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ハンドボール部 情報
管理人 / 2017-06-25 10:56:00 No.37762
高校ハンド
男子、浦和学院27連覇/県総体

(最終日・三郷総合体育館)
男女決勝を行い、男子は関東大会県予選王者の浦和学院が浦和実に22−21と競り勝ち、27年連続29度目の栄冠を獲得した。21−21で迎えた後半の残り1秒で久住が決勝ゴールを決めた。

優勝校が全国高校総体(8月5〜10日・福島)に出場する。

★捨て身の7人攻撃 残り1秒、劇的ドラマ 浦和学院

「7人攻撃でいこう」。21−21の後半残り32秒、ベンチ前に集まった浦和学院の選手たちはGKをフィールドプレーヤーに変えた捨て身の策を選択。ゴール前、7人でじっくりと球を回し、機をうかがった。残り1秒。高く跳び上がり放たれた久住のシュート。ゴールネットに突き刺さった瞬間、試合終了のブザーがコートに鳴り響いた。

久住は「どうすれば入るか考えられないほど夢中だった」とうれしそうに汗を拭う。後半24分まで18−21と劣勢の展開でも粘り強く堅守速攻のスタイルを貫いた。指揮を執った林コーチも「選手たちがやってくれると信じていた」と喜んだ。

県新人大会の決勝リーグ浦和実戦は終了間際、7人攻撃を仕掛けるも決めきれず王座を譲った。主将の杉山は「うれしいよりもほっとしている」と胸をなで下ろす。

決勝は名将・岩本監督が体調不良で不在だった。それでも、劇的勝利を収め、全国切符をつかんだ。主将の杉山は「監督の指導のおかげで3年生は最後に意地を見せられた」。感謝を胸に全国の舞台で飛躍を誓った。

2017年6月25日 埼玉新聞掲載

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