今年も、多数の年末映画が上映されます。
　一応、特撮メインの当サイトの推奨は、「ライダーのムービー大戦」と「ウルトラ」なんですが、他にも「ヤマト」とか「ハリー・ポッター」に管理人は興味を持ってます。まあ、見に行く時間がとれなくて、知人友人から土産話を聞くだけになりそうですが。

　そんな年末映画の雑談など、ここでできたらいいなあ、と思っております。もちろん、特撮板で劇場映画のネタバレ話をするのは、年内は自粛を推奨しておきます。
　年明け解禁ってことで。

　上演２日目で、さっそく見て参りました。

●スカル編
　敵の蜘蛛男の正体が意外な人物で、ハードボイルド推理物として拍手。Ｗで語られた要素が、いろいろ伏線になっていて……というか、ああ、こういう前日譚がＷ本編のあれにつながっているのね、とか種明かしが面白い。

●オーズ編
　重厚なスカルに比べて、軽いトーンですね。脚本が井上敏樹だから、ノブナガも最初の無垢なキャラから、鼻持ちならない傲慢金持ちキャラに急成長。この人の描く社長キャラって、どうしていつもあんな感じなんだろう（笑）。
　それでも、映司との交流で、自分を取り戻してくれたのは、井上脚本っぽくないハートウォーム感でした。

　テレビ本編との最大の違いは、映司が、アタッシュケースに変身用のメダルを入れて管理していることです。おかげでアンクが必要なくなってるんだけど、テレビもいずれそうなるのかな。

●コア編
　最大のサプライズは、ピンチのオーズを支援するため、アンクが「入手に苦労した赤メダル３枚」を提供したこと。
　タカ・クジャク・コンドルの赤コンボで空中戦に対応。それと、ダブルのゴールドエクストリームのタッグで、強敵撃破。

　一方、期待のバースは、装着者が変わりましたが、最終的には後藤さんでした。テレビ本編でも、Ｇ３とかザビーとかイクサとかみたいに複数人の装着が見られるかなあ。

ＰＳ：オーズは、ガタキリバ、サゴーゾコンボを披露しましたが、ラトラーターは使わず。まあ、そちらは今朝の放送で披露したからＯＫ。
　あと、劇場版では、グリード４体が仲良くしてました。テレビでは、カザリの裏切りで荒れたのにね。それと「恐竜（爬虫類？）のヤミーは強力だ」という意味深なセリフがあって、今後の伏線と思われます。

どーも、いけば〜です。
新掲示板開設おめでとうございます。

冬の映画、まだ何も見ていないのですが、最近『仮面ライダー生誕40周年記念映画』のサイトを見かけて「ん？？」と思っていたところです。
劇場で予告があったのなら本物ですね。
来年春の超電王はこれに替わるのかな。
電王が優遇されるみたいだし。

とりあえず、キムタクのヤマトが僕ら『さらば』の世代にも評判がいいので年内には見に行きたいところです。
（ヤマトファン的には怖くて復活編まだ見られないんですけどね。）

　こちらの初書き込みのお客さんは、「いけば〜」さんでしたか。ありがとうございます。

　タイミング的に慌しい年末だったので、なかなか書き込みがないのも仕方ないかな、と思ってたのですが、少々さびしかったり（＾＾；）。

　ヤマトについては、ガミラス人が元のアニメとは大分異なる設定みたいですね。肌の色は違っても、ヒューマノイドだったアニメと比べて、よりＳＦ異生物ちっくだとか。
　それでも、デスラーさんをきちんとキャラとして登場させる辺りは……って、見てないのに、ネットで知った情報だけで語り出す奴（＾＾；）。
　あまり、興醒めにならないよう、これぐらいにして、そちらの鑑賞後の感想を楽しみにしています。ぼく自身は、ネタバレを気にしないので。

