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野球部 情報
管理人 / 2016-07-16 21:52:00 No.35308
八潮南−正智が再試合 市川越、所沢商にサヨナラ勝ち

第6日は6球場で3回戦16試合を行い、初の4回戦進出を目指す八潮南とDシード正智深谷の一戦は延長十五回、2―2で引き分け再試合となり、17日に熊谷公園の第3試合(15時開始予定)で争われる。

昌平は右横のエース岩瀬が7安打を浴びながらも、緩急自在に要所を締めてDシードふじみ野を1―0と完封。市川越は逆転を許した直後の九回、1死二塁から石井が左翼線へ同点二塁打。なおも2死一、二塁で横田が中前適時打を放ち、所沢商に5―4で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

Aシード浦和学院は坂戸を2―0で退け、武南は菊川の決勝打で秀明英光に5―4と延長十回サヨナラ勝ち。三郷北は6―4で上尾南を下し、入間向陽は5―4で川越西に競り勝った。

第7日は17日、3回戦残り17試合を実施し、4回戦に進む32チームが出そろう。

★【浦学】坂戸に2−0 エース榊原が5安打完封

浦和学院はエース右腕榊原が5安打完封。二回に左翼フェンス直撃の適時二塁打を放つなど投打に活躍した。坂戸は好機で一本が出ず。

★エースが投打で輝き

初戦に続いてエース右腕榊原が投打で輝いた。二回1死二塁から左翼フェンス直撃の先制打を放つと、本職の投球でも坂戸打線を5安打完封。「立ち上がりは球が浮いた」と一回に満塁のピンチを招いたが、後続を遊直に抑えた。

一つ一つのプレーに気迫をみなぎらせ、「打った後にアウトカウントを間違えたり、満足できる内容ではなかった」と飽くなき向上心を燃やす。王座奪還の使命を背負う右腕は「ここから連戦。絶対に負けられない」と表情を引き締めた。

★坂戸、粘り浸透でナイン一丸

ピンチでも笑顔を絶やさず、秋春県大会王者の浦和学院を相手に粘り強く戦い抜いた。右横から緩急巧みに四隅を突いて自責点1と好投したエース長野は「負けは負けで悔しいが、チーム一丸となって戦えた」と誇らしげに前を向いた。

今年3月まで朝霞を率い、この春に赴任した宮川監督は「初めは互いの求めるものがかみ合わない日々だったが、徐々にミスの連鎖がなくなり、粘っこくなった」。指揮官が信条とする"粘り"がナインに浸透。強敵との一戦で、成果を発揮した。

一回から2死満塁と浦和学院の右腕エース榊原を攻め立てたが、6番茂呂の鋭い打球は遊撃手の正面。2点差を追う九回には「追い付くまでつないでいこう」(宮川監督)と2死から大谷木、高橋の連打で一、二塁の好機を築いたものの、後続が空振り三振に倒れた。

宮川監督は「諦めなければ終盤に必ずチャンスは来る」と大粒の汗を拭う。長野は「宮川先生の野球はみんな楽しそうにプレーする。後輩たちには、自分たちよりも強くなってほしい」と次世代に期待を込めた。

2016年7月17日 埼玉新聞掲載

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