ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
野球部 情報
管理人 / 2018-08-04 09:33:00 No.40872
【浦和学院だより】
浦和学院、仙台育英戦へ試合感覚を維持 
大型右腕・渡邉も納得の出来

2日の抽選会で初戦の2回戦(12日)で仙台育英(宮城)と対戦することが決まったチームは3日、午後1時から神戸市の北神戸田園スポーツ公園野球場で約2時間の練習を行った。

練習前に森監督の長男の森大コーチから「今の状態を維持するわけではない。ここから向上させていくために意欲的に取り組むように」と言葉をもらったナインはストレッチ、キャッチボールの後、内外野に分かれて守備練習を実施した。

渡邉ら投手陣は投内連係を確認した後、ブルペンで肩をつくり、実戦形式でマウンドに立った。攻守を交代して1時間行い、森監督は「日程が空くので試合感覚を損なわないように、試合形式の練習を時間いっぱいやった」と狙いを強調した。

その実戦形式の練習では、捕手の後方から見ていた森監督から細かな指導が入る場面もあり、10日後の初戦へ調整に余念がない。大型右腕の渡邉についても指揮官は「だいぶよくなってきた。ポテンシャルは高いので、残りの期間でつくり上げられれば」と手応えを口にした。

★ペース配分確かめ投球 渡邉

実戦形式で1番手としてマウンドに上がった右腕渡邉は「どこで力を入れるかを考えながら投げた」と先発としてのペース配分を確かめた。初戦の仙台育英打線については「まだ見ていないので分からないが、自分のピッチングができればいい」と淡々と話した。

「今日は体のバランスがよかった」と納得の出来でマウンドを降りた後には、森監督から下半身の体重移動についてアドバイスをもらい「これから少しずつ整えていきたい」と甲子園のマウンドに向けて調整を進める。

★坪井、小町 一塁手争い激化 互いを刺激

坪井と小町の一塁手のレギュラー争いが熱を帯びてきた。

春に結果を出した左打者の小町が夏の県大会で背番号3をつけ、夏の県大会で代打を含む7打数3安打2打点と勝負強さを見せた右打者の坪井が今大会は3番を手にした。普段から一緒にいることが多い2人だが、お互いに「ライバル」と認め合い、高め合っている。

2人とも一塁手だけに持ち味は打撃。「春先に森監督からアドバイスをもらい、センターから右方向にも打てるようになった」という坪井と「波が激しいことが課題」という小町。当然、相手投手の右左によって使い分けることもあるだろうが「2人ともレギュラー」と森監督はその潜在能力に期待を寄せている。

2人のバットが悲願の夏日本一を目指すチームの底上げにつながる。

2018年8月4日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-04 12:13:00 No.40874
浦学、5年ぶりの聖地 次はオレたちだ 夏舞台で進化を

第100回全国高校野球選手権記念大会は5日、甲子園球場で開幕。5年ぶり13度目出場の浦和学院は大会第8日の第2試合で仙台育英(宮城)と対戦する。豊富な投手陣を中心とした堅守と強化を図ってきた打力で南埼玉大会を制し、夏の甲子園に帰ってきた。4年間、積もりに積もった鬱憤(うっぷん)を大舞台で晴らし、深紅の大優勝旗を目指す。

“新生ウラガク” 夏舞台で進化を

★精度高め頂へ挑む 森士監督

「春夏20度出場し、50歳を過ぎて一区切りと思っていた。これからが第2の人生」。監督にとって5年ぶり11度目(春夏通算21度目)の夏の甲子園は新たな船出だ。「さまざまな取り組みに時間がかかってしまったが、次の一歩目を踏み出せた。今の段階で、どれくらいできるのか試してみたい」と心を躍らせる。

これまで以上に意識したのが打撃だ。「全国的に打力が上がっている。昨年の甲子園もホームラン数が多い。そうでなきゃ勝てない」。昨年、花咲徳栄が圧倒的な「破壊力」で頂点まで上り詰めたことには衝撃を受けた。

