浦和学院、３回戦敗退／中国総体

★徹底マークにチーム悪循環

全国制覇を目指していた浦和学院は持ち味を発揮できぬまま、３回戦で敗退。岩本監督は「連動しなきゃいけない部分が連動できず、単発になった」と思い通りにいかなかった攻撃を嘆いた。

身長１９３センチでユース日本代表の高野が相手の徹底マークで封じられたことで、チームが悪循環に陥った。パスを途中で分断され、ゴール前へ侵入できず、苦し紛れに外からシュートを打たされる場面も多かった。山本の８得点などで抵抗したが反撃も及ばなかった。

主将の高野は「自分たちのやってきたことが全く出せなかった。国体があるので切り替えて、一からやり直す」と次の大舞台での雪辱を誓った。

2016年8月5日　埼玉新聞掲載