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野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 16:23:00 No.40986
浦和学院12安打9得点、仙台育英に大勝

浦和学院9―0仙台育英(2回戦=12日)――浦和学院(南埼玉)が12安打で9点を挙げ、快勝した。一回、佐野の2点二塁打で先制。三回には矢野の適時三塁打などで2点を加え、その後も蛭間のソロなどでリードを広げた。先発の渡辺が6回を3安打、無失点の好投。仙台育英(宮城)は打線がつながらなかった。

2018年8月12日 読売新聞 ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 16:26:00 No.40987
浦和学院が9−0で仙台育英を下す 5年前のリベンジに「思いは強かった」と監督

第100回全国高校野球選手権大会第8日は12日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合は、5年ぶり出場の浦和学院(南埼玉)と2年連続出場の仙台育英(宮城)が対戦。浦和学院が9−0で勝利し、3回戦に進出した。

浦和学院は序盤から得点を積み重ね、八回、先頭の3番・蛭間の中越えソロ本塁打などで2点を追加。九回には3点を加えて、突き放した。

浦和学院は2013年の1回戦で仙台育英にサヨナラ負けを喫しており、リベンジを果たした。

浦和学院の森監督は「(5年前の甲子園で仙台育英にサヨナラ負け)OBを含めて、この1戦にかける思いは強かった。選手たちが勝利につなげてくれた。ほとんどの場面で選手の判断にまかせました。みんながシャープで振り抜こうといったことがこの一戦にあらわれた」と語った。

2018年8月12日 産経新聞 ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 16:28:00 No.40988
浦和学院 仙台育英を3安打零封

第100回全国高校野球選手権記念大会は第8日の12日、阪神甲子園球場で2回戦4試合。第2試合は、浦和学院(南埼玉)が継投で仙台育英(宮城)を零封。9−0で勝ち3回戦に進んだ。

浦和学院は初回、四球と安打で2死二、三塁とすると、5番・佐野の右中間を破る2点適時二塁打で先制。三回には2番・矢野の右越え適時三塁打、八回には3番・蛭間が左中間へソロ本塁打を放つなど、リードを広げた。投手陣は先発の渡辺が仙台育英打線に対し6回を投げ3安打無失点。2番手・永島、3番手・美又、4番手・河北と4人の継投で零封した。仙台育英は要所での失策が失点につながった。

浦和学院が4人の継投で零封勝ちした。先発・渡辺は威力のある直球を軸に6回を3安打に抑えて7三振を奪った。打線は一回に佐野の2点二塁打で先制したのをはじめ、12安打中6本が長打で効果的に9得点した。仙台育英の先発・田中は制球が甘く3回持たずに降板。攻撃も、得点圏に5度進めた走者を還せなかった。

浦和学院・森士監督 一回に機動力を使って2点を先取できたことが大きかった。終盤の蛭間の一発も見事。選手が自信を持って戦ってくれた。

仙台育英・須江航監督 悔しさしかない。一回に1点でも返していれば、多少流れを戻せたが……。浦和学院の打者のレベルが素晴らしかった。

2018年8月12日 毎日新聞 ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 16:32:00 No.40989
浦和学院0封完勝「ここで1発」主将蛭間が本塁打

浦和学院(南埼玉)が9−0で仙台育英(宮城)に完勝した。

5年前の13年にも初戦で対戦し、サヨナラ負けを喫した因縁の相手にリベンジを果たした。先発した渡辺勇太朗投手(3年)が6回3安打7奪三振の好投。自己最速タイの149キロの直球を中心に、2種類のスライダーを有効に使い相手打線を打ち取った。

後を受けた永島竜弥投手(2年)も、2回を打者6人で完璧に抑えた。9回は美又王寿投手(1年)河北将太投手(3年)とつなぎ、4投手の無失点リレー。渡辺は「後にいいピッチャーがいっぱいいるので、1イニング1イニング全力でいった。打線に助けられました」と汗をぬぐった。

打っては5番佐野涼弥外野手(3年)が2安打4打点と打線をけん引。主将の蛭間拓哉外野手(3年)も本塁打を含む2安打を放つなど存在感を示した。蛭間は「5年前のリベンジを意識しつつ、自分たちの野球に集中しようと。(本塁打は)渡辺が頑張っていたので、ここで1発打ってやろうと思ってました」と笑顔を見せた。

2018年8月12日 日刊スポーツ ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 16:34:00 No.40990
浦和学院・佐野が2安打4打点「目の前の一戦一戦を戦っていきたい」

