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坂本一将 情報
管理人 /
2016-12-06 19:45:00
No.36546
坂本一将 29期 現:石川ミリオンスターズ
リトル世界一 シニア日本一 浦和学院 甲子園出場 東洋大 セガサミー
華々しい球歴から決意のBCL石川入り
「最後の1年でつかんだプロの夢」
オリックス育成4位 「ここからが勝負」
プロ野球・独立リーグ「ルートインBCL」の石川ミリオンスターズ・坂本一将内野手(26)が、日本野球機構(NPB)のドラフト会議でオリックスに育成4位で指名された。身長1m62と小柄だが、50m5秒8の俊足を生かしたプレーが持ち味。小学校・中学・高校・大学・社会人と「エリート街道」を歩んできた男が「最後の1年」と決めて挑んだBCLの舞台で夢をつかんだ。
★守備と俊足で支配下勝ち取る
成長の1年
「やっと挑戦権を得た。ここからが勝負だな」
10月20日のプロ野球ドラフト会議でオリックス育成4位で指名を受けた瞬間、坂本はうれしさよりも安堵の気持ちを感じていた。
「もっとうれしいかと思いましたが、ホッとした方が強かった。涙も出なかった。『ここからだな』という思いでした」
それは、これまで歩んできた道のりと、BCLでの1年に懸けた執念から出た言葉だった。
坂本が歩んできた球歴は華々しいものだった。武蔵府中リトル時代は中1の時に世界一に輝いた。武蔵府中シニアでも日本一を経験した。浦和学院では3年夏に甲子園に出場し、東都の名門・東洋大に進学。同期には土肥寛昌(現ヤクルト)緒方凌介(現阪神)がいた。卒業後は社会人のセガサミーに入団し、プロ野球を目指した。
しかし社会人3年目が過ぎてもドラフトで指名される事はなかった。
「年齢的にもあと1年と考え、『可能性が広がるなら』とBCLからNPB入りを目指そうと思いました。リトルシニアの後輩だった長谷川潤(石川−巨人)がBCLから巨人入りした事も決断の1つになりました」
昨年末から今年2月にかけて戦える身体を作り上げた。「食事を変えて体重を7キロ絞りました。シーズンの頭からベストな状態で挑もうと思った」
2月のトライアウトで合格した石川に入団。最初は、「専用グラウンドも雨天練習場もない練習は初めてで戸惑った。」というが、限られた環境でも対応しようと前向きに考えた。この1年で人間的に成長できたと話す。
★50メートル 5秒8
50mを5秒8という俊足を武器に開幕から「1番・遊撃」として出場。6月19日には前期優勝を決める勝ち越し中前適時打を放つなど活躍を見せた。71試合に出場し、打率.305、19盗塁(リーグ4位)、石川の西地区優勝に貢献。何より堅実な守備でチームのピンチを幾度となく救った。
そのスピードあふれるプレーがスカウトの目に留まり、オリックスが育成4位で指名。しかし、坂本の目指す終着点はここではない。
「年齢的にもだめなら1年でくびになる。守備とスピードを武器に、最初の新人合同自主トレから完全な状態で臨みます」
まずは支配下を勝ち取り、1軍出場を目指す。
サンケイスポーツ 電子版掲載
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リトル世界一 シニア日本一 浦和学院 甲子園出場 東洋大 セガサミー
華々しい球歴から決意のBCL石川入り
「最後の1年でつかんだプロの夢」
オリックス育成4位 「ここからが勝負」
プロ野球・独立リーグ「ルートインBCL」の石川ミリオンスターズ・坂本一将内野手(26)が、日本野球機構(NPB)のドラフト会議でオリックスに育成4位で指名された。身長1m62と小柄だが、50m5秒8の俊足を生かしたプレーが持ち味。小学校・中学・高校・大学・社会人と「エリート街道」を歩んできた男が「最後の1年」と決めて挑んだBCLの舞台で夢をつかんだ。
★守備と俊足で支配下勝ち取る
成長の1年
「やっと挑戦権を得た。ここからが勝負だな」
10月20日のプロ野球ドラフト会議でオリックス育成4位で指名を受けた瞬間、坂本はうれしさよりも安堵の気持ちを感じていた。
「もっとうれしいかと思いましたが、ホッとした方が強かった。涙も出なかった。『ここからだな』という思いでした」
それは、これまで歩んできた道のりと、BCLでの1年に懸けた執念から出た言葉だった。
坂本が歩んできた球歴は華々しいものだった。武蔵府中リトル時代は中1の時に世界一に輝いた。武蔵府中シニアでも日本一を経験した。浦和学院では3年夏に甲子園に出場し、東都の名門・東洋大に進学。同期には土肥寛昌(現ヤクルト)緒方凌介(現阪神)がいた。卒業後は社会人のセガサミーに入団し、プロ野球を目指した。
しかし社会人3年目が過ぎてもドラフトで指名される事はなかった。
「年齢的にもあと1年と考え、『可能性が広がるなら』とBCLからNPB入りを目指そうと思いました。リトルシニアの後輩だった長谷川潤(石川−巨人)がBCLから巨人入りした事も決断の1つになりました」
昨年末から今年2月にかけて戦える身体を作り上げた。「食事を変えて体重を7キロ絞りました。シーズンの頭からベストな状態で挑もうと思った」
2月のトライアウトで合格した石川に入団。最初は、「専用グラウンドも雨天練習場もない練習は初めてで戸惑った。」というが、限られた環境でも対応しようと前向きに考えた。この1年で人間的に成長できたと話す。
★50メートル 5秒8
50mを5秒8という俊足を武器に開幕から「1番・遊撃」として出場。6月19日には前期優勝を決める勝ち越し中前適時打を放つなど活躍を見せた。71試合に出場し、打率.305、19盗塁(リーグ4位)、石川の西地区優勝に貢献。何より堅実な守備でチームのピンチを幾度となく救った。
そのスピードあふれるプレーがスカウトの目に留まり、オリックスが育成4位で指名。しかし、坂本の目指す終着点はここではない。
「年齢的にもだめなら1年でくびになる。守備とスピードを武器に、最初の新人合同自主トレから完全な状態で臨みます」
まずは支配下を勝ち取り、1軍出場を目指す。
サンケイスポーツ 電子版掲載