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野球部 情報
管理人 / 2018-07-21 23:58:00 No.40688
南大会、川口と浦和学院が決勝へ 川口は初

第10日は南大会の準決勝2試合が行われ、Aシードの浦和学院とノーシードの川口がそれぞれ勝って決勝に進出した。浦和学院は2年連続18度目、川口は初。

ノーシード同士の対決となった川口―川越東は、川口が二回に4連打など打者10人の猛攻で5点を先制。先発した岩城が2失点で完投し、7―2で快勝した。川越東は序盤の大量失点でリズムを崩し、打線がつながらなかった。

5年ぶりの甲子園を狙う浦和学院は先発渡辺から永島、美又の完封リレーで聖望学園に7―0と完勝。二回に畑の右前打で先制すると、五回に矢野が2点適時打を放ち、八、九回にも2点ずつ奪った。聖望学園は散発6安打に封じられ、2年ぶりの決勝進出を逃した。

浦和学院と川口が前回対戦した2014年の全国選手権埼玉大会3回戦では、川口が4―1で勝利している。決勝は23日、県営大宮で午前10時プレーボール。

2018年7月22日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 02:19:00 No.40689
浦和学院 隙見せず力強く王手
うなった5回裏の守り

浦和学院が3投手の完封リレーで聖望学園に快勝。先発渡邉が6回を4安打に抑えると永島、美又もそれぞれ1安打ずつに封じた。攻撃でも11安打で効率よく7得点。二回に2死二塁から畑の右前打で先制すると五、八、九回にも2点ずつ奪って勝利を決めた。聖望学園は6安打放つも、打線がつながらず。0−3の五回1死二塁、代打其池の二塁打で二塁勝者の本塁憤死で反撃ムードが断たれた。

★“完封劇"支えた堅守

投打、さらに守備でも文句なしの内容で決勝進出。浦和学院が隙を見せることなく貫禄勝ちだ。

勝利をぐっと引き寄せたのは、森監督も「あのプレーが大きかった」と思わずうなった3−0の五回裏の守りだ。

1死二塁で聖望学園の代打其池が放ったライナーが右中間フェンスを直撃。「あの打球なら跳ね返ってくる。距離感もつかめていた」と右翼手上野がクッションボールをすかさず拾い、遊撃手中前を中継して二塁勝者藏田を本塁で刺した。

走者の緩慢な走塁が手助けしたとはいえ、何度も練習してきた中継プレーがここぞでさく裂。遊撃手中前は「上野さんからの送球が来た時には走者が三塁を蹴ったばかりだった」と迷わず本塁へ。捕手畑は「散々やってきたので刺せると思った」と確信していた。追加点を奪った直後のビックプレーに先発渡邉も「守備に助けてもらいました」と感謝しきりだった。

ピンチを乗り切った右腕渡邊は6回無失点で2番手永島にマウンドを託すと、永島は「渡邉さんがいい流れでつないでくれたので自分がリードを守る」と気迫の投球で九回1死まで被安打1の好投。最後は、右横手の1年生美又が締めた。「暑さを考慮した予定通りの継投」と森監督。消耗を最小限に抑え、中1日で迎える大一番へ最高の形でつなげた。

磐石の投手陣に、鉄壁の守備。加えて、聖望学園を相手に11安打で効果的に7得点したように、春からさらに勝負強さを増した打線で力強く王手をかけた。「先輩たちの分まで、ウラガク野球を貫く」と主将の蛭間。5年ぶりの夏の甲子園は目前。決勝の舞台で“4年分”の借りを返す。

★風格漂う背番号11 右腕渡邊6回無失点

今大会初先発の浦和学院・右腕渡邊が6回無失点と好投。「真っすぐは一番自信がある。相手バッターは(直球に)合っていなかった」と190センチの長身から投げ下ろす直球を中心に聖望学園打線をねじ伏せた。

「一回をゼロに抑えて雰囲気をつかんだ」と二回から四回を三者凡退。五回1死二塁のピンチで代打其池に右中間フェンス直撃の二塁打を浴びたが、味方が好中継で生還を阻止。六回2死から連打で一、二塁とされた場面でも「気持ちを切り替えて強気で投げた」と3番柳澤を138キロの直球で遊直に仕留めた。

冬場は「体の軸をしっかり保てるフォーム」と大谷翔平(エンゼルス)の投球を参考に自らを磨いた。奇遇にも憧れの大谷が日本ハム時代に付けていた11番を背に「マウンドに立ったら抑えるだけ」と風格を漂わせる。

羽生東中学時代は2年夏の県大会で優勝。「全員で一つの目標に向かう一体感に憧れた」と浦和学院でプレーすることを選んだ。中1日で迎える決勝戦へ、「野手を助けて全員で甲子園に行く」と力強い決意を口にした。

★貴重な先制打 初先発マスク畑3安打2打点

今大会初先発マスクの畑が3安打2打点。2週間前に練習試合で腰を負傷し、痛みが残っているものの「最後は気持ち」と森監督に送られ、二回2死二塁では右前へ貴重な先制打。4−0の八回2死三塁でも左前打を放ち「実戦に慣れていない中、良い場面で打つことができた」と手応えを口にした。