第100回全国高校野球選手権大会第8日第2試合(浦和学院9−0仙台育英、12日、甲子園)浦和学院の佐野が2安打4打点と活躍した。一回から先制の2点二塁打を放ち「第1打席で1本出たのでその後は楽にいけた」と満足そうに話した。九回には三塁打で2点を加えた。

本来は投手だが、今春に左肩を痛めて野手登録となった。けがが回復すれば今後、投手に戻る意向。今は夏の甲子園大会に集中し「目の前の一戦一戦を戦っていきたい。チームに貢献したい」と意気込んだ。

2018年8月12日 サンケイスポーツ ネット配信

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管理人 / 2018-08-12 16:37:00 No.40991
浦和学院、190センチ渡辺が6回無失点「緩急使えた」次戦は二松学舎大付と関東対決

浦和学院(南埼玉)が、仙台育英(宮城)に完勝。2012年以来6年ぶりの3回戦進出を決めた。

先発した背番号「11」の渡辺勇太朗(3年)が6回を3安打無失点で7三振を奪う快投で勝利に貢献した。

身長190センチ右腕は、「すごいうれしいです。(開会式から)時間が少し空いたんですけど、できることをしっかり調整できました。(相手は)小技でかき回してくると思ったんですが、自分の緩急を使った投球ができました。今年は投手陣が豊富にいるので守備からリズムを作って、全国制覇したい」と白い歯を見せていた。

浦和学院は3回戦で、広陵(広島)を下した二松学舎大付(東東京)との対戦が決まった。

2018年8月12日 デイリースポーツ ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 17:47:00 No.40992
浦和学院「5年前悲しい思い」 因縁対決4人継投で制す

浦和学院にとって、6年ぶりとなる夏の甲子園での白星。森士(もりおさむ)監督はお立ち台で、「本当に選手たちが、よくこの一戦でつないでくれた」と言って目に涙を浮かべた。

この日の相手は、5年前の第95回大会の初戦で敗れた仙台育英。2年生エースでその春の選抜大会を制した左腕小島和哉(早大)が左足をつりながら182球を投げ、途中降板。接戦の末、10―11でサヨナラ負けを喫していた。この敗戦を機に、1人の投手に頼らないチームを作ってきた。

「確かに(相手の)ユニホームを見れば、よみがえってくるものはありますけど、自分たちのパフォーマンスをしっかりさせてやることだけを考えていた」と森監督。今夏は4投手でつなぎ、9―0で勝った。継投を選んだ理由について、「5年前に1人、悲しい思いをさせてしまったので」と語った。

感極まったことを問われ、「(相手が)仙台育英の試合というのもそうだが、うちの選手がたくましくなった。彼らに僕自身が感動してしまって、ちょっとグッときてしまいましたね」。そう言って、また目を潤ませた。

★蛭間(浦) 八回に本塁打。「中盤から追加点が取れていなかったので、1本出すぞという気持ちだった。いい打球だったと思う」

2018年8月12日 朝日新聞バーチャル高校野球掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 17:50:00 No.40993
あの人そっくりの動作で149キロ 浦学・渡辺、打は…

★浦和学院・渡辺勇太朗投手

昨秋、キャッチボールをしていた時のこと。「このフォームがしっくりくる」。大谷翔平(現エンゼルス)のまねしていてピンときた。そこからは動画サイトとにらめっこ。シャドーピッチングを重ねた。コーチからも「将来は大谷くらいの投手にならないと、な」と励まされた。

この日は先発して6回3安打無失点。直球の球速は自己最速タイの149キロを記録し、スライダーも切れた。「直球が走っていたので緩急をつけられた。甲子園は投げやすかった」

確かに、右足を上げ、テイクバックから胸を張るところ、かの“二刀流”にそっくり。「スムーズな体重移動を一番参考にしています」。そこまでくると打撃にも期待が膨らむが、地方大会では1割4分3厘。しかも、右打者。ただ、捕手の畑は言う。「勇太朗さんは、左打ちの打撃フォームも大谷にそっくりなんです」。たいした観察眼だ。

2018年8月12日 朝日新聞高校野球バーチャル掲載

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 18:20:00 No.40994
仙台育英9大会ぶり初戦敗退 浦和学院に完封負けの阿部主将「相手が一枚も二枚も上」

仙台育英(宮城)が完封負けで、01年以来出場9大会ぶりの初戦敗退を喫した。

初回に2点を先制され、三回にも2点を追加される苦しい展開。三回途中から救援した2番手の大栄陽斗投手(2年)が粘りの投球を見せたが、終盤に5失点して突き放された。打線は初回1死一、三塁の好機を逃すと、4投手に散発4安打に封じられた。

