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野球部 情報
管理人 / 2018-08-10 07:34:00 No.40926
浦学12日に仙台育英戦
練習の成果しか出ない
2013年選抜V小島和哉投手がエール

第100回全国高校野球選手権記念大会(日本高野連、朝日新聞社主催)で南埼玉代表の浦和学院は12日、仙台育英(宮城)との初戦に臨む。2013年、選抜大会で当時2年の左腕エースとして浦学を優勝に導き、夏の甲子園は仙台育英に初戦負けとなった小島(おじま)和哉投手(早大4年)が、後輩にエールをおくる。

――5年ぶりの夏の甲子園です

南埼玉大会決勝の朝、森士(おさむ)監督に「頑張って下さい」とLINEを送りました。侍ジャパン大学代表の一員として、オランダの国際大会で優勝したので、その報告も兼ねて。すると「リベンジしてやる」と返信があり、決勝の相手川口が高校3年の夏に負けた相手だと思い出しました。試合後すぐ「おめでとうございます」と送りました。

――5年前の春の全国制覇は自身にどう影響していますか

今の自分があるのは、あの舞台で勝てたからだと思います。今でも、つらい時は思い出して励みにしています。ただ、その年の夏の甲子園は仙台育英に初戦負けしました。準備が足りなかった、と思います。悔しい思いをしたこともまた、勉強になりましたが。

――高校時代で印象に残っていることは

試合はもちろんですが、日ごろの厳しい練習のことが頭に残っています。あの練習があったから、試合でも結果が出せた。高校の2年半、一生懸命頑張った成果は、今も出ていると感じています。

――後輩にエールを

甲子園は空気感も普段と違う。やってきたことを出すのが一番難しい場所です。それでも、自分たちがやった練習の成果しか出ない。だから、しっかり準備をして臨むことです。勝ち上がる能力はある。暑いので、体調管理とけがの予防を意識して。遠征先のブラジルから応援しています。

★春の覇者 夏の初戦で敗れた
5年前の雪辱なるか

春の覇者が、夏は初戦で敗退――。小島和哉投手が味わった屈辱だった。

13年春の選抜大会は全5試合に先発。決勝を含む3試合で完投し、県勢45年ぶり2度目の春の優勝の立役者となった。

だが、同年夏の甲子園は、初戦の仙台育英戦で乱調。一回に1点を先取したが、その裏に6失点。三回に8得点で逆転するも、六回に追いつかれ10−10。九回、2死一塁で足がつり降板。救援した投手がサヨナラ打を浴びた。

12日の初戦で、5年前の雪辱を期す。

2018年8月10日 朝日新聞埼玉版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-10 07:38:00 No.40927
【浦和学院だより】
密な連係を確認、機動力絡めてくるチームへ対策入念 12日、仙台育英と初戦

第12日の仙台育英(宮城)との初戦に向けて調整を進めるチームは9日、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンターで午前10時から2時間の練習を行った。

アップの後、一塁側、マウンド、三塁側の3カ所で投手のバント処理の練習を実施。フィールディングのほか、けん制、ランダウンプレーなど密な連係とフォーメーションを確認し、仙台育英など機動力を絡めてくるチームへの意識を高めた。

マウンド上では河北や渡辺ら投手陣が森大コーチからけん制について指導を受けた。「県大会と甲子園ではボークの取られ方が少し違う。(右投手は)右足を軸に回転するようにすれば取られにくい」と2008年夏に甲子園のマウンドを経験している森大コーチの言葉は効果的だ。

その後、手投げ2カ所とマシン1カ所で打撃練習。打撃投手はメンバー入りしている右腕近野と左腕下薗が務め、力のある球をレギュラー組の打撃陣が打ち込んだ。

エース河北、甲子園用けん制「コツつかめた」

 ブルペンで捕手を座らせて45球を投げたエース右腕河北は「体のバランスのズレがあったが、良くなってきた。いい状態に仕上がってきている」と手応えを口にした。7月23日の南埼玉大会決勝以来、実戦からずいぶんと遠ざかっているが、しっかりと初戦に合わせて調子を上げている。

★甲子園用けん制「コツつかめた」 エース河北

関西入りしてからは、甲子園でのけん制球の投げ方について教わってきた。この日も森大コーチにお手本を見せてもらい、「以前のように足を横に出すとボークを取られやすい。くるっと回るように」と自分なりに解釈している。

「最初は投げづらかった」という甲子園用のけん制も、「(同じ先発候補の)渡邉とも『こんな感じかな』って話しながら繰り返してだんだんとコツがつかめてきた」と板に付いてきた。

★近野、打撃投手務め「生きた球を」

背番号18の右腕近野が「仲間のために生きた球を」とヘッドギアを着けてフリー打撃の投手を務めた。レギュラー組の打撃陣に40〜50球を投げ、「みんなバットも振れているし、調子が上がってきている」とチームメートの好調ぶりを喜んだ。

一方で、南埼玉大会の準々決勝以降は登板していなかっただけに、いつ出番が来てもいいように万全の態勢で機会を待ちたい気持ちも当然ある。「自分の準備でもあるし、全力で投げた。いい感じはつかめた」と納得の表情で汗を拭った。