守りでも前日のミーティングでビデオを見ながら研究した配球で3投手陣を巧みにリード。無失点勝利に貢献し「決勝も気持ちで勝って、夢舞台に行く」と気合い十分だ。

★深谷の少年野球、赤メガホンで声援

浦和学院の大応援団に混じって赤いメガホンで声援を送ったのは深谷市の少年野球チーム「大台スピアーズ」の16人。チームのコーチが同校OBである縁から、毎年、チームを挙げて応援に訪れている。

主将で6年生の神庭悠人君(11)は「選手のプレーはレベルが高く、迫力に緊張する。応援も一体感がある。僕もいつか甲子園に行きたい」と目を輝かせていた。

2018年7月22日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 02:37:00 No.40690
聖望学園 1点の重みを痛感 後輩の奮起に期待
★走塁迷い攻めきれず

つかみそこねた流れを、もう一度、手繰り寄せるのは容易ではなかった。岡本監督は五回のワンシーンを振り返り、表情を曇らせた。「流れがこちらに傾きかけていただけに痛かった。あそこをきっちりと攻め切れなかったことが敗因」

3点を追う五回。先頭の4番打者・藏田(1年)が直球を右前に弾き、犠打を絡めて1死二塁。代打其池が右中間へ大飛球を放つ。

捕球か、抜けるか。

一瞬迷った藏田に三塁コーチに目をやる余裕さえない。右中超え二塁打となるが、藏田は出足が遅れ、懸命にホームに突っ込むが、タッチアウト。
「1年が打って出て、流れに乗れる場面。1点欲しかった。1−3にしておけば、ゲームは分からなかった」と指揮官。

試合後、汗でびっしょりのタオルで顔を覆う藏田は言葉が出ない。「頭が真っ白になった。自分のミス、チームに申し訳ない」と放心状態だった。

140キロ台の直球をぐいぐい投げ込む浦和学院・渡邉の前に打線は沈黙。八回には一時野手に回り、再登板したエース坂本(3年)が3連打を浴び、2点を献上した。波に乗るAシードの勢いに対抗しきれなかった。

藏田の落胆を聞いた坂本は「あいつのはまだ2年ある」と表情を緩め、試練を肥やしに後輩の奮起に期待していた。

2018年7月22日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 09:45:00 No.40691
浦和学院・渡辺勇太朗、自己最速タイ146キロで6回0封 決勝進出

南埼玉では、浦和学院がプロ注目の190センチ右腕・渡辺勇太朗(3年)の好投で決勝進出を決めた。

スケールの大きさを見せつけた。今大会初先発となった渡辺は、190センチの長身から自己最速タイとなる146キロの直球を投げ込むなど、4回まで無安打投球。聖望学園を相手に6回を4安打無失点と好投し「緊張はしたけど、夏の雰囲気をやっとつかめたので良かったです」と汗をぬぐった。

ようやくたどり着いた舞台だ。今春の県大会は右肘痛でベンチ外。関東大会2回戦・千葉黎明戦で実戦に復帰したが、本調子にはほど遠かった。今大会の背番号も「11」。それでも、父・信次さん(49)に「夏に合わせて頑張ります」と宣言した通り、最後の夏に向けて万全の投球ができる状態に仕上げてきた。

大器を目当てに、今大会は浦和学院の試合を大勢のスカウト陣が視察に訪れている。この日も6球団12人が集結。DeNA・吉田スカウト部長は「長身から投げおろす投球フォームが魅力的。直球は球威がある」と、スケール感と柔らかさを兼ね備えた投球を見届け、満足そうにうなずいた。

同校5年ぶりとなる夏の甲子園に、あと1勝だ。昨夏は花咲徳栄との決勝で先発し、5回途中3失点で降板している。「今度は自分が連れて行きたいという気持ちはあるけど、チームのみんなで一つになって甲子園に行きます」と謙虚に頂点を目指す。

◆渡辺 勇太朗(わたなべ・ゆうたろう)2000年9月21日、埼玉・羽生市生まれ。17歳。小1から野球を始め、小5から投手。羽生東中では2年時にエースとして全国大会に出場。高校では1年秋からベンチ入り。好きな選手はエンゼルス・大谷翔平。家族は両親と兄2人。190センチ、90キロ。右投右打。

2018年7月22日 スポーツ報知掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 09:49:00 No.40692
浦和学院 1メートル90プロ注目右腕の渡辺が今夏初先発 6回6K零封

浦和学院が見事な継投で聖望学園打線を封じた。

1メートル90のプロ注目右腕・渡辺が今夏初先発。「初回は緊張したが2回から持ち直せた」と、6回を4安打零封して6三振を奪った。永島、美又も危なげない投球。投手陣の厚さを見せて5年ぶりの夏の聖地へ王手をかけ、森士監督は「自分たちらしく戦うだけ」と話した。

2018年7月22日 スポーツニッポン掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 09:53:00 No.40693
浦和学院・渡辺、6回無失点!5年ぶりV王手/南埼玉

