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野球部情報
管理人 / 2017-07-24 21:50:00 No.38137
決勝は浦和学院VS花咲徳栄
夏の決勝で初、26日激突

第99回全国高校野球選手権埼玉大会第13日は24日、県営大宮球場で準決勝2試合を行い、ともにAシードの浦和学院と花咲徳栄が26日の決勝に進んだ。浦和学院は4年ぶり17度目、花咲徳栄は3年連続6度目の決勝進出。昨秋、今春の県大会決勝と同カードで両校が夏の決勝で顔を合わせるのは初めて。埼玉を代表する両雄が甲子園への切符を懸けた大一番で激突する。

名門同士のぶつかり合いとなった浦和学院―春日部共栄は、秋、春に続く今季県大会3冠を目指す浦和学院が3―2でサヨナラ勝ち。九回に蛭間が右前打で出塁。山本が犠打で送り2死後、本田が内野安打を放って決勝点を奪った。二回に秋山がソロ本塁打、五回には森川のスクイズで得点した。

春日部共栄は七回、谷島の適時打と暴投で2点を挙げ、同点とした。しかし、八回の2死二塁の勝ち越し機に主砲山本の左中間へのライナーが浦和学院のセンター山本に好捕されるなど、1点に泣いた。

花咲徳栄は山村学園を11―1で退けた。2―1の七回、西川が中越えに満塁ランニング本塁打を放つなど、一挙9点を奪い試合を決めた。西川は今大会4本塁打。

初の4強に名乗りを上げた山村学園は、先発の1年生左腕和田が準々決勝に続き粘投。強打の花咲徳栄打線を2失点に抑えたが、七回以降、代わった投手陣が踏ん張り切れなかった。

4年ぶり13度目の頂点を目指す浦和学院と、1県1校代表制では史上初の3連覇を狙う花咲徳栄。春、秋を合わせた過去10年の県大会決勝では9度顔を合わせているが、夏の決勝対戦は初。

両校は秋季、春季県大会の決勝でも激突。秋は延長十一回の末、浦和学院が4―3でサヨナラ勝ち。春も延長までもつれ込む熱戦を演じ十回の末、浦和学院が7―6でサヨナラ勝ちした。

決勝は26日午前10時、県営大宮でプレーボール。

2017年7月25日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 06:57:00 No.38138
★底知れぬ勝負根性 浦和学院

これぞ、浦和学院というべき勝ち方だ。

放った安打はわずかに5安打。それでも好機を何が何でも仕留める勝負強さと執念で、夏の大会では15年ぶりの対決となった宿敵・春日部共栄に今大会2度目のサヨナラ勝ち。過去3年間、逃してきた決勝切符をまずは手にし、森監督は「最後にきて、選手がよく成長してくれている」と満足そうにうなずいた。

偉大な先輩たちから代々受け継がれる底知れない勝負根性が、最後の場面に凝縮されていた。

2−2の九回、2死二塁。本田の強烈な打球が二遊間を襲う。だが、3年ぶりの甲子園へ執念を燃やす春日部共栄の主将、二塁手川畑が飛び付き、グラブに当てた。転々とするボール。ぐるぐる腕を回す三塁コーチャーの赤岩に勇気をもらい、二塁走者蛭間に迷いはない。

三塁ベースを全力で蹴る。はじいた打球に追い付いた川畑からワンバウンドのストライク送球。蛭間は体を傾け、やや回り込みながら、頭から突っ込んだ。捕手又吉のタッチをかいくぐり、一瞬早く左手でホームベースを触った。主審の両手が横に開く。サヨナラ劇に、普段は冷静な浦学ナインも喜び爆発だ。

報道陣から知らされるまで中堅に抜けたと思い込んでいた蛭間は「とにかく一心不乱だった」と決死の好走塁を誇った。

2−2とされた八回には2死二塁で左中間への大飛球を中堅手山本が飛び付いて好捕。勝ち越しは許さず、守備でも関東王者の意地を見せた。

聖望学園、春日部共栄と甲子園出場経験のある強豪私学を連続でなぎ倒し、決勝で迎え撃つのは2連覇中の花咲徳栄だ。

4年ぶりの聖地へ、そして史上2校目の3冠へ、最後にして最大の難敵が待ち構えるが「厳しいゾーンを勝ち上がってきたことを自信に思いっきりプレーしてほしい」と森監督。浦学の強さを証明するために、さあ舞台は整った。

