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野球部 情報
管理人 /
2018-07-29 13:40:00
No.40798
同じ夢を見た 一球一瞬の夏
第100回全国高校野球選手権記念埼玉大会は24日までに南北両大会が幕を閉じた。記録的な猛暑の中、球児たちは甲子園への切符をかけて熱戦を繰り広げた。本塁打を放って拳を突き上げて喜ぶ選手、敗戦が決まり、泣き崩れてグラウンドにうずくまる選手。スタンドの生徒や家族らは勝利の願いを込め、声援を送り続けた。
今大会では選手が敵味方関係なく、助け合う場面も多く見られた。南大会の決勝、浦和学院−川口戦では、六回、川口の投手伊藤大輝(3年)の左肩にライナー性の打球が直撃。浦和学院の三塁コーチャー・大澤龍生(同)が真っ先に駆け寄り、冷却スプレーで応急処置をした。
南大会準々決勝の川口−ふじみ野戦。5−6と1点を追うふじみ野は九回表に2死二、三塁と一打逆転の好機を迎えていた。川口の捕手・高橋賢人(2年)がショートバウンドしいた球を捕球した際、キャッチャーマスクを外して地面に落とした。緊迫した場面にもかかわらず、ふじみ野の打者福室和希(3年)がマスクを拾って土を払い、高橋に手渡した。
対戦相手にも助けの手を差し伸べる姿は、観衆に感動を与えた。100回大会という大きな節目を迎えたが、選手のスポーツマンシップはこれからも受け継がれていくだろう。
2018年7月29日 読売新聞埼玉版掲載
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第100回全国高校野球選手権記念埼玉大会は24日までに南北両大会が幕を閉じた。記録的な猛暑の中、球児たちは甲子園への切符をかけて熱戦を繰り広げた。本塁打を放って拳を突き上げて喜ぶ選手、敗戦が決まり、泣き崩れてグラウンドにうずくまる選手。スタンドの生徒や家族らは勝利の願いを込め、声援を送り続けた。
今大会では選手が敵味方関係なく、助け合う場面も多く見られた。南大会の決勝、浦和学院−川口戦では、六回、川口の投手伊藤大輝(3年)の左肩にライナー性の打球が直撃。浦和学院の三塁コーチャー・大澤龍生(同)が真っ先に駆け寄り、冷却スプレーで応急処置をした。
南大会準々決勝の川口−ふじみ野戦。5−6と1点を追うふじみ野は九回表に2死二、三塁と一打逆転の好機を迎えていた。川口の捕手・高橋賢人(2年)がショートバウンドしいた球を捕球した際、キャッチャーマスクを外して地面に落とした。緊迫した場面にもかかわらず、ふじみ野の打者福室和希(3年)がマスクを拾って土を払い、高橋に手渡した。
対戦相手にも助けの手を差し伸べる姿は、観衆に感動を与えた。100回大会という大きな節目を迎えたが、選手のスポーツマンシップはこれからも受け継がれていくだろう。
2018年7月29日 読売新聞埼玉版掲載