　こちらは久しぶりにきたら旧掲示板からの引継ぎの新掲示板てことで開設おめでとうござます。
ではムービー大戦ＣＯＲＥ感想から〜

・Ｗスカル編
　ストーリーは完全におやっさん物語でしたので翔太郎やフィリップの活躍が添え物的な感じだったので子どもにはどういう感じに受け取られるのかが気になりました。
　おやっさんの相棒が検索する時にまさかほしの本棚か！と実際には図書館なのでなんだか安心しました。ここのシーンでいいと思ったのはテレビ本編でのアバンのまとめの人物相関図を相棒が写真と紙をつかって手作業で再現してるのが一番のツボにはまったとこかな。
　それ以外の演出だと、おもわずクウガのダグバとのラストバトルを思い出してしまった変身する前と後の姿を演出的に被らせる表現が、Ｗ世界の演出のキモになってる風車をいい具合に使ってる部分がとても気に入りました。
　劇場視聴中すぐには思い出せない部分をwikiとかで再確認した部分では子どもの頃の翔太郎と同席の子が、あぁ後々なるほどなぁと思ってみたりでいろいろと思い返す部分がでてきて感慨深いものがこみ上げてきたり（笑）

・オーズ編
　ノブナガは良くも悪くも井上キャラですね。キャラ的には嫌いじゃないですが、唐突なバレエシーンにはさすがにちょっとびっくりでした。
　アタッシュケースの設定はどうなるんでしょうね、映画限定なのかどうなのか。劇場版の撮影開始時期は９月あたりでテレビ開始直後とあわせて設定の煮詰まってない部分含めて齟齬でたのかもって意見もネットで見かけましたが気にはなりますね。

・コア編
　鳥系コンボの発動とそれに呼応して発動するゴールドエクストリームのシーンが一番の見所かな。ラスボスはデザインが１・２号のオマージュ的なデザインでしたがちょっとやっつけ的かなと思いました。

　とりあえずライダーが９月で番組節目になって冬は戦隊のVSシリーズと合わせてライダー大戦で定着して春は電王枠になって夏でその時放映してるテレビシリーズの終盤にあわせてって形におさまっていくのかな？（ビデオ作品としてのスピンオフも発表されてますけど）スケジュール的に大丈夫かなとかおもったりも。

　話的にはベタな内容で目新しいとこはないという評もありますが、王道展開で熱くさせてくれるという部分はすなおに面白かったので、もう一回観に行きたいなぁと思いました。円谷の旧作品からのオマージュキャラもそれぞれの個性がでててよかったです。

　しかしミラーナイトのあのシーンは・・・なるほどニコニコ公式チャンネルの円谷チャンネルの放送でマグマさんが一言で言うとひきこもりって説明してたのはこういうことかと納得。円谷って真面目な作品の中でもさらっとネタになるようなことを入れるのが上手くて困りますね（笑）

　グレンファイヤーは最初雑誌で見たときはファイヤーマンだけじゃなくて微妙にメガロマンも入ってない？とか思ったりしましたが、本編での髪をすき上げるような仕草で炎が吹きあがるあたりはやっぱりメガロマンぽいかもなどと思ったり。

　ジャンバード・ジャンボット、グレンファイヤーのおかげで焼き鳥で名前が定着しそうですね（笑）でも今後の展開があるならパイロットはどうなるんだろう？レイあたりが絡んでくるのも面白いかなとか思ったりも。

　ウルトラゼロブレスレットですが、設定的にはゼロの姿としてのプラズマスパークエネルギーを貯めておく貯蔵タンクとしてが主で、武器としての活用がもうちょっとほしいなと思いました。

　音楽も良かったと思います。特にオマージュ３ヒーローの登場・活躍時に元作品のOPから流用したフレーズはかなり熱くなれました。前作でハヤタとダンの登場シーンでも使ってた演出だったので雑誌で発表されたときに期待してただけに特にファイヤーマンのフレーズが流れたところでかなり興奮しました。ＯＰとして使われた進めウルトラマンゼロもよかったです。ただ主題歌の運命のしずくもいい歌だったんですが最後の黒バックのスタッフロールだけで使うのはもったい無いかなぁと、ライダー映画みたいに一回り小さい画面で作中のシーンをフラッシュバックさせるだけでもまた変わったんじゃないかなと思いました。

　とりあえずネタバレに踏み込まない程度ということで。

追記。ウルトラマンゼロの方は今回一部の東宝シネマでも上映してくれたので昨年と違って観に行くのに車で一時間以上かけずにすみましたが、テレビでのスポットＣＭが少ないようにというか殆どみかけてないですね。
　自分が観に行った際にイナズマイレブンのほうには子供たちがたくさん入っていってるのにゼロの方は自分含め大人ばっかりでなんとなく寂しかったですねぇ、昨年みたいに館内に一人だけで鑑賞よりかはマシかなとも思いましたが（笑）

