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土屋晋助 情報
管理人 / 2017-09-22 10:10:00 No.38651
土屋晋助 29期 現:JR北海道硬式野球クラブ
JR北海道クラブが4年連続日本選手権切符!狐塚監督4度舞った

JR北海道クラブが室蘭シャークスに3―2で逆転勝ち。4年連続9度目の日本選手権(10月30日開幕、京セラドーム)出場を決めた。2点を追う5回、1点を返し、なおも2死一、二塁で4番・指名打者の土屋晋助(27)=函館大=が左越え2点適時二塁打を放って逆転した。土屋は6月の都市対抗道予選で自打球を左膝に当て、膝蓋(しつがい)骨骨折で戦線離脱した悔しさを大一番で晴らした。

1点リードの9回。JR北海道クラブの選手たちが肩を寄せ合い、ベンチ最前列に陣取った。二ゴロ併殺でゲームセットとなった瞬間、一斉に飛び出して喜びを爆発させた。ナインの手で4度、宙に舞った狐塚賢浩(こづか・たかひろ)監督(51)は「苦しみながらも勝ってくれた選手を、素直に褒めたい」と目を細めた。

4年連続の大阪行き切符は、主砲がたぐり寄せた。2点の先制を許した直後の5回裏。相手失策を絡めて1点を返すと、2死一、二塁で4番・土屋が逆転の左越え2点適時二塁打を放った。「打ったのは高めの直球。4番の責任を果たしたかった」。試合を決める“復活”の一打に胸を張った。

6月の都市対抗道予選。土屋は、自打球が左膝を直撃し膝蓋骨を骨折。大一番を前に離脱し「悔しかったですね」。手術後は自打球の怖さと痛みから左膝に力が入らなかったが、あえて痛みの残る左膝に体重を乗せてティー打撃を行い、恐怖心を克服した。

JR北海道は昨年11月、経営難から野球部の休部を発表。クラブチームとなり、全員が社業優先となった。練習は勤務後の夕方からで約3時間。「(この1年の)練習量は昨季の5分の1になった」と話した狐塚監督だったが「僕が思っている以上の働きを、選手はしてくれた」。量よりも質を重視し、クラブとなっても2大大会(都市対抗、日本選手権)は譲らなかった。

7月の都市対抗では、1回戦で東海REX(東海市)に延長10回の末に0―2で惜敗。だが、試合は室蘭シャークスからの補強選手だった佐藤峻一(26)が投げきった。日本選手権では補強選手制度はない。「どんどん打って、投手を楽にさせてあげたい」と土屋。全国の舞台でも暴れ回る決意を見せた。

2017年9月22日 スポーツ報知掲載

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