実戦形式で３５人、審判技術を学ぶ　／埼玉

県野球協会は２２日、さいたま市の日本通運総合運動場で今年度の審判技術講習会を開いた。埼玉県をはじめ山梨県や栃木県を含めた３５人が参加し、日通野球部に加え、浦和学院の野球部員約３０人も協力。実戦形式で審判技術を磨いた。

講習会では球審役としてボール、ストライクの判定や、打球が飛んだ時のカバーリング、併殺や挟殺時の位置取りなど、基本技術を念入りに確認した。

２９日には都市対抗野球の県予選が開幕する。講師役の日本野球連盟規則・審判委員会の中本尚委員長は「セーフかアウトか、どっちなのかという時、みんなが納得する判定をしなければならない。そのためには良い位置取り、ジェスチャー、タイミングで判定する必要がある」と話した。

2017年4月23日　毎日新聞埼玉版掲載