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仙台育英 情報
管理人 / 2018-08-07 19:58:00 No.40909
仙台育英・沢田佑がチームを助ける!初戦のVs浦学まであと5日

第100回全国高校野球選手権大会第2日(6日、甲子園)2年連続27度目出場の仙台育英(宮城)は6日、第8日(12日)の浦和学院(南埼玉)との初戦(2回戦)に向け、大阪・柏原市内で約2時間の練習を行った。沢田佑(たすけ)内野手(3年)は、宮城大会でチームトップの打率・591と活躍。仙台育英OBで1学年上の楽天・西巻賢二内野手(19)をほうふつさせる安定感のある守備で、浦学撃破に燃える。

浦和学院戦まで1週間を切り、調整が熱を帯びてきた。この日は関西入り後初の紅白戦を実施。相手打線の傾向を取り入れ、グラウンド整備直後の六回を想定し休憩を入れてから試合を再開するなど、本番を意識して取り組んだ。

「とにかく試合の入りが大事。本番を想定してできた」

須江航監督(35)は久々の実戦に及第点を与えた。チームは7月31日に関西入りし、大阪、兵庫県内で練習を重ねた。開会式の行われた5日は、藤蔭−星稜の開幕戦を観戦し、甲子園の雰囲気を体感。その後はオフを取りリラックスした。

「やるべきこと、準備はできている。しっかり自分たちの野球をして、最高のパフォーマンスがしたい」

充実の調整に遊撃手の沢田が意気込んだ。宮城大会では8番打者ながらチームトップの打率・591と大暴れ。「監督に守備で貢献してといわれ楽に打てていた。自分でもビックリ」。その指揮官も「自信をつけたと思う。守備に絶対の信頼があるし、チームでケガをされて一番困る選手」と最大級の評価を与えた。

その守備力は、須江監督いわく「強くて正確な送球ができる。西巻のよう」。現在、高卒新人ながら楽天の1軍でプレーする指揮官の秀光中時代の教え子を引き合いに出すほど。いわば“西巻2世”だ。

沢田にとっては1学年上の「雲の上の先輩」。西巻からの「足を動かして、まず捕るのが大事」という助言は大切に守っている。「西巻2世なんてもったいない」とはにかむが「支えてくれた方々に感謝の思いを持って試合に臨みたい」。背番号6のいぶし銀は、静かに闘志を燃やす。

沢田 佑(さわだ・たすけ)

2000(平成12)年4月2日生まれ、18歳。宮城・石巻市出身。釜小3年から釜小ヤンキースで野球を始める。石巻中時代は石巻中央リトルシニアでプレー。仙台育英では2年秋からベンチ入り。1メートル68、65キロ。右投げ左打ち。家族は祖父母、両親、妹。

★仙台育英・エース田中、浦学想定打者に上々1失点

第100回全国高校野球選手権大会第2日(6日、甲子園)2年連続27度目出場の仙台育英(宮城)は6日、第8日(12日)の浦和学院(南埼玉)との初戦(2回戦)に向け、大阪・柏原市内で約2時間の練習を行った。

紅白戦ではエースの田中が登板。左打者の多い浦和学院打線を想定した打者陣を相手に4回1失点。「最初は久しぶりでボールがうまく指にかからなかった」と苦笑い。それでも修正して尻上がりに調子を上げ「この調子で(浦和学院戦は)初回から3人で抑えたい」。須江監督は「(後半は)走者を背負っても失点しなかった。上々です」と合格点を与えた。

2018年8月7日 サンケイスポーツ東北版掲載

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