多砂さん、こちらでも、どうも。

　ライダーについては、普通にレスということで。

＞変身する前と後の姿を演出的に被らせる表現が、Ｗ世界の演出のキモになってる風車をいい具合に使ってる部分

　あの「風車の羽根」が通り過ぎる前が壮吉で、通り過ぎた後でスカルに変わるカットは、自分もお気に入り。
　普通に変身するだけでなく、ああいう演出で魅せられると、本気で作っているなあ、と感じます。

＞アタッシュケースの設定はどうなるんでしょうね、映画限定なのかどうなのか。

　テレビでも予定されている、との情報が玩具雑誌で。玩具は２月発売予定なので、それぐらいで本編でも出てくるでしょう。
　個人的には、カンドロイドの収納ボックスも出て欲しいなあい、と思いつつ。ゴリラに次いで、クジャク缶も予定されているとか。

＞ラスボスはデザインが１・２号のオマージュ的なデザインでしたがちょっとやっつけ的かなと思いました。

　今回は、ラスボスが魅力に欠けますね。これで、亜樹子をコアにして復活とかだと、ドラマ的に盛り上がるのですけど、「オーズ＆ダブル」と、「バース＆アクセル」の戦いが別々だったのも、盛り上がりに欠けたかな。
　まあ、オーズのタジャドルと、バースそれぞれにスポットを当てるなら、別々に描く必要はあると分かってはいるけど、最終バトルは全員力を合わせての方が、と、ついつい考えがちなもので。

　こちらは、初日（２３日）に見てたんですけど、ＤＶＤの外伝の方が未鑑賞で、そちらを見てから感想書こうと思ってました。

　でも、まあ、多砂さんに刺激されて、この機会に。

　とりあえず、「グレンファイヤーが熱い」の一言。もう、関智一の声で、いつ「オレのこの手が真っ赤に燃える、ぶぁくねつ！」と言ってくれるか期待してしまいました。
　実写版キン肉マンみたいな、「ゼロとのプロレス的対決」もいいですね。武器を使ったり、光線技を駆使するのもいいんですけど、ああいう組んずほぐれつの乱戦をＣＧ駆使して見せてくれるのは、いい映像表現でした。確かに、「空中高く飛んで、スクリューパイルドライバーみたいに大地に相手を激突させる」って表現は、実写では困難なので、ＣＧの使いどころですね。アステカイザーの「カイザーイン」も、今だとＣＧ使ってリメイクできそうだなあ、とか。

＞ジャンバード・ジャンボット、今後の展開があるならパイロットはどうなるんだろう？レイあたりが絡んでくるのも面白いかなとか思ったりも。

　いやあ、やはりジャンボットのパイロットは、ナオでしょう。「叫べ、ナオ！　ジャンファイト！」はツボですよ。
　ええと、ラン兄貴の方は、車両型メカが変形した「ジャンナイン」に乗ってもらいましょうか。「走れ、走れ、走れ、ラン・ラン・ラン♪」とか（いや、本当の歌は、ランじゃなくて、ジャン・ジャン・ジャンなんですけど。えと、ゲキレンジャー？）

　ともかく、続編があるなら、エースとナインの夢の共演が是非見たいです。

　ミラーナイトは、キャラ自体よりも、二次元人の声がミラーマン本人というところが拍手でした。あとは、鏡を使った幻術効果という美味しい技が芸コマでいいです。
　ゼロが必殺技を放つ前の溜めシーンで、残り３人が時間稼ぎのために相手の攻撃の囮になるなど、うまく役割分担もできていましたし。

　でも、やはり一番おいしかったのはグレン。
　ゼロが不良少年的なポジションだったので、それとコンビを組む、良きライバル格。宇宙海賊の用心棒ってのは、不良マンガ的に考えるなら、暴走族の切り札ってところですね。新たな学園に転校してきた一匹狼的なゼロが、暴走族にも顔の利く学園の番長と一騎撃ちして、互いの力を認め合う展開。
　ゼロのキャラを引き立てるには、グレンはこれ以上ない役どころ。

