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サッカー部 情報
管理人 /
2018-09-09 12:09:00
No.41498
元代表FW森山監督率いる浦和学院が浦和東振り切る。12日抽選会の選手権予選へ弾み
高円宮杯JFA U−18 サッカーリーグ 20188 埼玉S1リーグ(埼玉県1部リーグ)第14節が8日に行われ、6位・浦和東高と8位・浦和学院高との一戦は浦和学院が2−1で競り勝った。
全国高校選手権埼玉県予選は12日に2次予選の組み合わせ抽選会。その直前に開催された、公立の実力派・浦和東と元日本代表FW森山泰行監督の下で力をつけてきた浦和学院との強豪対決は浦和学院が制した。
浦和学院は昨年からレギュラーのFW岡部和希(3年)や俊足FW栗城来夢(3年)が怪我や累積警告のために不在。一方の浦和東は守備の柱であるCB上原龍(3年)を怪我で欠いたのに加え、チームに推進力を加えていたFW前田祥玲(3年)が開始10分でコンディション不良のために途中交代となり、苦しい戦いとなった。
その中、前線でボールを収めるFW小川翼(3年)を中心に攻めた浦和東は、MF石塚陸斗(3年)やMF志村直樹(3年)を活用してサイドでの崩しも見せる。だが、浦和学院主将のMF内舘和輝(3年)が「後期の1、2節でプレスバックとか全員での守備ができていなかったので、最近はそこでしっかりプレスバックしたり、前に出たら上がれとかチームとして取り組んでいた」と語り、MF本田彪(2年)も「チームとしてハードワークは言われていたので走り切ることを意識していました」いうように、後期リーグ戦での大量失点から守備意識が変わってきたという浦和学院は前線から運動量、連動性のある守備を展開。元浦和DFの内舘秀樹氏を父に持つ内舘や本田が良い形でボールを奪い取ると、この日存在感のあったMF信太英駿(3年)や10番MF高橋航大(3年)が細かいタッチのドリブルで局面を打開したり、シュートを狙ったりしてチャンスを作り出した。
後半9分、その浦和学院が先制する。右CKのこぼれ球に反応した高橋が弾丸ライナーの右足ボレー。これがゴールに突き刺さり、リードを奪った。浦和学院はその後もスピードのあるパス交換からゴールに迫る。森山監督から前がかりにならないように気をつけながらパススピードを上げること、ここぞのところでパワーをかけることという指示を受けた選手たちは落ち着いた守備を見せるCB唐川拓巳(2年)や昨年から主軸のCB中里竜也(3年)が要所を締め、試合をコントロールしながら2点目のチャンスを伺う。
そして30分、本田のインターセプトを起点とした連続攻撃から右サイドのMF元吉大翼(2年)がシュータリング。これが逆サイドのゴールネットに突き刺さり、2−0となった。浦和東は後方から丁寧に攻撃を組み立て、サイドで相手DFを剥がすシーンもあったが、得点に結びつけることができない。試合終盤にはPAやや外側で続けてFKを獲得。そして、50分にはクロスのセカンドボールを拾ったMF横田遥人(3年)がPKを獲得する。キッカーのMF中野音央(3年)が一度GK浅賀琉斗(3年)に止められながらも跳ね返りを押し込んで1点差。だが、反撃はこの1点に終わった。
浦和学院は埼玉1部残留へ向けて大きな、後期リーグ戦初白星。昨年度の選手権予選準々決勝で敗れている浦和東相手に、取り組んできた守備面などの成果を発揮した。内舘は「最初に比べたら良くなっている。今、すごく明るく良い雰囲気でやっている。あとは勝つというところ。パスミスとか徐々に減らしていきたい」とコメント。昨年のFW田中和樹(現法政大)やMF安居海渡(現流通経済大)のような抜きん出た選手はいないかもしれないが、チームの雰囲気は良く、森山監督も「面白い」と語る選手たちが並んでいる。
森山監督が安居に続く存在として期待する攻撃的ボランチ・本田は選手権予選へ向けて「小さい頃から夢だったので、去年スタンドで悔しかったので自分がピッチに立って悔しさを晴らせるように頑張りたいです」。浦和学院はJリーグ、海外での経験豊富な指揮官から学んできたことを選手権のピッチで発揮する。
2018年9月9日 ゲキサカ掲載
Re: サッカー部 情報
