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榊原翼 情報
管理人 /
2018-12-26 10:14:00
No.42334
オリ・西村監督が大号令!若手先発出てこい
THE 核心
今、気になる人物、話題に切り込む「THE 核心」。今回は西村徳文新監督(58)の下、新しいチーム作りに挑むオリックスに迫る。金子弌大投手(35)、西勇輝投手(28)と投手陣の柱が2人も他球団に移籍し、先発陣の再建が急務。選手に競争を打ち出した西村監督、風岡尚幸ヘッドコーチ(50)に新チームの方向性を聞いた。
エース級が2人もチームを去った。年明け前から、厳しいスタートとなった西村オリックス。ただそれは、新しいチームを作る大きなチャンスでもある。西村監督の頭の中には、若手投手陣が競い合い、若い芽が出る青写真がある。
「そこの2人が抜けた穴をどうやってカバーしていくか。先発できる投手をどんどん試して、誰が最終的に勝ち残っていくのか。『自分たちがローテーションを勝ち取るんだ』という強い気持ちでやって欲しいということは、みんな分かっていると思う」
就任早々、選手たちに競争のスタイルを打ち出した新指揮官。「残ってくれるなら力を貸して欲しい」と言葉をかけていた金子、西は他球団に移籍することとなったが、ある意味、枠が2つも空き、若手にとっては願ってもない大チャンスだ。その椅子は誰に与えるでもなく、自らつかみ取る重要性を訴えている。
「競争して勝ち取ったレギュラーというのは、長く活躍できる」というのが将の考え。支える参謀役の風岡ヘッドコーチも同調する。「先発の柱が2人も同時に抜けるというのはなかなかない。ここで突き抜けられる奴は突き抜けてくる。それは未知数な部分だから当然、不安もあるけど、楽しみな方も大きい。チームを変える転機に来た」とうなずいた。
来季高卒3年目の榊原や山崎颯、先発調整をする山本に黒木、小林、K−鈴木…。可能性を秘めている投手は数多くいる。そんな金の卵たちに首脳陣が求めるのは、常にアグレッシブな姿勢。監督は「失敗を恐れるな。失敗を恐れない気持ちが、技術的なところの前に大事なこと」と説き、同コーチも「失敗すれば使っている我々の責任、成功すれば選手の手柄だから。完璧な選手はいない。成功率が高いか低いか。どうやって成功率を上げるか。どんな状況でも有利に持っていけるようにする。全員が同じ方向を向く。よく一丸と言うけど、それには線ではなく、丸じゃないといけない」と力説した。
22年間、リーグ優勝から遠ざかっているチームに訪れた分岐点。ここで一気に変わるか、変わらないか−。選手層はかなり若返った。西村監督ら首脳陣の手腕、選手の奮起から目が離せない。
2018年12月26日 サンケイスポーツ掲載
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THE 核心
今、気になる人物、話題に切り込む「THE 核心」。今回は西村徳文新監督(58)の下、新しいチーム作りに挑むオリックスに迫る。金子弌大投手(35)、西勇輝投手(28)と投手陣の柱が2人も他球団に移籍し、先発陣の再建が急務。選手に競争を打ち出した西村監督、風岡尚幸ヘッドコーチ(50)に新チームの方向性を聞いた。
エース級が2人もチームを去った。年明け前から、厳しいスタートとなった西村オリックス。ただそれは、新しいチームを作る大きなチャンスでもある。西村監督の頭の中には、若手投手陣が競い合い、若い芽が出る青写真がある。
「そこの2人が抜けた穴をどうやってカバーしていくか。先発できる投手をどんどん試して、誰が最終的に勝ち残っていくのか。『自分たちがローテーションを勝ち取るんだ』という強い気持ちでやって欲しいということは、みんな分かっていると思う」
就任早々、選手たちに競争のスタイルを打ち出した新指揮官。「残ってくれるなら力を貸して欲しい」と言葉をかけていた金子、西は他球団に移籍することとなったが、ある意味、枠が2つも空き、若手にとっては願ってもない大チャンスだ。その椅子は誰に与えるでもなく、自らつかみ取る重要性を訴えている。
「競争して勝ち取ったレギュラーというのは、長く活躍できる」というのが将の考え。支える参謀役の風岡ヘッドコーチも同調する。「先発の柱が2人も同時に抜けるというのはなかなかない。ここで突き抜けられる奴は突き抜けてくる。それは未知数な部分だから当然、不安もあるけど、楽しみな方も大きい。チームを変える転機に来た」とうなずいた。
来季高卒3年目の榊原や山崎颯、先発調整をする山本に黒木、小林、K−鈴木…。可能性を秘めている投手は数多くいる。そんな金の卵たちに首脳陣が求めるのは、常にアグレッシブな姿勢。監督は「失敗を恐れるな。失敗を恐れない気持ちが、技術的なところの前に大事なこと」と説き、同コーチも「失敗すれば使っている我々の責任、成功すれば選手の手柄だから。完璧な選手はいない。成功率が高いか低いか。どうやって成功率を上げるか。どんな状況でも有利に持っていけるようにする。全員が同じ方向を向く。よく一丸と言うけど、それには線ではなく、丸じゃないといけない」と力説した。
22年間、リーグ優勝から遠ざかっているチームに訪れた分岐点。ここで一気に変わるか、変わらないか−。選手層はかなり若返った。西村監督ら首脳陣の手腕、選手の奮起から目が離せない。
2018年12月26日 サンケイスポーツ掲載