ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
諏訪賢吉 情報
管理人 / 2019-05-30 23:32:00 No.43303
諏訪賢吉 37期 現:東洋大
[硬式野球]「奪還」を果たした男たち スポトウ的選手名鑑7番(一)諏訪賢吉

新チーム発足後のオープン戦では大敗からスタート。「今年は弱い」「4年生が抜けた穴がでかい」「2部もあるんじゃないか」そう言われ続け迎えたリーグ戦では勝ち点5を勝ち取り、見事優勝を奪還した。全日本大学野球選手権大会で熱い戦いを見せる戦士をスポトウ独自の選手名鑑で紹介する。第7日目は内野から外野まで幅広くこなす諏訪賢吉内野手(総3=浦和学院)。

今季成績:24打席 20打数 7安打 1打点 打率.350

3年一塁手陣が打撃不振に陥ったこともあり、立正大戦から不慣れな一塁手でスタメンに名を連ね始める。起用当初は守備面への不安もあってか、下級生時に見られたミート力は鳴りを潜めていた。そんな中、この男の打棒から快音が聞かれたのは立正大3回戦。この日は3打数2安打とようやく本来の調子を取り戻し鋭い打球が増えた。しかし、この試合では守備時に開脚をし捕球したところ脚のけいれんで途中交代。その後は自身が使う、山崎滉(営4=浦和学院)から授かったファーストミットを高校の先輩である津田(総4=浦和学院)に託し、戦況をベンチから見守った。最終カードの亜大戦では計5安打を放ち勝利に貢献。「心境ですか…」と少し考えてから「村上(総3=智弁学園)が頑張ってたから」と満面の笑みで答え、優勝の興奮そのままのバスへと姿を消した。全国の野球ファンが近年まれにみる超守備型一塁手が連発する美技に酔いしれる日まであと少しだ。

★記者のメモ:いつも心に”Have Fun”

これは諏訪選手の帽子のツバに書かれた言葉。このことを尋ねると「あー。川崎選手(元福岡ソフトバンク等)の言葉なんですよ」と笑いながら教えてくれました。「いつも楽しみながら野球をやろう」という想いを胸にグラウンドに立つ諏訪選手。楽しそうな表情の諏訪選手を観に全日本選手権観戦に訪れてみてはいかがでしょう。

2019年5月30日 東洋大学スポーツ新聞掲載

Re: 諏訪賢吉 情報
管理人 / 2019-05-31 18:56:00 No.43305
津田翔希 36期 現:東洋大
[硬式野球]「奪還」を果たした男たち スポトウ的選手名鑑8番(三)津田翔希

新チーム発足後のオープン戦では大敗からスタート。「今年は弱い」「4年生が抜けた穴がでかい」「2部もあるんじゃないか」そう言われ続け迎えたリーグ戦では勝ち点5を勝ち取り、見事優勝を奪還した。全日本大学野球選手権大会(以外、全日本選手権)で熱い戦いを見せる戦士をスポトウ独自の選手名鑑で紹介する。第8日目はサヨナラ打を放つなど、今季も勝負強さが光った津田翔希(総4=浦和学院)。

スタメンデビューは平成28年度1部春季リーグ戦・中大2回戦。この一戦で4打数2安打4打点の活躍を見せ、その後は6番・二塁手でスタメンに定着した。一冬越えた2年時には高校時代から慣れ親しんだ遊撃のポジション定着を狙うもライバルが現れる。小川(法3=霞ヶ浦)の存在だ。開幕戦こそ津田がスタメンに名を連ねたが、試合を重ねるにつれてその回数も減っていった。転機が訪れたのは3年生になったときのこと。前任の三塁手・田中将也(H29年度営卒=JX-ENEOS)が抜け、ポジションに空きが出た。「今までの野球人生で初めて。待ち方とかが二遊間と違う」と始めこそ戸惑ったが、徐々に順応。自身の持ち味と語る「堅実な守備」でチームを幾度となく救った。

副将として、ホットコーナーを守り抜く守備職人として最後の全日本選手権の舞台で躍動なるか。この男の一挙手一投足に注目したい。

★:記者のメモ:雨を呼ぶグラブ?

今季の試合では雨の日が非常に多かった東洋大。そんなコンディションが続く中で津田選手が国学大3回戦で口にしたのが「このグラブ雨を呼ぶみたいです」の一言。新しいグラブを使用した初日に雨天中断を挟む1戦となり、「ずぶ濡れです(笑)」とはにかんでいたのが印象的でした。梅雨の時期に行われる全日本選手権での天候はいかに。津田選手のグラブにも要注目です。

2019年5月31日 東洋大学スポーツ新聞掲載

ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。