浦和学院・森監督、聖望学園に逆転勝ちも
「完全な負けゲーム。夏はノーシードからかなと思った」

高校野球春季埼玉県大会は２７日、埼玉・県営大宮球場で２回戦が行われ、第１試合は浦和学院が聖望学園に５−４で逆転勝ちし、３回戦進出を決めた。１点差を追った浦和学院は、九回二死一塁で、６番・秋山拓海捕手（３年）の高く上がった打球が深く守った中堅手の前に落ちる幸運な同点打で追いつき、さらに二死一塁で７番・本田渉外野手（３年）の中越え二塁打で逆転し、六回から救援した左腕・佐野涼弥投手（２年）が守り切った。

浦和学院・森監督は首をかしげながら、「完全な負けゲーム。途中で（１６強入りができずに）夏はノーシードからかなと思った。そうだったら３２年ぶり…、という状況で、運だけで勝てた。神様がもうちょっと試合をしろということだったと思う」と話した。

2017年4月27日　サンケイスポーツ　ネット配信