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坂本一将 情報
管理人 / 2016-10-17 17:36:00 No.36270
坂本一将 29期 現:石川ミリオンスターズ
野手 ♯5

石川のショート、坂本の球歴は華やかだ。
府中リトルでは世界一、シニアでも日本一を経験。
その後、浦和学院高校から東洋大を経てセガサミー。常に球界の「ど真ん中」を歩いてきた。
誰もがうらやむ環境で野球を続けながら、やはり目指したのはNPBだった。

★長谷川潤の背中を追って

だが、社会人3年目となった昨年も、ドラフトでは名前を呼ばれなかった。
そのドラフト会議では、石川の長谷川潤が巨人から育成指名を受けていた(現支配下)。
長谷川は小学・中学の1年後輩だった。新聞に懐かしい名前を見つけて、坂本は驚く。
「独立でやりたい。1年で勝負したい」
恵まれた環境を捨て、独立リーグでのプレーを決心する。
そして11月のトライアウトを受験。長谷川と同じ石川に指名され、金沢に乗り込んだ。

★若い選手のお手本に

独立リーグにやってくると、すべてが一転した。寮があるわけでもなく、食事も含めてすべて自力でなんとかしなくてはならない世界。
が、自ら決断して選んだ環境を、前向きにとらえる。
「逆に発奮しました。やるかやらないか、全部自分の行動で決まる。自己責任だからこそ頑張れます」
武器は堅実な守備と俊足。シーズンを通してショートを任され、71試合で失策はわずか5。
抜群の安定感で守備陣の中心となり、石川の「リーグ最少失策」を支えた。
攻撃面でもトップバッターに定着し、安打数93はリーグ3位タイ、盗塁19は4位タイ。
渡辺正人監督は、坂本の真摯な姿勢が「若い選手のお手本になった」と評価を惜しまない。
「文字通りの”攻守の要”。坂本が攻守の中心にいる事で、今年の強い石川が出来あがった」

★野球運の強さ

学生時代にコーチとしてシニアの坂本を指導した花木琢磨さん (現ルートインジャパン)は、坂本に「野球運の強さ」を感じるという。
「リトルで世界一になり、高校も甲子園。大学選手権でも優勝しているんです。彼が行ったチームはことごとく強くなった」
もちろんそれは「運」だけの話ではない。
石川がそうであったように、坂本がいることによりチームがひとつ階段を上がったのだ。
今年26歳。最後のチャンスは、自力でもぎ取りたい。

■プロフィール
坂本 一将(さかもと かずまさ)野手 右投・左打 1990年11月16日生 25歳(10月20日NPBドラフト会議日年齢)
身長162cm 体重65kg 東京都出身
【野球歴】
浦和学院高校‐東洋大学‐セガサミー‐石川ミリオンスターズ(2016ー)

石川ミリオンスターズ 公式サイトより転載

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