　ミラーナイトは、真面目なクラス委員長キャラで、
　ジャンはお嬢さまに仕える執事キャラ。
　声優的には、女の子が見てもハマれるんじゃないかな、とも。

＞ウルトラゼロブレスレットですが

　奇跡が３回という設定ですが、いつの間にか「変身が３回」という描写に切り替わってましたね。そこは確かに不満要素かも。

＞特にオマージュ３ヒーローの登場・活躍時に元作品のOPから流用したフレーズはかなり熱くなれました。

　はは、これらの曲のために、ＣＤ購入しました。ある意味、この映画を見た後は、「ファイヤーマン」とか歌いたくなりますね。

　ラストで、カイザーベリアルがまた復活……はないな、と最後まで気にしましたが、もうベリアルはいいですね。それより、別宇宙を舞台にするのなら、今後「Ｕ４０」とか「ロゼッタ星」とか「プロレスの星」とかも舞台にできるかな、とか思ったり（いや、最後のは舞台じゃないでしょ＾＾；）。

ＰＳ：あと、エメラナ姫が、ジャンバードのエネルギーになるところで、ナオに「私の中に飛び込んで」的な発言をしたら、アイゼンボーグのオマージュになるかな？　と妄想したりも。
　そっちもリメイクして欲しい、とか、いや、だったら人間大砲もとか、スターウルフは？　とか、スーパー円谷大戦みたいな欲求が湧いて出てくる作品だった、ということで。

・ライダー
＞テレビでも予定されている、との情報が玩具雑誌で。
　なるほど、でも考えてみたら平成ライダーでベルトなりをアタッシュケースにってのは従来作にもある表現だから、そのうちアタッシュケース自体がなにか収納目的以外のアイテムに変形したりするようなライダー作品なんかもでてくると面白いかも？


・ウルトラ
＞外伝
　今のところDVDだけなのが購入せずにレンタルですますかどうか悩んでます、夏先にフルＨＤサイズのＰＣモニターに買い換えたらＤＶＤは拡大補正されてしまい今の環境的に視聴メディアとして微妙になった感も。もっとブルーレイ用のソフトが増えるといいなぁ〜と

＞「叫べ、ナオ！　ジャンファイト！」はツボですよ。
　自分も某コメントを書き込める動画サイトでそのセリフは書き込みました（笑）
なんというかＯＰも部分部分だけじゃなくて全部オーケストラアレンジにしてくれればそのままカラオケとして利用できるのに！って感じです。

＞別宇宙を舞台にするのなら
　多元宇宙をきれいなCGで表現した評価も多いですが、あのシーンは今後いろんな世界での広がりを妄想、いや空想させてくれるとこが一番だと思います。パラレル世界は従来の作品にも使われてきた設定だけどビジュアル的に宇宙を飛び越えて別の宇宙に飛び込んでいく演出は見た目だけではなく他の宇宙はどうなっているのか、いろんな作品のオマージュ世界になっているだろうなとか考えるだけでも楽しいですね。

多砂さんへ

　これが年内、最終書き込みになるかな。

＞そのうちアタッシュケース自体がなにか収納目的以外のアイテムに変形したりするようなライダー作品

　確かに、ケースが鳥型に変形して、飛来するのは面白いですね。サンダーバード２号みたいに、コンテナ投下して、中に変身アイテムが収納されているとか。
　大型アイテムなら、ジャッカーのスカイエースが変身カプセルを収納していたけど、「ベルトとか追加武装を運ぶ収納マシン」は使えるか。
　まあ、ライドベンダーもある意味、それに近い？　中にカンドロイドが入ってます。
　オーズのメダルなら、「貯金箱が変形って手」もあったような気がしますが。

＞ゼロ外伝
　今朝、後編を見ました。
　今回は「サロメ星人の作った偽者メカ」がツボですね。「ウルトラ兄弟の偽者」とか「メカゴモラ」とかが、ゼロや、レイのゴモラと戦う、絵的に燃える内容。
　とりわけ「ゴモラ対メカゴモラ」は、円谷でなく東宝の怪獣映画へのオマージュも入っていて、メカゴモラ格好いい、と思わせます。

　まあ、劇場版も含めて、怪獣よりもメカに焦点が当たったウルトラでした。
　あ、ウルトラ兄弟（の姿をした連中）にゼロが集団リンチを受ける様子は、師匠のレオが味わった逆境（ババルウ星人の回）へのオマージュかもしれません。それだけに、ピンチのゼロをレオが救う展開は燃えますね。

