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大竹寛 情報
管理人 / 2018-12-05 13:43:00 No.42241
大竹寛 22期 現:巨人
サンスポ記者の球界ここだけの話
巨人・大竹「クビ覚悟」からの巻き返しへ、体調管理と原点回帰

「正直、クビを覚悟していた部分もあった」

17年目のシーズンを終えた巨人・大竹寛投手(35)は、契約更改の場でこう口にした。今季は開幕ローテーション入りするも、わずか2試合の登板で1勝1敗、防御率6・00。このままでは終われない。

「自分としては、もう1年契約していただけるんだなと思いました。金額よりもそっちのほうが強いですね。なんとかチームに貢献したい」

大幅減俸も、受け入れた。球団から提示された額は、今季の年俸5250万円から50%減となる2625万円(金額は推定)。野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超えていた。

だが、どんな現実も受け止めて前に進む。巻き返しへ、自身と向き合っている。このオフのテーマについて聞かれると「まずは自分のコンディションをしっかり整えて、準備をすること」。来季18年目を迎えるベテランにとって、コンディションの管理は最も重要な部分とも言える。

そのために活用しているのが、スマートフォンのアプリだ。オフシーズンに入ってから使用し始めたもので、その日に食べたものを記録すると、足りていない栄養素や、食事のバランスについてアドバイスをしてくれるという優れもの。体重や体脂肪率の増減もグラフで確認できる上に、1日の食事を評価して、点数をつけてくれる。

「食事をバランス良く。気にしながら勉強しながらやっています」と大竹。もう一度、食事から見直し、自身を見つめ直しており「体調の変化は感じます」と少しずつ変化は表れている。

そして、もう一つ。大竹がこのオフ重要視しているのが、キャッチボールだ。野球の基本であり、重要視している投手も多い。もちろん、大竹自身も大事にしてきた練習だが、「間隔を空けると、感覚も体も衰える。若いときは(感覚が)すぐに戻ってくるけど、いまは戻そうとするとけがにつながることもある」と今まで以上に意識をする。

契約更改時、球団からは「戦力として期待している」と言葉をかけられたという。このままでは終われない。もう一度、大輪の花を咲かせてみせる。

2018年12月5日 サンケイスポーツ掲載

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