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2017-07-30 12:34:00
No.38224
高校野球埼玉大会を振り返る 徳栄VS浦学、県球史に刻んだ一戦
第99回全国高校野球選手権埼玉大会は、花咲徳栄が3年連続5回目の優勝を果たし、県内156チーム(161校)の頂点に立った。同校とともに埼玉の高校野球を牽引(けんいん)してきた浦和学院と頂上決戦を行い、「両横綱」が雌雄を決した。夏の決勝で対戦するのは初めてで、県球史に刻まれる一戦となった。今大会の特徴を振り返る。
★驚異のスライダー
今大会はシード勢11校ががベスト16に駒を進めるなど、順当に勝ち上がった。準々決勝で浦和学院は「私学4強」の一角、聖望学園と当たり、1安打無失点に抑えた。聖望学園の岡本監督が試合後、「あのスライダーは打てない」と感嘆したのは、佐野。投手が充実する浦和学院の切り札だ。
佐野は準決勝の春日部共栄戦で七回から登板。2−2からサヨナラ勝ちに導いた立役者だ。大会を通じて自責点はわずか1という驚異的な成績をたたきだし、春日部共栄の本多監督は「佐野を攻めきれなかった」と敗因を話した。決勝で佐野は「初めての感触だった」と話す本塁打を放つなど打席で活躍を見せたが、制球が乱れ、浦和学院の十八番の逆転劇は成らなかった。
★「歴史変えた」
ベスト4に残り、今大会のダークホースとなった山村学園は、創部10年目で夏の最高成績は3回戦だった。金子主将が振り返る通り、同校の「歴史を変えた」結果となった。
春の準々決勝で春日部共栄に敗れた叡明は「春日部共栄を倒して甲子園」を目標にしていた。夏で初の準々決勝進出を果たす活躍をみせたが、くしくも同じ結果に終わった。
★消えた好投手
好投手を擁する実力校が次々と姿を消した序盤。Dシード武南のエース布川は、プロ5球団のスカウトが注目する県内屈指の豪腕だが、まさかの初戦敗退を喫した。力投をみせるも、星野の積極打法に敗れた。
昨夏の4回戦で浦和学院に8回を投げて無失点に抑え、チームを勝利に導いたメンディス擁する市川越は、4回戦敗退。序盤の1失点に泣いた。
2017年7月30日 産経新聞埼玉版掲載
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第99回全国高校野球選手権埼玉大会は、花咲徳栄が3年連続5回目の優勝を果たし、県内156チーム(161校)の頂点に立った。同校とともに埼玉の高校野球を牽引(けんいん)してきた浦和学院と頂上決戦を行い、「両横綱」が雌雄を決した。夏の決勝で対戦するのは初めてで、県球史に刻まれる一戦となった。今大会の特徴を振り返る。
★驚異のスライダー
今大会はシード勢11校ががベスト16に駒を進めるなど、順当に勝ち上がった。準々決勝で浦和学院は「私学4強」の一角、聖望学園と当たり、1安打無失点に抑えた。聖望学園の岡本監督が試合後、「あのスライダーは打てない」と感嘆したのは、佐野。投手が充実する浦和学院の切り札だ。
佐野は準決勝の春日部共栄戦で七回から登板。2−2からサヨナラ勝ちに導いた立役者だ。大会を通じて自責点はわずか1という驚異的な成績をたたきだし、春日部共栄の本多監督は「佐野を攻めきれなかった」と敗因を話した。決勝で佐野は「初めての感触だった」と話す本塁打を放つなど打席で活躍を見せたが、制球が乱れ、浦和学院の十八番の逆転劇は成らなかった。
★「歴史変えた」
ベスト4に残り、今大会のダークホースとなった山村学園は、創部10年目で夏の最高成績は3回戦だった。金子主将が振り返る通り、同校の「歴史を変えた」結果となった。
春の準々決勝で春日部共栄に敗れた叡明は「春日部共栄を倒して甲子園」を目標にしていた。夏で初の準々決勝進出を果たす活躍をみせたが、くしくも同じ結果に終わった。
★消えた好投手
好投手を擁する実力校が次々と姿を消した序盤。Dシード武南のエース布川は、プロ5球団のスカウトが注目する県内屈指の豪腕だが、まさかの初戦敗退を喫した。力投をみせるも、星野の積極打法に敗れた。
昨夏の4回戦で浦和学院に8回を投げて無失点に抑え、チームを勝利に導いたメンディス擁する市川越は、4回戦敗退。序盤の1失点に泣いた。
2017年7月30日 産経新聞埼玉版掲載