聖望学園や花咲徳栄が行っているハンマートレーニングや、秀岳館(熊本)が行っている100球のロングティーで飛距離に応じて打撃力を数値化する練習を取り入れた。「まずはまねから」といろいろなところで見聞きした練習方法を試してきた。

戦う準備は整った。幸いにもけが人が復帰し「役者はそろった。あとは精度を上げるだけ」と万全の態勢で臨める。4年分の夏の甲子園への思いを胸に“新生ウラガク”が華々しくデビューを飾る。

★投手「層の厚みは全国屈指」

南埼玉大会を危なげない継投で逃げ切った投手層は、全国屈指の厚みがある。甲子園でも投手の調子や相手に合わせた組み合わせで継投し、消耗を最小限に抑えたい。

身長190センチの右腕渡邉は上から投げ下ろす最速149キロの直球が武器。エース右腕河北は威力のある球が力強い。左腕永島は制球力があり、中継ぎ候補。抑えは1年生ながら最速143キロの右横手投げの美又か。

技巧派の右腕近野、球のキレがいい左腕下薗も控える。左腕佐野は左翼手での先発が濃厚。

★攻撃「例年以上の強力打線」

例年以上の打力を備えている。上位から下位まで穴がなく、県大会を勝ち上がるにつれてつながりの増した打線は上り調子だ。

主砲の3番蛭間は決勝で3ランを放つなどここぞでの一発が頼もしい。足もあり、9盗塁はチーム最多だ。4番上野は本塁打1本を含む長打5本とパンチ力がある。打率4割8分0厘の1番中前と同6割9分2厘の2番矢野がつくった好機を確実に仕留めたい。

下位を打ちそうな後藤、坪井、畑も打率は4割超えと振れている。

★守備「投手陣支える好連係」

6試合で2失策と堅守を誇る。準決勝で見せた好連係など、投手陣をしっかりと支えている。県大会前にけがした三塁手矢野と捕手畑が復帰し、万全。

内野は、二遊間の後藤、中前の2年生コンビが落ち着いてできれば問題ない。一塁手坪井や三塁手矢野の3年生が声を掛け、細かなミスを減らしたい。

守備範囲が広い俊足の中堅手蛭間がまとめる外野は、左翼手佐野、右翼手上野が脇を固める。豊富な投手陣の強みを最大限に引き出す捕手畑のリードに期待。

浦和学院 甲子園メンバー
?生年月日(学年) ?身長 体重 ?出身中学 ?投・打 ?セールスポイント ?甲子園での抱負 ?好きな言葉

1、河北将太 投手
?2000年6月14日(3年)
?175センチ・80キロ ?上里北 ?右・右
?攻めの投球 ?全国制覇 ?なせば成る

2、畑 敦巳 捕手
?2001年6月20日(2年)
?180センチ 85キロ ??奈川桐蔭学園 ?右・左
?勝負強いバッティング ?全国制覇 ?記録より記憶に残る選手に

3、坪井壮地 一塁手
?2000年12月10日
?178センチ 82キロ ?千葉花見川 ?右・右
?フルスイング ?一戦必勝で全国制覇 ?人間的成長なくして技術の進歩なし

4、後藤陸人 二塁手
?2001年6月20日(2年)
?173センチ 73キロ ?愛媛四国中央三島西 ?右・左
?粘り強い打撃 ?全員野球で全国制覇 ?報恩感謝

5、矢野壱晟 三塁手
?2000年7月11日(3年)
?170センチ 73キロ ?福岡北九州企救 ?右投左打
?肩(送球)、元気 ?全員野球で一戦必勝。全国制覇! ?身削力生〜身が削れても、力は生まれる〜

6、中前祐也 遊撃手
?2001年9月23日(2年)
?178センチ 78キロ ?さいたま大久保 ?右・左
?積極的なバッティング ?日本一を取る ?負けず嫌い、切り込み隊長

