に通った客席で女性から呼び止められた。「この試合、うちが負けたんですよ」。手渡されたのは、中学時代の地区大会の試合の写真。女性の正体は、当時の対戦相手の関係者だった。18年前のお宝写真をなぜ、今プレゼントされたかは不明だが「うわー、懐かしい」を連呼。がむしゃらに、プロを夢見て腕を振った少年時代を思い出した。

投球スタイルも若々しさを取り戻した。6月2日のオリックス戦(京セラD)以来、自身3試合白星から遠ざかっていた。何かを変えないと―。考え、導き出した答えは攻撃的な投球だった。慎重になって球数が増え、長い回を投げられないのはもったいない。「攻めていこうと思います」。プロ15年目の33歳。ベテランと呼ばれる域に入ったが、老け込むのはまだ早い。

8回1失点に抑えた6月30日の中日戦(東京D)に続き、2試合連続の好投。由伸監督は「大竹の頑張りをみんなが感じたんじゃないかなと思います」とたたえた。代打を送られた7回の攻撃。大田の勝ち越し打の瞬間、ベンチで跳びはねて手をたたいた。「すごくうれしかったです」。野球少年のような満面の笑みで、チームの勝利を喜んだ。

2016年7月9日 スポーツ報知掲載

Re: 大竹寛 情報
管理人 / 2016-07-09 08:52:00 No.35212
巨人・大竹寛、1カ月ぶり白星「中盤から打たせてとることができた」

先発の大竹は7回8安打1失点で6月2日のオリックス戦(京セラドーム)以来、約1カ月ぶりの2勝目(1敗)を挙げた。前半はピンチの連続で三回に先制を許したが、中盤からはチェンジアップを効果的に使い、好調のDeNA打線を封じ込んだ。「中盤から打たせてとることができた。小林のリードもよかった」と、この日復帰した小林誠にも感謝していた。

2016年7月9日 サンケイスポーツ掲載

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