昨年12月に不祥事が発覚。6カ月の対外試合禁止処分を受けながら、1月に就任した須江航監督のもと、2年連続出場を果たした。

須江監督は「ワンサイドゲームになって悔しい」としながらも「半年間、積み上げてきた事実は変わらない。負けたけどよくやった」と選手をたたえた。

途中出場したマスクをかぶった主将の阿部大夢捕手(3年)は「相手が一枚も二枚も上」と浦和学院の強さに潔く脱帽。「たくさんの人に支えられてここまできて、恩返ししようと言っていたけど(甲子園は)そう簡単にできる場所じゃない」と悔しがった。

2018年8月12日 デイリースポーツ ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 18:28:00 No.40995
第100回夏の全国高校野球 浦和学院対仙台育英

夏の甲子園は大会8日目の12日、5年ぶりの出場となる南埼玉代表の浦和学院が宮城代表・仙台育英との初戦に臨みました。

史上最多となる出場56チームの最後の登場となった浦和学院と仙台育英。浦和学院が前回出場した2013年の大会初戦でサヨナラ負けした因縁の対決です。

浦和学院は初回、2アウト2・3塁から5番・佐野が右中間を破るタイムリー2ベースを放ち2点を先制します。そのウラ、1アウト1・3塁のピンチを招きますが、先発の渡邊は2者連続三振に切って取り0点に抑えます。

3回、浦和学院は2番・矢野のタイムリー3ベースなどで2点を追加、4対0とリードを広げます。

浦和学院は8回、3番・キャプテン蛭間のバックスクリーン左に飛び込むソロアーチと、相手のエラーでこの回2点、さらに9回にも5番・佐野のタイムリーなどで3点を挙げ試合を決定づけます。

浦和学院はピッチャー4人の継投で仙台育英打線を4安打に抑え、完封勝ちで5年前の雪辱を果たし、3回戦進出を決めました。

2018年8月12日 テレ玉ニュース

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 18:55:00 No.40996
夏の甲子園 浦和学院9ー0仙台育英

100回の記念大会となる夏の全国高校野球、8日目の第2試合は、南埼玉の浦和学院が宮城の仙台育英高校に9対0で勝ち、5年前の大会の初戦で敗れた相手に雪辱を果たしました。

浦和学院は1回、2アウト二塁三塁のチャンスで、5番の佐野涼弥選手が右中間を抜くタイムリーツーベースを打って、2点を先制しました。

3回には、2番の矢野壱晟選手のタイムリースリーベースなどでさらに2点を追加しました。

投げては、先発の渡邉勇太朗投手が150キロに迫るストレートとキレのあるスライダーで仙台育英打線を6回無失点に抑え、後をうけたピッチャーも得点を与えませんでした。

浦和学院は、終盤も追加点を重ねて9対0で仙台育英に勝ち、5年前の夏の甲子園の初戦で敗れた相手に雪辱を果たしました。

仙台育英は、エースの田中星流投手が浦和学院の上位打線に打ち込まれ、打線も無得点に抑えられました。

★浦和学院 蛭間主将「絶対打つぞという気持ちで打席に入った」

8回に大会第26号となるソロホームランを打った浦和学院のキャプテン、蛭間拓哉選手は「なかなか打線がつながっていなかったので絶対打つぞという気持ちで打席に入り、1本が出たのでうれしかったです。5年前の大会の初戦で敗れた相手にリベンジできてよかったです」と笑顔で試合を振り返りました。そして次の試合に向けて「総合力で戦っているので、ピッチャーを中心に守って、全員で打って、勝ちたいです」と意気込んでいました。

★浦和学院 森士監督「この一戦にかける思いは強かった」

浦和学院の森士監督は「初回に2点を先制したその裏にデッドボールでピンチを迎えたが、連続三振で切り抜けて、こちらのペースを作ることができました。選手たちの調子がよかったので、ピッチャーを中心に守って、打って点をとることができました」と試合を振り返りました。また、5年前の大会の初戦で敗れた相手に勝ったことについて「OBも含めてこの一戦にかける思いは強かったです。選手たちがよくがんばってくれました」と選手たちをたたえました。

★仙台育英 阿部主将「恩返しをしたかった」

仙台育英高校のキャプテン、阿部大夢選手は「不祥事で対外試合禁止となり、下を向く時期もあったが、いろいろな方々に支えられてここまで来たので恩返しをしたかった。しかしそう簡単にできる場所ではなかった」と話していました。また、対戦した浦和学院の渡邉勇太朗投手については、「140キロ以上出ていたストレートを狙う上で決め球のスライダーをいかに見逃せるかというなか、ひざ元の低めのボールに手を出してしまった」と振り返りました。

