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野球部 情報
管理人 / 2017-06-02 19:57:00 No.37606
【野球】2000年生まれ“ミレニアム世代”は逸材続々

今春のセンバツでは、優勝した大阪桐蔭の主力ら2000年度生まれの2年生、“ミレニアム世代”の活躍が目立った。その後の春季大会を各県で取材したが、センバツに出ていなかったチームにも、思わずうなってしまう楽しみな2年生が今年は多い。

“ミレニアム世代のドクターK”も埼玉にいる。浦和学院の最速141キロ左腕・佐野涼弥投手だ。春の県大会は3回戦・本庄東戦で16奪三振完封。関東大会でも全4試合にリリーフして11回1/3を無失点、17奪三振の快投で、優勝に貢献した。

三振を量産する最大の武器は、鋭く落差も大きいスライダー。直球と同じ握り、腕の振りで、手首の角度だけを調節して変化させる。相手のバットが次々と空を切る様は、あの松井裕樹(楽天)をほうふつとさせる。

「スライダーに頼り過ぎている。真っすぐで空振りを取れるようにしたい」。そう課題を挙げた佐野だが、横浜、前橋育英、日大三、東海大相模といずれも甲子園優勝経験のある強豪を封じた関東大会の結果には「自信になりました」と、笑みをこぼした。同学年に強打者がそろう状況にも「自分がどれだけ通用するのかやってみたい」と目を輝かせる世代No.1左腕候補。まずは今夏の甲子園切符をもぎとりたいところだ。

夏の大会は、3年生のドラフト候補や“スーパー1年生”が話題になることが多い。ただ、今年は2年生が“夏の主役”を務めるチームも増えるのではないかと感じてならない。

2017年6月2日 デイリースポーツ掲載 一部抜粋

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