7、佐野涼弥 左翼手
?2000年6月24日(3年)
?178センチ 78キロ ?栃木宇都宮陽東 ?左・左
?長打力 ?一戦必勝で全国制覇 ?感謝の気持ちを力に変えて

8、蛭間拓哉 中堅手
?2000年9月8日(3年)
?175センチ 82キロ ?群馬桐生相生 ?左・左
?全力プレー、フルスイング ?一戦必勝で絶対優勝 ?前後裁断

9、上野暖人 右翼手
?2000年10月7日(3年)
?173センチ 77キロ ?大阪八尾成法 ?左・左
?フルスイング ?全国制覇 ?一期一会

10、美又王寿 投手
?2002年5月20日(1年)
?174センチ 77キロ ?福岡飯塚穎田 ?右・右
?浮き上がるストレート ?今の自分の力を全て出す ?今を生きる

11、渡邉勇太朗 投手
?2000年9月21日
?190センチ 90キロ ?羽生東 ?右・右
?キレのあるストレート ?全国制覇 ?吾道一貫

12、福島 迅 投手
?2000年4月8日(3年)
?175センチ 73キロ ?北海道札幌大谷 ?右・左
?キャッチャー ?全員野球で優勝 ?今日できる、いつかじゃなく

13、小町竜梧 一塁手
?2000年12月8日 (3年)
?169センチ 70キロ ?川越第一 ?右・左
?バッティング ?全国制覇 ?一所懸命

14、永島竜弥 投手
?2001年6月21日(2年)
?166センチ 67キロ ?栃木大平南 ?左・左
?攻めの投球 ?一戦必勝 ?小さな巨人

15、大澤龍生 三塁手
?2000年10月30日(3年)
?170センチ 70キロ ?朝霞第三 ?右・左
?足を生かしたプレー ?長所を生かしたプレーをする ?継続は力なり

16、阿部鳳稀 二塁手
?2000年12月26日(3年))
?168センチ 63キロ ?宮城石巻石浦 ?右・左
?走攻守全てに足を生かしたプレー ?日本一 ?勝者は常に諦めない

17、下薗咲也 投手
?2001年4月11日(2年)
?171センチ 63キロ ?鹿児島阿久根 ?左・左
?多彩な変化球 ?自分の力を全て出す ?至誠天に通ず

18、近野佑樹 投手
?2000年6月30日(3年)
?178センチ 76キロ ?杉戸 ?右・右
?コントロール ?全力を尽くす ?All is well

★活躍を心からお祈り 上田清司知事の話

浦和学院高校の皆さん、5年ぶりの全国高校野球選手権大会への出場おめでとうございます。甲子園では全国制覇を目指し、自信と誇りを胸に、一戦一戦全力プレーで頑張ってください。ご活躍を732万県民の皆様とともに心からお祈りしています

★甲子園で浦学旋風を さいたま市の清水勇人市長のコメント

5年ぶり13度目となる全国高校野球選手権大会への出場、本当におめでとうございます。南埼玉代表としての誇りを胸に、埼玉大会の様な勝負強さと執念で、甲子園で浦学旋風を巻き起こしてください。チーム一丸となって持てる力を存分に発揮していただき、選手権全国初制覇を成し遂げることを129万さいたま市民の皆様とともに祈っています。

★ご健闘を心から祈念 小松弥生教育長の話

浦和学院高校の皆さん、5年ぶり13度目の甲子園出場おめでとうございます。甲子園では日々の練習の成果を存分に発揮し、頂点を目指して突き進んでください。皆さんのご健闘を心から祈念しております。

★徳栄との決勝を期待 小山友清高校野球連盟専務理事の話

浦和学院高校、5年ぶり13度目の夏の甲子園出場おめでとうございます。豊富な投手陣、安定した守備、層の厚い打線は相手にとって脅威です。自身初優勝、埼玉県勢2連覇を目指し、花咲徳栄高校と決勝戦で相まみえることを期待しています。

2018年8月4日 埼玉新聞掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。