★仙台育英 須江監督「自分たちを褒めて誇りを持ってほしい」

仙台育英高校の須江航監督は、「先制点を許したあとの1回の裏のチャンスで1点でも返せていれば、多少は流れを取り戻せた。1点も取れなかったので相手に安心感を与えてしまった」と話していました。

また、先発した田中星流投手については、「いい空振りも奪っていたが、カウントを取りに行ったボールを紙一重のところで打たれてしまった。浦和学院の打者のレベルの高さがすばらしかった」と振り返りました。

そのうえで、「ここまで彼らが積み上げてきたものは色あせることはないので、自分たちを褒めて、誇りを持ってほしい」と選手をねぎらっていました。

2018年8月12日 NHKニュース

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 19:00:00 No.40997
浦和学院・阿部、震災から7年…石巻に勇気や感動を

勝利した浦和学院の阿部鳳稀(ふうき)内野手(3年)は晴れやかな表情で、あこがれの校歌を歌った。「幸せだな、と思いました」と感慨深げだった。

特別な思いがあった。宮城・石巻市出身。2011年3月11日、鹿妻(かづま)小4年の冬に、東日本大震災があった。当時、自宅から2キロ先の長浜海岸まで毎日走って鍛えていた。3月10日も走った。「いつもと波や海が違う」と感じた鳳稀少年は、帰宅後に両親に「津波が来るよ」と泣いて訴えた。翌日、悲劇は本当に起きた。

家族は無事だったが、自宅は床下浸水。近所の道路には遺体もあったという。電気も食料も満足に手に入らない日々でも、下を向かず、家族の手伝いをしながら道路でバットを振っていた。日常は少しずつ戻るものの、まだ復興途上。そんな折、所属する野球チーム「鹿妻・子鹿スポ少野球クラブ」にスパイクが届いた。「あれは、本当にうれしかったです」。送り主は、浦和学院だった。

同校は学校全体で石巻・東松島地区の復興活動を推進していた。野球部員が石巻を訪れ、交流を続けてきた。13年4月、6年生になった鳳稀少年はセンバツ甲子園決勝のアルプスにいた。チーム全員で甲子園へ浦和学院の応援に日帰りで訪れた。野球部員たちと一緒に応援。日本一の瞬間を共有した。「なんてかっこいいんだろう」。

この時点で「浦和学院に絶対に行く」と心に決めた。中3での入試直後には、熱い思いを連日、原稿用紙に書き続けた。膨大な作文は、高校野球での心の支えにもなった。「つらい時、調子が悪い時、原点に返ろうと作文を読み返していました」。最後の夏、背番号16。部員数96人の強豪校で、一塁コーチを任されるまでに成長した。

それでも「ここに立てていることを当たり前と思っちゃいけない」と阿部は言う。石巻では同世代の子どもたちも大勢、亡くなった。「生きたくても生きられなかった人がたくさんいます。街は戻ってきていても、震災のことで苦しんでいる人はまだまだいます。自分が甲子園で活躍して、少しでも地元に勇気や感動を届けられたら」。

震災から7年5カ月。阿部はあの3月10日と同じように、両親に「初戦、仙台育英と当たると思う」と予言し、的中させた。そして「甲子園、優勝すると思う」とも予言している。少年時代のヒーローに、今度は自分が。石巻の子どもたちに優勝メダルを見せる日を、夢見ている。

2018年8月12日 日刊スポーツ ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 22:26:00 No.41002
浦和学院、仙台育英に5年前の雪辱果たす

七回の攻撃、浦和学院の森監督が動く。好投していた先発右腕・渡辺に代打を告げた。

渡辺は自己最速タイの149キロの直球とスライダーで被安打3と危なげなく、球数も90球。しかも4−0とリードしていた。続投もできたはずだが、森監督は「切れが悪くなり、ヒットも浴び始めていた」と明かす。迷わず交代を決めたのは救援陣への絶対的な信頼があるからだ。

2番手でマウンドに上がった2年生左腕・永島は「先発は80球くらいの交代がほとんどで、継投に驚きはなかった」と準備はできていた。カットボールを低めに集め、2回をパーフェクトに抑えた。九回は美又、河北の両右腕をつないで、零封リレーを完成させた。

森監督には苦い経験がある。前回出場した2013年の第95回大会は、センバツで優勝し春夏連覇を目指したが、初戦で仙台育英に10−11でサヨナラ負けした。当時はエース頼みで、小島(おじま=現早大)の脚がけいれんしても続投させざるを得なかった。「あの試合を機に複数の投手で勝つチーム作りをしてきた」と森監督。今年は南埼玉大会全6試合を継投で勝ち上がり、分厚い投手層を築いた。