★外角直球を強振 初のサヨナラ打

2−2の九回裏2死二塁、カウント2ボール1ストライク。7番本田が「ここで俺が決めるんだ」と4球目の外角直球を踏み込んで振り抜いた。「抜けてくれ」。執念が実り、鋭い打球が横っ跳びした二塁手川畑のグラブをはじいて後方に転がると、二塁走者蛭間が生還した。

外の直球は得意なコースで、森監督からも「外のストレートを思い切っていけ」と言われていた。まさに狙い通りの打撃で「記憶にない」という初のサヨナラ打に、顔がほころんだ。

★扇の要 攻守に奮闘 秋山

秋山が攻守で見せ場をつくり、チームを決勝へ導いた。森監督は「いつもは捕手として引っ張ってくれるけど、攻撃でも良い役割をしてくれた」と背番号2の奮闘ぶりを褒めた。

まずは打撃で魅せた。先制点が欲しい二回。2死走者なしから、「普段は場面に合わせて打つけど、今日は何も考えないようにした」とチェンジアップを強振した。打球は左翼スタンドに突き刺さるソロ本塁打となり、「早くに点を取れて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

捕手としても3投手を巧みにリードした。

七回は3番手佐野のスライダーを後ろにそらし(記録は暴投)、同点とされたが、気持ちを切り替え、その後の2人はいずれも三振に切って取り「ここで抑えられたのが鍵だった」と振り返った。

空いている時間があれば、打撃練習を削ってでも「自分が受け止めなければ勝てない」と捕手練習に力を注ぐ。新チーム結成当初は佐野の一級品のスライダーを止めることができず、試合を落とすこともあったが「当時と比べて捕れるようになった」と成長を実感。決勝でも頼もしい扇の要に注目だ。

★おそろいシャツ 200人一丸で応援

浦和学院は生徒会を中心に応援団「FIRE REDS」を結成し、生徒約200人で応援に駆け付けた。生徒会副会長の2年豊広徳輝さんは「全員で戦っている。苦しいときこそ声援を届けたい」と応援団おそろいのTシャツに汗をにじませながら力を込めた。

2017年7月25日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:03:00 No.38139
浦学、共栄にサヨナラ勝ち 徳栄は山村学園下す

24日は準決勝2試合があり、春日部共栄にサヨナラ勝ちした浦和学院が4年ぶり17回目、山村学園にコールド勝ちした花咲徳栄が3年連続6回目の決勝に進んだ。両校が埼玉大会決勝で対戦するのは初めて。26日午前10時から県営大宮球場で、それぞれ4年ぶり13回目、3年連続5回目の優勝を目指して激突する。

★念じた一打 Vへ王手 本田選手

「ここで俺が決めてやる」。同点で迎えた九回裏2死二塁、浦和学院の本田渉選手(3年)が打席に入った。この日は3打席で1犠打のほかは凡退。悔しい思いを晴らすことができる一打サヨナラの最高の舞台を、仲間が整えてくれた。

4球目の低めの球を捉えた。鋭いゴロが二塁手の左へ。「抜けてくれ」。ぎりぎりで追いつかれたが、打球はグラブをはじいた。二塁から蛭間拓哉選手(2年)が一気に生還。本田君は叫びながら一塁から蛭間君のもとへ駆け寄った。「とにかく勝ちたいという思いがつながった」

2014年から遠のく夏の甲子園に王手をかけた。蛭間君は「チーム全員が役割を果たせていると思う。次も全員で勝つ」。

★打撃直撃 対戦相手が手当て

四回裏、浦和学院の先頭打者の打球が、春日部共栄の大木喬也投手の左ひざを直撃した。大木君が倒れ込むと、浦和学院の一塁コーチ武富舜選手(3年)、三塁コーチ赤岩航輔主将(同)がすぐに駆け寄り、相手投手の足を冷却スプレーで手当てした。

武富君は「練習試合でも相手に気を配る。野球人として当たり前です」。大木君は赤岩君の肩を借りてベンチに運ばれ、試合は7分間中断された。大木君は「もうろうとしてあまり覚えていないけど、相手が『大丈夫?』と言って、介抱してくれた」と相手に感謝。ベンチでの治療後、九回まで続投した。