浦和学院は最速146キロでプロ注目の1メートル90の長身右腕・渡辺が、聖望学園戦に先発し、6回4安打無失点。7−0で快勝し、決勝に進出した。昨夏の決勝(花咲徳栄戦)では先発して敗れただけに「今年は自分が引っ張っていきたい」。5年ぶりの優勝を狙う森監督も「周りの守備もよくなってきて、渡辺の調子はさらに上がっていくと思うので、じっくりいきたい」とうなずいた。

2018年7月22日 サンケイスポーツ掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 09:56:00 No.40694
身長190センチ、浦和学院・渡辺が6回無失点の快投

大型右腕が、真夏の主役に名乗りを上げた。プロ注目の浦和学院・渡辺勇太朗投手(3年)が、今夏初先発で6回無失点の快投。完封リレーで聖望学園を下し、5年ぶりの夏切符まで、あと1勝に迫った。

190センチ、90キロの恵まれた体が躍動した。キレのある直球を投げ下ろし、スライダー、スプリット、チェンジアップと多彩に変化球を操った。四回まで無安打。MAX146キロの直球はこの日143キロ止まりだったが「相手が真っすぐに全然合っていなかった」と会心の表情を見せた。目標の投手は大谷(エンゼルス)。雑誌などで投球フォームを参考にし、自身の進化につなげてきた。

3月に右肘を痛め、春の県大会はメンバー外。ラストサマーで復活を遂げた背番号11を、視察した楽天・沖原スカウトは「素材の良さは高校生ではトップクラス。上背もあるし、肘の使い方も柔らかい」と高く評価した。

昨夏の決勝では途中降板し涙をのんだ。「今年は自分がみんなを甲子園に連れて行く」。渡辺は自らに言い聞かせた。

2018年7月22日 デイリースポーツ掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-07-22 13:44:00 No.40696
浦学 投打磐石
5年ぶり甲子園王手

第100回全国高校野球選手権記念埼玉大会は21日、県営大宮球場で南埼玉大会の準決勝が行われた。浦和学院は7−0で聖望学園に勝利。川越東を7−2で破った川口は、県大会優勝校が甲子園に出場する方式になった1975年以降、初の決勝進出を果たした。浦和学院−川口の決勝は23日に行われる。

★零封リレー

浦和学院が強豪私学同士の対決を制し、5年ぶりの甲子園出場に王手をかけた。二回、8番畑の適時打で先制すると、五回に2番矢野が2点適時打を放ったほか、八、九回にも2点ずつ加点して試合を終始優位に進めた。先発の渡邉は6回4安打無失点と好投し、リリーフ陣も相手打線を抑えた。聖望学園は散発6安打と打線がつながらず、投手陣を援護できなかった。

★右手の痛み耐え中押しタイムリー

浦和学院の2番矢野壱晟(3年)は五回、右手首の痛みに耐えながら活躍した。

1、2打席はチェンジアップに手を出して凡退。この打席は森士監督から「チェンジアップだけ狙え」と指示された。1点リードの2死二、三塁、外角のチェンジアップを引きつけて流し打ち、2点を追加する適時打を放った。

昨夏も三塁手のレギュラーとして活躍。今大会2週間前の練習試合で右手首を疲労骨折し、打撃練習が全くできない日々が続いたが、準々決勝からスタメン復帰した。まだ痛みはあり、強振できないというが、「あの場面で打てたのは良かった。チーム一丸となって甲子園を目指したい」と振り返った。

★鉄壁の連係 反撃阻む

完璧な連係プレーが、聖望学園の反撃を阻んだ。

浦和学院が3点リードした五回1死二塁。聖望学園の代打・其池義己(3年)が振り抜くと、乾いた快音を響かせ、鋭いライナーが右中間を襲う。

浦和学院の右翼手上野暖人(同)は走り出しながら、瞬時に判断した。「頭上を越えてフェンスに当たる。無理に捕りにいって手間取れば、相手を勢いづけてしまう」。打ってからフェンス直撃するまで3.8秒。この強い打球なら走者を刺せるのではと、クッションボールの処理を選んだ。

二塁走者の藏田亮太郎(1年)は打球を見て、「右翼手が取るかも」と、タッチアップで進塁を狙った。三塁コーチ手塚丈一郎(3年)は「超えるぞ。ゴーゴー」と大きな身振りとともに叫んだが、その声はスタンドの歓声にかき消され、藏田に届かない。

試合前のノックで、打球の軌道や強さによって、どのくらい跳ね返るか確認していた上野。フェンスから5メートル離れた地点で待ち構えると、予想通りの位置にワンバウンドでボールが来た。

スタートが遅れた藏田に対し、上野は素早く振り返って遊撃手中前祐也(2年)に中継。手塚は「流れをチームにもたらしたい」という一心で腕を振り続けたが、中前が滞りなくホームに送球し、タッチアウトとなった。

上野は、主審が右手を突き出す姿を見て、走者を刺した左腕で小さくガッツポーズ。「打撃で貢献できなかったので、良い守備ができて良かった」と笑顔を見せた。藏田は「自分のミス」と悔やんだ。

2018年7月22日 読売新聞埼玉版掲載

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