Ｕ１８日本 チーム３安打の韓国に敗れる　吉田輝星がドラフト指名選手に３ラン被弾

先発した金足農・吉田輝星投手が６回２安打も初回に浴びた３ランに泣き、韓国に黒星を喫した。

吉田は初回、韓国プロ野球・斗山ベアーズでドラフト指名されている４番のキム・デハンに対して、１死一、二塁から投じた初球スライダーを左翼席へ運ばれ、いきなり３点を失った。

吉田はその後は得点を与えず、６回９５球で交代。七回は横浜・板川、八回は大阪桐蔭・柿木、九回は大阪桐蔭・根尾が１安打を許したが、無失点リレーと踏ん張った。結局、４人が登板した投手陣は、韓国打線を３安打に抑えた。

打線は韓国の先発左腕でこちらもＫＩＡからドラフト指名されているキム・キフンに抑えられた。初回から１４０キロ台の直球と変化球のコンビネーションに苦しめられ、五回まで２安打無得点。

六回、サムスンからドラフト指名を受けている右腕のウォン・テイン投手に対して、先頭の４番、大阪桐蔭・藤原が四球から二盗を決め、大阪桐蔭・根尾の二塁内野安打で続いて１死一、三塁とし、相手のけん制悪送球で１点を返したが、その後は韓国投手陣の継投の前に得点できず、５安打１得点で敗れた。

2018年9月5日　デイリースポーツ　ネット配信

日本、２次Ｌ向け打線てこ入れへ　永田監督「調子のいいものから使っていく」／Ｕ１８アジア

Ｕ１８アジア選手権（５日、日本１−３韓国、サンマリン宮崎）日本は相手の失策による１点にとどまった。６四球をもらったが、韓国の投手陣を打ち崩せなかった。再三の好機で無安打に終わった蛭間（埼玉・浦和学院）は「自分の力不足。弱いところが全て出た」と潔く負けを認めた。

１次リーグ３試合は打順をほぼ固定したが、永田監督は「今から調子を戻すことはなかなかできない。調子のいいものから使っていく」と２次リーグに向けたてこ入れを示唆した。

2018年9月6日　サンケイスポーツ　ネット配信