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大学野球 侍Japan 情報
管理人 / 2018-06-23 23:19:00 No.40365
初日に続き紅白戦を実施 投手陣の好投が続き、データや生活面も含めた選考が着々と進む

6月23日、侍ジャパン大学代表の選考合宿の2日目が神奈川県のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた。この日は初日に続いて紅白戦が実施され、12時半に降雨により打ち切りとなったが、充実の内容となった。

初日の紅白戦は野手が15人ずつのチームに分け、打順を1番から15番まで回して行っていたが、この日は9人ずつ(指名打者あり)と8人ずつ(投手打順なし)で回して、それぞれ7イニング、6イニングで予定が組まれた。

投手も初日は全投手が1イニングのみだったが、紅白戦第1試合では松本航(日本体育大)、田中誠也(立教大)、小島和哉(早稲田大)、森下暢仁(明治大)が2イニングずつを投げて、4投手とも無失点に抑えた。さらに他6投手も登板したが得点は向山基生外野手(法政大)の適時打による1点のみ、被安打も7イニングの攻防で5安打のみと、初日に続き投手陣の好調が続いた。

また第2試合では上茶谷大河(東洋大)と東妻勇輔(日本体育大)の両ドラフト候補右腕が2イニングを投げた。上茶谷は、身長186cmの2年生スラッガー・佐藤輝明(近畿大)にセンターオーバーの本塁打を浴びたが、2イニングの攻防で、被安打はこの1本のみ。3回表の攻撃前に雨が強さを増して、残り8投手の登板は最終日となる3日目に持ち越された。

雨天で濡れたグラウンドの中での試合だったが、生田勉監督が「(海外での試合に備え)天然芝を意識してプレーして欲しい」と選手に伝えたこともあり、失策は1つのみ。俊足の選手はセーフティーバントや盗塁など打てない中でもアピールし、バッテリーを中心とした守備陣もその機動力をしっかりと封じるなど、実戦に近い緊張感で攻防が繰り広げられた。

また、前日に実施した各投手の投球の回転数や回転軸の傾きなどの測定も「スマートフォンで正確なデータを見られるようになっていて、スタッフで情報交換ができました。一目瞭然ですし、投球内容とその数値がマッチしていたり、"うわー凄いなあ"とびっくりしました」と、生田監督は川村卓氏(筑波大監督)を中心とした研究に舌を巻いた。

さらに、昨夜には浜田一志氏(東京大)も考案に加わった様々な分野でのアンケートを全選手に実施し、生活時の振る舞いもチェック。生田監督は「海外遠征はバス移動や食事など、選手たちにとって未経験のことが長丁場で行われるので」と、単純な戦力だけではない総合力で選考を実施していくという。

24日の選考合宿最終日は紅白戦とフリー打撃が予定される。そして、練習後の13時頃から、第42回日米大学野球選手権大会(7月3〜9日/アメリカ)と第29回ハーレムベースボールウィーク2018(7月13〜22日/オランダ)に出場する代表選手24名が発表される予定となっている。

侍Japan 公式サイトより転載

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