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西野真也 情報
管理人 / 2016-08-27 09:06:00 No.35693
西野真也 36期 現:明治大
日本一への飽くなき挑戦 ストイックな強肩捕手 西野真也
 
毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手が入部してきた。その中でも活躍が期待される注目の選手を全10回にわたって特集する。

堅守の捕手が、試合を締める。強肩をはじめとした安定した守備力で、浦和学院高の正捕手を務めていたのが西野真也(政経1=浦和学院)だ。3年次では強豪校を次々と撃破しセンバツでチームをベスト4に導いた。十分な実績を引っ提げて、大学野球の世界に繰り出した。

「日本一になりたい」。取材の中で、何度も口にしたフレーズだった。幼い頃からのその夢が、西野の原動力であり、野球を続けていく上での支え。夢を叶えるため、レベルの高い場所を、さらなる強さを求め続けた野球人生。そうして今、たどり着いたのが明大だった。

野球への思いは、昔から強かった。幼少時代、家までの帰り道で途中にあったグラウンドに心惹かれた。「野球がやりたい」。親に何度断られても頼み込み、ついに小学3年生で野球を始めた。中学は前田健太(現ドジャース)を輩出した名門・忠岡ボーイズでプレー。この頃から親元を離れ、レベルの高い関東に行きたいという思いを強く持ち、卒業と同時に浦和学院へ進学した。大阪から単身埼玉へ。ホームシックもほとんど感じなかった。過酷な寮生活の中に自分を置き、ただひたすらに野球と向き合い続けた。その甲斐もあり、高校ではセンバツベスト4、2度の関東大会制覇などの成績を残した。しかし、目指した場所には届かなかった。

今度は大学で念願を果たす。自主練習が大事になる大学の環境は、ストイックな性格に適していた。負けず嫌いの西野にとっては同じ六大学で、かつてバッテリーを組んでいた小島(早大)や江口(立大)の存在もいい刺激になっている。江口(立大)は同学年で、苦楽をともにした仲間だが、今はライバル。「新人戦で対戦して打てなかったので、今度対戦したら絶対打とう」と闘志を燃やした。

課題は未だ多い。新人戦では、2打席無安打に終わり、力不足を実感した。まずはトレーニングなどの基礎練習で下半身を鍛え打撃の強化を図る。目標は、攻守でチームに貢献する牛島将太捕手(営4=門司学園)のような選手だ。「しっかり盗んで自分も近づけるように頑張っていきたい」と、先輩の存在を自分の糧にしていく。ステージは変わったが、根底にあるものは変わらない。この道を歩み始めたときから、西野の情熱は冷めないままだ。

◆西野真也 にしのしんや 政経1 浦和学院高出 174cm75kg 右/右 捕手
「野球に限らずスポーツの世界はどんな勝負でも負けてはいけないと思う」。格上相手にも勝てると思いながらやる。勝負への姿勢も前向きだ。

明大スポーツ掲載

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