試合後、森監督は「真価が出た」と投手陣をたたえた。さらに「選手たちがよく勝ちにつなげてくれた」。仙台育英に5年前の雪辱を果たし、涙があふれた。

★浦和学院・主将の蛭間、呼吸法生き、得点

主将の一打が打線を再び活気づけた。八回無死、浦和学院の3番・蛭間が外角直球を流し打ち、左中間スタンドへ運んだ。5イニングぶりの得点をもたらすと、チームは八、九回で計5点。蛭間は南埼玉大会決勝から取り入れた呼吸法が生きた。投手が足を上げた時に鼻で息を吸い、口からゆっくり吐きながら振ると、力みが取れるという。「一本欲しいところでリラックスしてしっかり打てた」と納得の表情を浮かべた。

2018年8月12日 毎日新聞 ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-12 22:35:00 No.41003
浦和学院の佐野「投げるために、打つ」

ともにマウンドを争った仲間を助けたい一心だった。一回2死二、三塁。6球目、真ん中高めに浮いた直球を豪快に振り抜くと、打球は右中間を破る先制の2点適時二塁打に。「渡辺を楽にすることができてよかった」と目尻を下げた。

元は最速143キロを誇る左腕投手。1年の春季大会からベンチ入りして将来を嘱望されたが、花咲徳栄に敗れて涙をのんだ昨夏の埼玉大会決勝以降はフォームを崩し、春先からは肩を痛めてマウンドから遠ざかった。

非凡な打撃を買われて南埼玉大会は「背番号20」でベンチ入り。初の甲子園には外野手として乗り込んできた。「今は試合に出られることがうれしい」と声を弾ませるが、投手を諦めたわけではない。まだ全力では投げられないものの、2日に1度は投球練習に精を出している。その姿に森士監督も「投げるチャンスはあると思う」と可能性を示唆する。

「チームが勝つのが一番だけど、このまま野手で終わるのは悔いが残る。投げる機会を作るためにも、しっかり打たないと」。夢のマウンドに立つために、今は全力でバットを振る。

2018年8月12日 毎日新聞 ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-13 01:28:00 No.41006
仙台育英17年ぶり初戦負け…田中「力不足でした」

2年連続27度目出場の仙台育英(宮城)は、浦和学院(南埼玉)に0−9と完敗した。初戦敗退は01年以来、17年ぶりとなった。

エース右腕・田中星流投手(3年)が先発も、1回表に2点を先制された。得意のカットボールなどで4者連続三振も奪ったが、3回表にも2連続長打を浴びて2点を追加され、降板した。

マウンドを譲り受けた右腕の大栄陽斗投手(2年)が後続を打ち取ると、7回まで無失点。だが8回表の先頭打者に左中間本塁打を浴びると、9回にも点差を広げられた。

田中は「試合の入りを良くしようと思っていたが、コントロールが悪くて甘く入ってしまった。それが敗因。力不足でした」。大栄も「ホームランの場面は外に投げたかったスライダーが内に入ってしまった。少しでも甘く入る1球を逃さない浦和学院さんの打線はすごかった」と反省し、来春のセンバツで甲子園に帰ってくることを誓った。

2018年8月12日 日刊スポーツ ネット配信

Re: 野球部 情報
管理人 / 2018-08-13 01:59:00 No.41007
攻守で「リベンジ」 蛭間拓哉主将

「なんとか1本出す」。

八回、先頭打者としてそう誓った蛭間拓哉主将(3年)。直球に狙いを絞り、甘く来た球を見逃さなかった。すかさず打ち返し、「打った感触が良くて『いってくれー』と思った」。祈った通り、打球は左中間方向にぐんぐんと伸び、そのままスタンドへ。自身の通算28本目の本塁打になった。一、三回で計4得点するも、その後は封じられていたチームの勢いを再び解き放つ一打に「うれしかった」と無邪気に笑った。<>

中堅手として、守備でも魅了。六回2死一塁、相手打者が放った打球をスライディングキャッチし、反撃の隙も与えなかった。好投を続ける渡辺勇太朗投手(3年)の背中を見ながら、「フォローしたい一心」だった。

5年前に初戦で敗れた仙台育英との対戦が決まってから、蛭間君は「先輩たちに代わってリベンジする」と言い続け、そして成し遂げた。次の二松学舎大付は、夏前の練習試合でサヨナラ負けをした。蛭間君は「今日と同じように序盤を大切に戦う」と気持ちを切り替えていた。

2018年8月12日 朝日新聞埼玉版掲載

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