管理人 /
2018-09-09 12:12:00
No.41499
浦和学院FW高橋航大(3年)「凄かった」先輩10番超えへ。弾丸ショットで先制弾
浦和学院高は10番を背負うFW高橋航大(3年)の弾丸ショットでスコアを動かした。0−0の後半9分、浦和学院は右CKからこぼれ球が後方で構える10番の前に転がる。これを高橋が右足ボレーでとらえると、弾丸ライナーの一撃がゴールに突き刺さった。
ゴールシーンの前にも同じようなチャンスがあってシュートをフカしてしまっていた。だが、再び訪れたチャンスでは抑えのきいたシュートで先制点。チームに貴重なリードをもたらした。
前半から積極的な仕掛けでチャンスメーク。この日浦和東高に敗れると、埼玉県1部リーグの残留争いから後退してしまうところだった。その大一番で決めたゴール。殊勲の高橋は「『勝つしか無い』と(森山泰行)監督にも言われていた。入れてやろうと思って入ったので良かった」と笑みを見せていた。
昨年の10番はFC東京に特別指定され、J3でもプレーしたFW田中和樹(現法政大)が背負っていた。剛の田中に対し、高橋は細かいテクニックで勝負するアタッカー。タイプは違うが「あの人、ちょっと凄かったので越えられるように頑張る」と意気込んでいる。
高校生活最後の選手権予選が1か月後にスタート。注目アタッカー・田中が成し遂げることができなかった全国出場を後輩の10番が達成できるか注目だ。波もあるようだが、他校も警戒する存在。「監督のためにも全国行きたいので。1勝でも多くできるように頑張る」という高橋が、この日のように、チームに何度でも歓喜をもたらす。
2018年9月9日 ゲキサカ掲載
Re: サッカー部 情報
管理人 /
2018-09-09 12:15:00
No.41500
元浦和の父と同じ「19番」背負い続ける浦和学院MF内舘主将、最後の選手権で全国出場に挑戦
「3年間ずっと19番でやらせてもらった。この(高校サッカーの)舞台でも父親は活躍しているので、目標ですね」。浦和学院高のキャプテンマークを巻くMF内舘和輝(3年)の父は、浦和レッズで活躍したDF内舘秀樹氏。父が現役時代に背負っていた19番にこだわり、その番号を3年間背負い続けたMFが最後の選手権を迎えようとしている。
この日の埼玉県1部リーグで内舘はダブルボランチの一角として運動量ある攻守。球際、セカンドボールの攻防で身体を張り、空中戦で強さを発揮していたMFは、中盤から味方の前線を追い越してゴール前に飛び出すようなシーンを増やしていた。
「自分はドリブルとか足元の技術があまりない。だから、走って2列目からの飛び出しだとか、みんなが競ってくれたセカンドボールを拾ったりすることを意識している。走ることについては負けたくないです。試合中に走って、自分のプレーを見ているみんなを盛り上げることもそうですけれども、普段の練習面などでもしっかり声をかけてスムーズに練習が進むように。あと、遅れている人がいたら、しっかり後ろから支えられるように、みんなを支えられるようにしたい」
走ることにこだわるチームリーダーはこの日、コンビを組むMF本田彪(2年)とともにハードワークを続けて強豪対決勝利に貢献。尾間木中時代から田島中の内舘とライバル関係にあったという10番MF高橋航大(3年)は、内舘について「尊敬です」と語り、本田は「キャプテンが走るので負けないように」と口にする。背中でチームを引っ張り、周囲に気を遣って支える主将は、浦和学院に良い意味での影響を与えているようだ。
父・秀樹氏は、内舘が小学校低学年の時に現役引退。父のプレーの記憶はあまりないというが、それでも内舘は父からの的確なアドバイスを自分の力にしてきた。「DFを務めていた時にボールを置く位置とか、ボランチになってからも見ている範囲が最初慣れていなくて狭かったりしたので、遠くとかを見てしっかり繋げるようにとか教えてもらいました。ありがたいです」と口にする。
その父からは「いつも、(先を見るのではなく)一試合一試合のことを言われている」と内舘。最後の選手権も一試合一試合全力で戦い抜くつもりだ。その上で「チームとして勝ちに行かないといけない大会。本当に勝ちたいです」。浦和学院は選手権埼玉県予選のダークホースの一つ。目標とする父が浦和北高時代に立つことができなかった全国舞台まで勝ち上がって、3年間指導してくれた元日本代表FWの森山泰行監督や、父に恩返しする。
