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大竹寛 情報
管理人 /
2019-03-27 11:50:00
No.42669
大竹寛 22期 現:巨人
【巨人】大竹寛「1軍ならどんな起用でもいい」…プロ18年目の決意を語る
プロ18年目を迎えた大竹寛投手(35)の「今」と今季に懸ける思いを紹介する。これまで積み上げてきた白星は97。通算100勝の大台への思いや、現在の心境を告白。「今は先発で準備していますけど、1軍に呼ばれるならどういう起用でもいいので上で投げたい」とリリーフも辞さない覚悟を示した。
今季は背水の覚悟で臨む。春季キャンプから2軍で調整を続けている大竹は「キャンプからコンスタントに球数は投げられていますし、状態は悪くないですよ」と話した。
広島からFAで移籍して今季で6年目。昨季は自身最少の2試合の登板にとどまった。それでも「去年(1軍に)呼ばれなかったということは、何かが足りなかったということ。いつ呼ばれてもいいように準備はしていましたし、今もしています」と気持ちは全く落ちていない。
今年5月21日で36歳を迎える。体の変化は自身が一番実感している。「そりゃ若い頃より体が動かなくなったなと感じますよ。パフォーマンスも落ちました。でも若い頃よりも一打席一打席、打者をしっかり見て投げることができているし、自分の中での引き出しは増えたので」とマイナスには捉えない。MAX155キロを誇った右腕も、現在の直球は140キロ前半。100キロ前後のカーブや、代名詞のシュートを織り交ぜ、緩急を使った投球スタイルで昨季のイースタン・リーグでは9勝をマークした。
ベテランになったからこその苦労もある。「昔はある程度、投球の中で計算ができた。どこにどう投げたら抑えられるとか。それぞれの球種で押せていましたけど、今はそうもいかない。一球一球をもっと大事に投げないといけないなと感じています」。勢いだけではない、頭脳的な投球を目指している。
◆100勝へ「あと3」リリーフも辞さず
今年は沢村の先発再転向、ドラフト1位ルーキー・高橋や高田ら若手の台頭もあり、ここまで実戦登板はわずか3試合。それでも17日に行われたイースタン・リーグ日本ハム戦(G球場)では、先発で4回を2安打無失点と結果を残した。三沢ファーム投手コーチも「投げさせる機会があまり与えられなかったのに、試合になると持ち味を出して、しっかり打者と勝負できている」と感服した。
プロ生活17年で積み上げた白星は97。通算100勝の大台まであと3に迫っている。しかし、個人記録に対しての思い入れは強くはない。「今季中に達成できればと思いますけど、自分は目指す数字とか言っていられる立場ではない。まずは勝利に貢献すること。目の前の1勝のために、自分のベストを尽くすだけです」とチームの勝利を最優先に考えている。
今季は広島でもともにプレーをした丸がFAで加入。「自分が投げるときは後ろで守ってくれていると思う。なんとか一緒にプレーしたい」と思いを募らせた。「今は先発で準備していますけど、1軍に呼ばれるならどういう起用でもいいので上で投げたい」とリリーフも辞さない覚悟だ。
13年12月の入団会見では、原監督から「15勝を」と期待された。しかし、移籍後の最多は1年目、14年の9勝。規定投球回には一度も届いていない。指揮官の4年ぶりの復帰に際し「原監督の時に呼んでもらったので、自分の中で勝手な縁を感じている。何でもいいので力になって優勝したいです」と、巻き返しを誓っていた大竹。再び1軍の舞台で活躍することを目指し、ベテランは今日も腕を振り続ける。
2019年3月27日 スポーツ報知掲載
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【巨人】大竹寛「1軍ならどんな起用でもいい」…プロ18年目の決意を語る
プロ18年目を迎えた大竹寛投手(35)の「今」と今季に懸ける思いを紹介する。これまで積み上げてきた白星は97。通算100勝の大台への思いや、現在の心境を告白。「今は先発で準備していますけど、1軍に呼ばれるならどういう起用でもいいので上で投げたい」とリリーフも辞さない覚悟を示した。
今季は背水の覚悟で臨む。春季キャンプから2軍で調整を続けている大竹は「キャンプからコンスタントに球数は投げられていますし、状態は悪くないですよ」と話した。
広島からFAで移籍して今季で6年目。昨季は自身最少の2試合の登板にとどまった。それでも「去年(1軍に)呼ばれなかったということは、何かが足りなかったということ。いつ呼ばれてもいいように準備はしていましたし、今もしています」と気持ちは全く落ちていない。
今年5月21日で36歳を迎える。体の変化は自身が一番実感している。「そりゃ若い頃より体が動かなくなったなと感じますよ。パフォーマンスも落ちました。でも若い頃よりも一打席一打席、打者をしっかり見て投げることができているし、自分の中での引き出しは増えたので」とマイナスには捉えない。MAX155キロを誇った右腕も、現在の直球は140キロ前半。100キロ前後のカーブや、代名詞のシュートを織り交ぜ、緩急を使った投球スタイルで昨季のイースタン・リーグでは9勝をマークした。
ベテランになったからこその苦労もある。「昔はある程度、投球の中で計算ができた。どこにどう投げたら抑えられるとか。それぞれの球種で押せていましたけど、今はそうもいかない。一球一球をもっと大事に投げないといけないなと感じています」。勢いだけではない、頭脳的な投球を目指している。
◆100勝へ「あと3」リリーフも辞さず
今年は沢村の先発再転向、ドラフト1位ルーキー・高橋や高田ら若手の台頭もあり、ここまで実戦登板はわずか3試合。それでも17日に行われたイースタン・リーグ日本ハム戦(G球場)では、先発で4回を2安打無失点と結果を残した。三沢ファーム投手コーチも「投げさせる機会があまり与えられなかったのに、試合になると持ち味を出して、しっかり打者と勝負できている」と感服した。
プロ生活17年で積み上げた白星は97。通算100勝の大台まであと3に迫っている。しかし、個人記録に対しての思い入れは強くはない。「今季中に達成できればと思いますけど、自分は目指す数字とか言っていられる立場ではない。まずは勝利に貢献すること。目の前の1勝のために、自分のベストを尽くすだけです」とチームの勝利を最優先に考えている。
今季は広島でもともにプレーをした丸がFAで加入。「自分が投げるときは後ろで守ってくれていると思う。なんとか一緒にプレーしたい」と思いを募らせた。「今は先発で準備していますけど、1軍に呼ばれるならどういう起用でもいいので上で投げたい」とリリーフも辞さない覚悟だ。
13年12月の入団会見では、原監督から「15勝を」と期待された。しかし、移籍後の最多は1年目、14年の9勝。規定投球回には一度も届いていない。指揮官の4年ぶりの復帰に際し「原監督の時に呼んでもらったので、自分の中で勝手な縁を感じている。何でもいいので力になって優勝したいです」と、巻き返しを誓っていた大竹。再び1軍の舞台で活躍することを目指し、ベテランは今日も腕を振り続ける。
2019年3月27日 スポーツ報知掲載