2017年7月25日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:06:00 No.38140
浦和学院 サヨナラ勝ちで4年ぶり決勝!
捕手・秋山 体を張った捕球で勝利に貢献

浦和学院がサヨナラで春日部共栄を下し、4年ぶりの決勝進出を決めた。

試合後、秋山拓海捕手(3年)の右あごにはくっきりとボールの縫い目がついていた。9回、救援の佐野涼弥投手(2年)が繰り出した鋭いスライダーを顔で止めたからだ。「同点にされたのは自分が逸らしたせい。一個も後ろにやらないという気持ちだった」。ベースの手前でワンバウンドする佐野の宝刀・スライダー。腕の振りが鋭く、打者はことごとく空振りするだけに捕手のブロックが肝心だ。

昨秋も後逸で負けた苦い経験から、秋山は「佐野のスライダーが止められなければ勝てない」と考えた。佐野がブルペンに入れば受け続け、暇さえあればワンバウンドを止める練習を重ねた。自らの打撃練習の時間を削り、朝からストップの練習を1日中続けていたこともあった。「今年に入ってから止められるようになった」。

夏に向けて自信をつけたブロック。この日佐野は2点を追う7回無死一、二塁から登板。暴投で同点にこそされたが、以降は秋山も体を張ってボールを止め、6三振を奪って追加点を許さず、サヨナラ勝ちを呼びこんだ。秋山は打っても2回に先制の左越えソロ。「決勝もリードで引っ張っていきたい」と力を込めた。

2017年7月25日 スポーツニッポン掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:10:00 No.38141
浦和学院がサヨナラ勝ち!
本田、二塁強襲安打で試合決めた

第99回全国高校野球選手権大会埼玉大会(24日、浦和学院3x−2春日部共栄、大宮公園)浦和学院は埼玉準決勝で、春日部共栄に3−2でサヨナラ勝ち。九回二死二塁で、8番・本田渉外野手(3年)が二塁強襲安打で試合を決め、「外の直球を狙った。延長にならないように、俺が決めてやろうと思った」と笑顔。森監督は「厳しい野球を続けて、きょうも結果が出せた。決勝を集大成に」と、4年ぶりの夏の甲子園出場へ手綱を締めた。

2017年7月25日 サンケイスポーツ掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:19:00 No.38142
3年連続か4年ぶりか 26日決勝

第99回全国高校野球選手権埼玉大会(県高野連など主催)は13日目の24日、県営大宮公園球場(さいたま市大宮区)で準決勝2試合が行われ、浦和学院は春日部共栄、花咲徳栄は山村学園にそれぞれ勝利した。3年連続の夏の甲子園出場を狙う花咲徳栄と、4年ぶりの優勝を目指す浦和学院との決勝戦は26日、同球場で午前10時から行われる。

浦和学院の森監督はサヨナラ勝ちにつながった場面を「追いつかれても1つのチャンスを(思い)描いて戦った」と評価。決勝戦に向けては「いままでと同じイメージで戦う」と語った。花咲徳栄の岩井監督は、六回まで点差が開かなかったことに「誰かが長打を打てればと思っていた。とにかく我慢強くよく守った」と振り返り、「いい決勝戦ができる」と話した。

2017年7月25日 産経新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:52:00 No.38143
浦学 春夏連覇へ王手

第99回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、県営大宮球場で準決勝2試合が行われた。春の関東大会優勝の浦和学院は春日部共栄にサヨナラ勝ちして、4年ぶりに決勝に進出した。夏大会3連覇がかかる花咲徳栄は山村学園に七回コールド勝ち。昨秋、今春の県大会決勝と同じ対戦カードとなった決勝は、同球場で26日午前10時から行われる。

浦和学院は強豪私学対決を僅差で制した。二回、秋山のソロ本塁打で先制し、五回には森川のスクイズで追加点を奪った。七回に追いつかれたが、九回2死二塁から本田がサヨナラ適時打を放ち、勝負強さを見せつけた。七回途中から登板した3番手の佐野は、6奪三振で反撃を許さなかった。春日部共栄は相手の先発を打ち崩せず、2年生左腕・大木の粘投に応えられなかった。

★直球狙いサヨナラ打

経験豊富なチーム同士の戦いは、互いの意地がぶつかり、同点で九回裏の浦和学院の攻撃を迎えた。

1死二塁、春日部共栄は左腕・大木喬也(2年)から、横投げ右腕・高橋大地(3年)にスイッチした。二回に本塁打を打った浦和学院の秋山拓海(3年)を内角直球で空振り三振に切って取り2死二塁とした。

