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大竹寛 情報
管理人 / 2017-04-17 06:56:00 No.37035
大竹寛 22期 現:巨人
【巨人】大竹がまた竜倒!自身13年ぶり開幕連勝

強気に、果敢に攻めた。両軍無得点で迎えた6回2死二、三塁のピンチ。大竹寛がカウント1―1から平田に投じたのは、内角へ食い込むシュートだった。力のない打球が遊撃に転がる。チェンジだ。一打で2失点が危ぶまれた場面も、堂々と抑えた。「相手より先に、何とか点を取られないよう、粘りで投げました。丁寧に丁寧に投げられた結果だと思います」。7回途中を無失点。83球の熱投を終え、大粒の汗を拭った。

吉見との投手戦。一歩も引かなかった。立ち上がりは完璧。初回、わずか7球で上位打線を3者凡退に打ち取ると、4回まで1人の走者も許さず、相手打線を沈黙させた。6回には1死一、三塁の危機を招くが、無失点のまま継投陣へとバトンタッチ。先発として今季初の完封リレーに貢献し、「こういう試合をどんどん作れていければ良い。どんどん勝っていきたい」と充実感を漂わせた。

投手として、円熟味を増した姿を見せつけた。春季キャンプのブルペンで取り組んだのは、縦変化のスライダーやカーブの精度向上。スライダーやシュートを軸にした昨季の投球から幅を持たせるために磨きをかけた。この日の試合では、試合前のミーティングで小林と配球を確認。縦の変化と緩急を使って凡打の山を築き「(小林)誠司と意思疎通がしっかりできた。強気のリードに応えられて良かった」と女房役をたたえた。

それでも「7回の壁」が宿題として残った。今季ここまで3登板は全て7回途中での降板。この日も7回2死一塁と走者を置いて降板した。「7回に最後まで投げきることができなかった。それが今後の課題」。気を緩めず、さらなる向上を誓った。

2017年4月17日 スポーツ報知掲載

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