2018年8月10日 埼玉新聞掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-10 09:33:00 No.40928
これは宮城県版の記事なのですが、埼玉県版にはまだ掲載されていないので、こちらを
尚、埼玉版がでましたら、書き換えます


監督対談・仙台育英と浦和学院 12日に初戦

第100回全国高校野球選手権記念大会で、仙台育英は第8日の12日、第2試合で浦和学院(南埼玉)との初戦に臨む。仙台育英の須江航監督と浦和学院の森士(おさむ)監督に相手校の印象や試合への意気込みを聞いた。

――互いに相手をどんなチームと見ているか。

森 甲子園出場回数が多い、強豪の伝統校。昨年に続く出場で、経験のある選手がいる印象だ。

須江 投打ともに高いレベルにある。特に打撃は、広角に打てる打者が多い。

――警戒している相手選手は。
森 エースの田中星流君を中心に、俊足の打者もいる。個々のレベルが高いうえ、一体感もある印象だ。

須江 中軸の蛭間拓哉君、上野暖人君はもちろん、足が速く広角に打てる1、2番打者も警戒している。素晴らしい投手がそろい、打ち崩すのは難しい。

――理想の試合展開は。

森 (少ない点で競り合う)ローゲームを求められていくと思う。

須江 仙台育英は、宮城大会も粘り強く戦えた後半型のチーム。リードされても小差で後半に入りたい。

――自分のチームでカギを握る選手は。

森 南埼玉大会で投げたタイプの違う4投手を中心に守備を固めたい。けが人が戻り、どこからでもチャンスを開ける打線もある。みんなに期待している。

須江 けが人がいたので、甲子園でやっと全員で戦える。特に8、9、1、2番の打者は力はある。下位から上位へのつなぎに期待している。

――初戦への意気込みを。

森 久しぶりの甲子園で経験者もいない。初出場の気持ちで、この舞台でやれる喜びを感じたい。最高のパフォーマンスができるよう準備したい。

須江 100回の記念大会に出場できる喜びをかみしめながら、宮城71校の代表として、恥ずかしくない試合をしたい。

2018年8月10日 朝日新聞宮城県版掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-10 09:50:00 No.40929
仙台育英 登録メンバー

背番号 選手名 学年 身長/体重 投打 打率(※)
1 田中 星流 3年 181/83 右右 .333
2 我妻  空 3年 175/72 右右 .125
3 笹川 雄平 3年 176/74 右右 .500
4 菊地 太志 3年 170/65 右右 .227
5 鈴木 佳祐 3年 167/63 右左 .333
6 沢田  佑 3年 168/65 右左 .591
7 佐藤  郁 3年 175/77 右左 .000
8 熊谷 大貴 3年 175/68 右左 .529
9 斎藤 康志 3年 168/68 右右 .231
10 大栄 陽斗 2年 174/72 右左 .500
11 大山  樹 3年 180/80 右右 .000
12 阿部 大夢 3年 164/69 右左 .250 ○
13 小関 遥翔 3年 183/75 右右 .333
14 佐藤 来輝 3年 166/66 右右 .000
15 小濃  塁 2年 170/75 右左 .348
16 鈴木 悠朔 3年 170/71 右右 .286
17 岩渕 淳也 3年 171/74 右右 .167
18 笹間 克弥 3年 166/66 左左 1.000
○は主将
(※)地方大会での打率

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-10 15:26:00 No.40930
勝つためにできることを 浦和学院・記録員、梅村剛さん

夏の甲子園に出場する浦和学院(南埼玉)の梅村剛さん(3年)は、12日の初戦の仙台育英(宮城)戦で記録員としてベンチに入る予定だ。怪我などもありレギュラーになれなかったが、二塁手と遊撃手以外ならどこでも守れる経験を生かし、選手にアドバイスするなどチームを支える。

兵庫県伊丹市内の練習場で9日、打撃練習で捕手を務めた梅村さんの顔にファウルボールが直撃すると、「うめ、頑張れ!」とチームメートが励ました。

元々は投手で、昨秋から記録員も務めるようになった。今年の春の県大会後、森士監督から「記録員をやるために(浦和学院に)来たんじゃないだろう」と言われ、練習を続けた。投手層が厚く、背番号をもらうのは厳しかったが諦めなかった。

ところが5月下旬、試合で3回を投げたところで腹の辺りから「ぶちっ」と音がした。左脇腹軟骨の損傷と診断され、試合での投球は難しくなった。「チームが勝つためにできることを全てやろう」。気持ちを切り替えて、記録員として支える道を選んだ。

9日の練習では、畑敦巳捕手(2年)にサインの出し方をアドバイスした。「サインを出す動きに不器用なところがあるから」。勝利のため、自分の経験を全て伝える。「仙台育英は5年前に負けた相手。対戦が楽しみで仕方ない。得意の大きな声を出して選手を支えたい」

2018年8月10日 毎日新聞埼玉版掲載

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