打席に左の本田渉(3年)。捕手の又吉一瑳(3年)は高橋のスライダーにキレがあると判断し、「食い込む球で引っかけさせよう」と考えた。だが1、2球目は見送られ、3球目はファウルでかわされ、2ボール1ストライクになった。

又吉は考えを切り替えた。「直球で勝負しよう」。直前に秋山を押し切った内角直球のサインを出した。高橋も「1番練習してきた球」と異論はなかった。

一方、打席の本田は「監督の指示でスライダーはカットし、直球に狙いは絞った」と言う。4球目、高橋が投じた直球は外側にずれ、本田は踏み込んで振り抜いた。痛烈な打球が一、二塁間を襲い、二塁手・川畑光平(3年)のグラブをはじいた。

二塁走者の蛭間拓哉(2年)はためらわずに三塁を蹴った。川畑は本塁へ送球したが、蛭間は又吉のタッチをかいくぐり、セーフ。力と力の戦いを制した浦和学院が甲子園出場に王手をかけた。

2017年7月25日 読売新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 07:55:00 No.38144
決勝は浦学×花咲徳栄 大宮公園球場であす

第99回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、さいたま市の大宮公園球場で準決勝2試合が行われた。浦和学院は同点の九回裏に春日部共栄にサヨナラ勝ちし、4年ぶりの決勝進出を決めた。3連覇を狙う花咲徳栄は山村学園に11−1で七回コールド勝ちした。浦和学院と花咲徳栄による決勝戦は埼玉大会で初めて。

浦和学院は2−2で迎えた九回2死二塁、本田渉選手の内野安打の間に二塁走者・蛭間拓哉選手が生還し、サヨナラ勝ち。春日部共栄は七回、谷島拓朗選手の中越え適時打などで2得点したが及ばなかった。

花咲徳栄は五回まで山村学園の和田朋也投手を打ち崩せなかったが、和田投手が交代した七回に西川愛也選手が満塁ランニング本塁打を放つなど打者一巡の攻撃で9得点。山村学園は三回、野邨祐樹選手の右越え適時二塁打で1得点したが、中継ぎ投手陣が打ち込まれた。

決勝は26日、大宮公園球場で行われる。浦和学院は13回目、花咲徳栄は5回目の甲子園出場権を懸けて激突する。

2017年7月25日 東京新聞埼玉版掲載

Re: 野球部情報
管理人 / 2017-07-25 13:01:00 No.38146
浦学VS花咲徳栄 甲子園かけ、あす決勝

第99回全国高校野球選手権埼玉大会(県高校野球連盟など主催)は24日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場で準決勝2試合があった。第1試合は浦和学院が3−2で春日部共栄にサヨナラ勝ちし、4年ぶりの決勝進出を決めた。第2試合は花咲徳栄が七回に9点を挙げる猛攻で山村学園に11−1でコールド勝ちし、3年連続で決勝に進んだ。決勝は26日10時から同球場で行われる。

浦和学院は九回、本田の二塁内野安打で二塁走者の蛭間が生還し、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。浦和学院は二回に秋山のソロ本塁打で先制し、五回にも1点を追加。春日部共栄は七回に谷島の適時打などで追いついたが、最後に力尽きた。

▼監督の話
★落ち着いて戦った 浦和学院・森士監督

攻撃的な流れで2点を先取しながらも追いつかれたのは、うちのミス。だが、その後に一つのチャンスをものにして落ち着いて戦えたのはよかった。決勝も同じイメージを描いて戦えるよう準備するだけだ。

★よく食らいついた 春日部共栄・本多利治監督

七回に2点を奪って流れがきたと思ったが、佐野の変化球を打てなかった。初先発の大木は満点の投球。チームは浦和学院相手によく食らいついた。伝統の「あきらめない野球」をした選手に感謝したい。

★浦学といい戦いを 花咲徳栄・岩井隆監督

我慢強く守り勝った。要所要所でちょこちょこ打たれたが、長打は打たれなかったので安心して試合を見ていられた。決勝での浦和学院との対戦は想定していた。いい戦いをしたい。

2017年7月25日 毎日新聞埼玉版掲載

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