女子部員もグラウンド整備ＯＫに　高校野球埼玉大会

７月に開幕する第９９回全国高校野球選手権埼玉大会（朝日新聞社、県高野連主催）から、女子部員がグラウンド整備に参加できることになった。３０日に開かれた県高野連（吉野龍男会長）の理事会で決まった。

昨年の大会から女子部員がボールガールを務められることになったのに続き、試合に関われる機会を拡大することが狙い。試合前のノックの後や、試合中の休憩時、試合終了後にグラウンドに入り、整備ができることにした。

県高野連の小山友清専務理事は「女子部員も普段から練習に参加している。選手と少しでも近いところで試合に参加してもらえれば」と話す。

今大会には連合チームを含め１６１校１５６チームが参加を予定。７月８日に県営大宮球場で開幕し、２６日に同球場で決勝がある。

2017年5月31日　朝日新聞埼玉版掲載