2018年9月9日 ゲキサカ掲載
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高円宮杯JFA U−18 サッカーリーグ 20188 埼玉S1リーグ(埼玉県1部リーグ)第14節が8日に行われ、6位・浦和東高と8位・浦和学院高との一戦は浦和学院が2−1で競り勝った。
全国高校選手権埼玉県予選は12日に2次予選の組み合わせ抽選会。その直前に開催された、公立の実力派・浦和東と元日本代表FW森山泰行監督の下で力をつけてきた浦和学院との強豪対決は浦和学院が制した。
浦和学院は昨年からレギュラーのFW岡部和希(3年)や俊足FW栗城来夢(3年)が怪我や累積警告のために不在。一方の浦和東は守備の柱であるCB上原龍(3年)を怪我で欠いたのに加え、チームに推進力を加えていたFW前田祥玲(3年)が開始10分でコンディション不良のために途中交代となり、苦しい戦いとなった。
その中、前線でボールを収めるFW小川翼(3年)を中心に攻めた浦和東は、MF石塚陸斗(3年)やMF志村直樹(3年)を活用してサイドでの崩しも見せる。だが、浦和学院主将のMF内舘和輝(3年)が「後期の1、2節でプレスバックとか全員での守備ができていなかったので、最近はそこでしっかりプレスバックしたり、前に出たら上がれとかチームとして取り組んでいた」と語り、MF本田彪(2年)も「チームとしてハードワークは言われていたので走り切ることを意識していました」いうように、後期リーグ戦での大量失点から守備意識が変わってきたという浦和学院は前線から運動量、連動性のある守備を展開。元浦和DFの内舘秀樹氏を父に持つ内舘や本田が良い形でボールを奪い取ると、この日存在感のあったMF信太英駿(3年)や10番MF高橋航大(3年)が細かいタッチのドリブルで局面を打開したり、シュートを狙ったりしてチャンスを作り出した。
後半9分、その浦和学院が先制する。右CKのこぼれ球に反応した高橋が弾丸ライナーの右足ボレー。これがゴールに突き刺さり、リードを奪った。浦和学院はその後もスピードのあるパス交換からゴールに迫る。森山監督から前がかりにならないように気をつけながらパススピードを上げること、ここぞのところでパワーをかけることという指示を受けた選手たちは落ち着いた守備を見せるCB唐川拓巳(2年)や昨年から主軸のCB中里竜也(3年)が要所を締め、試合をコントロールしながら2点目のチャンスを伺う。
そして30分、本田のインターセプトを起点とした連続攻撃から右サイドのMF元吉大翼(2年)がシュータリング。これが逆サイドのゴールネットに突き刺さり、2−0となった。浦和東は後方から丁寧に攻撃を組み立て、サイドで相手DFを剥がすシーンもあったが、得点に結びつけることができない。試合終盤にはPAやや外側で続けてFKを獲得。そして、50分にはクロスのセカンドボールを拾ったMF横田遥人(3年)がPKを獲得する。キッカーのMF中野音央(3年)が一度GK浅賀琉斗(3年)に止められながらも跳ね返りを押し込んで1点差。だが、反撃はこの1点に終わった。
浦和学院は埼玉1部残留へ向けて大きな、後期リーグ戦初白星。昨年度の選手権予選準々決勝で敗れている浦和東相手に、取り組んできた守備面などの成果を発揮した。内舘は「最初に比べたら良くなっている。今、すごく明るく良い雰囲気でやっている。あとは勝つというところ。パスミスとか徐々に減らしていきたい」とコメント。昨年のFW田中和樹(現法政大)やMF安居海渡(現流通経済大)のような抜きん出た選手はいないかもしれないが、チームの雰囲気は良く、森山監督も「面白い」と語る選手たちが並んでいる。
森山監督が安居に続く存在として期待する攻撃的ボランチ・本田は選手権予選へ向けて「小さい頃から夢だったので、去年スタンドで悔しかったので自分がピッチに立って悔しさを晴らせるように頑張りたいです」。浦和学院はJリーグ、海外での経験豊富な指揮官から学んできたことを選手権のピッチで発揮する。
2018年9月9日 ゲキサカ掲載