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小島和哉 情報
管理人 / 2016-10-17 07:42:00 No.36267
小島和哉 35期 現:早稲田大
早大・小島、無敗明大を8回0封斬り!「黒星つけてやろうと」

早大・小島(おじま、2年)は目の前での明大の優勝を阻止し「(無敗の明大に)黒星をつけてやろうと思っていた」と充実感をにじませた。切れのある140キロ前後の直球で8回6安打無失点。埼玉・浦和学院高出のセンバツ優勝左腕が、通算11勝目を挙げた。前日15日の1回戦で明大・柳に20三振を奪われた打線は、1年生捕手の小藤が2安打3打点と奮起。「最近はピッチャーが頑張っていたので、よかった」と笑みを浮かべた。

完封勝利に早大・高橋監督
「きょうは小島につきます。(20三振を喫して敗れた)きのうのショックからか元気がなかったので、選手たちには『元気を出せ』と言っていた」

2016年10月17日 サンケイスポーツ掲載

Re: 小島和哉 情報
管理人 / 2016-10-17 07:56:00 No.36268
今秋負けなし明大から1勝!小島は8回無失点!/明大2回戦

1回戦は延長12回まで粘ったものの、惜しくも1−3で敗れた早大。直前に行われていた慶大対立大2回戦では慶大が勝利しており、この試合に負けると、目の前で明大の優勝を目撃することになる。何がなんでも落とせないこの試合。しかし、そのプレッシャーを跳ね返すように小島和哉(スポ2=埼玉・浦和学院)が8回無失点と好投。打線も少ない好機を生かして好投手から2点をもぎ取り、9回にもダメ押しの2点を追加した。勝ち点奪取を目指して、あす以降の3回戦へと臨む。

先発投手は今秋負けなし、防御率リーグ2位を誇っている小島。1回の初球から2段モーションで審判から注意を受け、先頭打者に中前打を許す。後続に得点圏へと走者を進められピンチ招くも、しっかり中軸を抑えた。その後は味方の好守にも助けられ、落ち着きを取り戻したように見えたが、4回1死から相手の4番、5番に連打を浴びる。しかし、小島・小藤翼(スポ1=東京・日大三)の下級生バッテリーはこのピンチにも動揺せず、直球主体で後続を打ち取った。援護をもらった5回から7回までは、序盤に招いたピンチを忘れさせるようなほぼ完璧な投球を見せる。8回にも無死から右中間に長打を浴び、三塁へ進まれるも、得点は許さず。9回には柳澤一輝(スポ3=広島・広陵)が登板し、きっちりと3人で抑えてみせた。早大投手陣、うれしい今秋2度目の完封劇だ。

小島の粘投に野手陣が応えるかたちで得点し、小島も少ない点差を守り抜いた。今秋負けなしだった首位・明大の最短優勝を阻止した、この場面で1勝を挙げた意味は大きい。勝ち点の行方は次戦以降に持ち越しとなったが、優勝には3回戦で勝利し勝ち点を取ることが絶対条件。1回戦で好投した明大のエース柳裕也主将(4年)をどう撃破するかがカギとなる。優勝のチャンスはまだ、残されている。春は成し遂げられなかった天皇杯奪取に向けて、稲穂軍団の戦いは続いていく。

小島和哉(スポ2=埼玉・浦和学院)
――優勝に向けて負けられない一戦でしたが、登板前プレッシャーはありましたか

あまりなかったですね。まずは自分の投球をすることだけを気を付けていました。

――負ければ目の前で胴上げの瞬間を見るという意識はあったのですか

(相手は)まだ1回も負けていないチームだったので、逆にやる気になるというか。1回でも(明大に)黒星を付ける、自分がその一人になりたいと思って。ワセダの投手の中で自分がその投手になりたい気持ちが結構強かったです。

――好調の明大打線でしたが、警戒する打者はいましたか

もう全員ですね。

――ロースコアが続く中の投球でしたが、特に注意したことはありましたか

始まる前からロースコアになるだろうなとは予想していたので、とりあえず1イニングの中で取られても1点で抑えようという考えで。1イニングの中で大量失点しないようにすることだけを気を付けて投げていました。

――8回は先頭打者に二塁打を打たれて、3番・佐野恵太選手(4年)との対戦ではどのような意識で臨みましたか

審判(の判定)で外が広かったのが結構大きくて、外攻めで最後は自分のいい球を投げて打たれても後悔しなければいいなという気持ちで。すごくいい打者なので、結果抑えられて良かったなと思います。

――7回の味方打線の追加点で気持ちは楽になりましたか

あまり得点を取っても一喜一憂しないように、とりあえず自分はゼロで抑えたり、1イニングで大量失点しないように考えていたので。得点はうれしかったですけど、気にしないで投げていました。

――今季の中でもベストに近い投球だったと思いますが、振り返ってどのボールが良かったなどはありますか

大学に入ってからでも、自分の中では結構良かったなという印象です。きょうの試合を迎えるにあたって調子が悪い時期がずっと続いていたので、何かきっかけはつかめたのかなと。あとでもう一度動画を見直したりして、何が良かったか悪かったかをきちんと反省して、もっといい投球ができるようにしていきたいと思っています。

――調子が悪いというのは、ブルペンであまり球がいってなかったのでしょうか

いや、体の調子もあまり良くなかったです。投球練習自体、今週はあまりしていなかったので。木曜日に20から30球くらい投げて、一発本番みたいな感じだったので。うまくいい結果になって良かったです。

――調子が悪い時何か自分の中で変えた部分はありましたか

やはりきのうの柳さん(裕也主将、明大4年)の投球を見て、自分の中ではスピードもそこそこ出ていましたけど、制球良く投げていたのがすごく印象に残っていたので。スピードやキレというよりはコースを突いていく投球が大事だときのうあらためて見てすごく思いました。きょうはそこだけを意識して、スピードはまったく気にしないでコース良く投げることを意識しました。

――優勝を前にした明大打線に硬さを感じられた部分はありましたか

自分が投げることに必死だったので、あまりよく分からないですね。

――8回での交代となりましたが、何か理由はあったのでしょうか

100球を目安にしていたのと、(9回に)2点差から4点差に開いたので。自分が8回の先頭に走者を出したので、ここで代わった方が勝つには確率が高いと思いました。

――自身初の完封勝利も懸かっていましたが

あまり気にしていないですね。とりあえずチームが勝つことが一番良いので。

――次は勝ち点獲得に向けてとなると思いますが、チームとして勝ち点を取るという雰囲気は感じますか

自分はあまり先のことは考えずに、きょう勝つことだけを考えてやっていたので。きょう勝ててそれをあしたにきちんとつなげて少しでも粘れれば、それが来年の春につながるとは思います。

2016年10月17日 早大スポーツ掲載 一部抜粋

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