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サッカー部 情報
管理人 / 2018-06-08 17:09:00 No.40194
<高校サッカー>総体県予選開幕へ
V争い中心は成徳大深谷か 追う立教新座、浦和南、浦和東など実力伯仲

サッカーの全国高校総体埼玉県予選は9日、52校が参加し開幕。上位2校が本大会(8月7〜13日・三重)の出場権を獲得する。優勝争いの中心となるのは新人大会、関東予選をともに初制覇した成徳大深谷。関東予選準優勝の立教新座、同4強の浦和南と浦和東が続き、さらに新人大会準優勝の西武台、2連覇中の昌平なども絡んできそうだ。ただ実力伯仲で、あっと言わせるチームが出てくる可能性は十分ある。

県内3冠目と全国大会初出場を目指す成徳大深谷は先日の関東大会でも準優勝し、大きな経験を積んだ。戦力的には守備の要で右足首を負傷していたCB成沢が間に合いそうなのは好材料。コンビを組む堀井、GK神尾とともに堅守は健在だ。課題は攻撃面。いかに決定機を増やし、確実に仕留められるか。守から攻の切り替えの際にパスの配球役になるボランチ藤田の展開力に注目したい。

ただ、成徳ゾーンは実力校ぞろい。S1リーグで現在4勝2分けで首位を快走し、県内屈指の得点力を誇る西武台を筆頭に、昨年30年ぶりに高校総体に出場した浦和西はダークホース的存在。さらに関東予選8強の埼玉栄、個々の能力の高い浦和学院などがベスト8で成徳への挑戦権を争う。

関東予選の再現を狙う立教新座はCB竹内を軸に、まずは守備で耐えたい。CB清水昭が復帰できれば大きい。攻撃陣では馬力のある稲垣、裏へのスピードと得点感覚に優れる渡辺らが流れの中からシュートチャンスを築きたい。まずは相手が2勝して上がってくる初戦の3回戦をいい形で乗り切れるかが鍵になる。

立教ゾーンでは県内最多、20回の総体出場を誇る関東予選8強の武南とS1リーグで2番目に多い得点力が武器の聖望学園が有力か。

今季、2大会連続でベスト4の浦和東は4強の壁を破って4年ぶりの総体出場を狙う。このゾーンの強敵は昨年県内5冠の昌平。新人大会、関東予選はいずれも8強止まりだが、攻守がかみ合えば、間違いなく強い。

9年ぶりの総体出場を掲げる浦和南は守備は堅いだけに攻撃面の上積みに期待。順当にいけば、準々決勝で正智深谷か市浦和とぶつかりそう。この2校も能力が高く、楽しみなチームだ。

2018年6月8日 埼玉新聞掲載

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