市川越、浦和学院を破る　左腕メンディス、投打に大活躍

１８日の埼玉大会４回戦で、昨年春の選抜４強など甲子園に春夏計２２回出場の浦和学院が０―１で市川越に敗れた。

市川越の２年生左腕メンディス海投手に八回まで５安打に抑え込まれ、投手が代わった九回も走者を出したが後続がつながらず。今大会初失点となった二回の１点を、最後まで取り返せなかった。

無安打に終わった諏訪賢吉（ただよし）主将（３年）は「打線をつなげられなかった」。森士（おさむ）監督は「攻撃のリズムがとれなかった」と悔やんだ。

メンディス投手は「昨晩はプレッシャーで寝付けなかった」と言いながらも打たせてとる好投。打っても三塁打を放って決勝のホームを踏み「力を全部出し切った」と笑顔がはじけた。

2016年7月18日　朝日新聞　ネット配信

甲子園常連の名門・浦和学院が４回戦で姿を消す

埼玉県大会で波乱が起きた。Ａシードの浦和学院が、市立川越に０−１で敗れ、４回戦で姿を消した。

浦和学院は、両チーム無得点で迎えた２回に先制を許す。反撃に出たい浦和学院だったが、市立川越の先発・メンディスを前に、毎回のように走者を出すも、ホームを踏むことができない。０−１と後がなくなった９回は、メンディスの後を受けて登板した早川の前に、１点を還すことができなかった。

浦和学院は2013年の選抜で全国制覇を果たすなど、これまで春夏通じて甲子園に２２回出場している名門校。春季埼玉大会の決勝では、昨夏の埼玉県王者の花咲徳栄を７−６で下すなど、今夏は３年ぶりの甲子園出場が期待されていた。

2016年7月18日　Baseball　King　ネット配信

波乱続々　春の県王者浦学敗れる、敦賀気比は初戦で涙、５季連続逃す

第９８回全国高校野球選手権大会（８月７日から１５日間、甲子園）の地方大会で１８日、強豪校が相次いで敗れる波乱が起きた。

埼玉大会４回戦では春の県王者で甲子園に春夏計２２回出場の浦和学院が市川越に０―１で敗戦。市川越の２年生左腕メンディス海に抑え込まれた。

福井大会では強豪・敦賀気比が坂井に敗れまさかの初戦敗退。５季連続甲子園はならなかった。２―２の延長１５回に２点を奪われ力尽きた。

愛媛大会では第１シードの川之江が松山聖陵に１―５、第２シードの済美が６―９で新居浜商でともに敗れた。

2016年7月18日　スポーツニッポン　ネット配信