＞ＯＰも部分部分だけじゃなくて全部オーケストラアレンジにしてくれれば

　ＣＤだと、残念ながら、ミラーマンとファイヤーマンのＯＰイントロ部分が他のシーン曲が長々と続いた後で、やっと聞けるという仕様。そこだけ、ブリッジ的に切り取って欲しかった。
　ジャンバードだけは、曲の頭から入っていて、聞きたい曲をいきなり聴くことができます。

＞いろんな作品のオマージュ世界になっているだろうな

　雑誌で知ったんですが、宇宙艦隊の帰艦がマイティジャックへのオマージュ的なデザインです。うお、芸コマ。
　だったら、バッカスIII世号とか、あっても……。

ＰＳ：バラージということで、「ノアの神」って口にするのはネタバレですか。まさか、そこまでつながっていたとは……と手をたたきました。メビウスやらマックスは光の国の住人なのに、あの辺が昨今、黒歴史化しそうな雰囲気でしたからね。

ＰＳ２：アンドロメロスとかも、そのうちオマージュされるかな。まあ、テクターギアがオマージュと言えないこともないけど。

　こちらへは初めましてです。新年のご挨拶もかねて映画感想など。
▼スカル（W）
　自分の罪を数える荘吉さんはかっこええ大人。「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者」というのは某アニメでなくハードボイルドが出展だそうですが、さしずめ「他人の罪を問うていい者は…」といったところでしょうか。逃げずに己の罪と向き合うことの強さは、見習いたいものです。世の中に責任を取らない大人の何と多いことよ。…いや、自分も責任感ないですけどネ。
　そして、助けたヒロインからつきつけられる、「ライダーも異形であり、怪人と大差ない存在」だという事実。主人公にあんまりウジウジ悩ませたくないのか、平成ライダーではそういったリスキーな描写は少ない傾向にありますが、それすらも受け入れられる大人ならではの「強さ」が感じられました。
▼オーズ
　ラディゲでライオンファンガイア・ルーク（大ちゃん）でウカワームの最期な、いつもの井上脚本でした。
　目玉としては新ライダー・バースの顔見せですが、新商品のプレミアがぞんざいなのもホントいつもの井上さん。ノブちゃんの変身がなくっても話成立しますよね、アレ。
　コアメダルの人為的操作（擬似的グリードの誕生）は、TVに先駆けて人工物だと匂わす描写で今後につながりそうですけども。
▼MOVIE大戦CORE
　もちろん共闘でのクライマックスは去年のライダーリンチ（笑）よりは派手だったんですけども、さすがに決戦だけチャンポンにする力技は、2回目では新味が薄かったです。W（左）→アンクやオーズ→罪を数えろへのリアクションがよかっただけに、戦隊VSシリーズのような全編完全競演も見てみたいですね。

▼ゼロ　ベリアル銀河帝国
　「絶望！焼かれたジャンバード」

　スカル＆オーズ＆COREと比べると、一貫した内容・充実度。大怪獣バトル銀幕デビューと新人（ゼロ）推しの企画チャンポンだった前作と比べても、首尾一貫して腑に落ちる出来でした。
　ゼロのインフレ性能に制限がついたのが大きいですね。適度にピンチになったほうがカタルシスがありますし、オマージュ3人組の存在意義も際立つというもの。
　イントロアレンジを含めたそのオマージュ部分も、ネタにとどまらずドラマの要に連動して上手に盛り上げてきますし。グレンファイヤーさんには他2人のような固定ライバルがいませんでしたが、一番美味しいポジションでしたなあ。あと、宇宙海賊ガルの平泉さんは元SAF隊員でした。
　ノアといえば、背中の羽根っぽいアレは「ノアイージス」と呼ばれるそうで、「イージスの盾」の名称を情報で聞いた時点で薄々期待してました。できれば「あきらめるな！」と一言がほしかったかも。ナイトレイダーの2人も出てましたけどね。

　ともあれ、増えすぎて過飽和気味だったウルトラ宇宙を飛び出し、文字通りの「ゼロ」スタートを切ることで、「ウルトラ以外」の企画にも道を開こうとする意欲が見られる円谷の第一歩。次も映画らしいですが、ヒットしてTVシリーズへの復権もあるといいなあ。

W"MONSTERさん、どうも。
　いつもブログのコメント欄でお世話になってます。

　１２月は忙しそうだなあ、と思ってたのですが、映画の方はチェック済みということで、さすがやな〜と思いました。いやいや、お互いさまかもしれませんが（苦笑）。
　忙しい時期でも、何とか趣味には喰らいつく。デザートは別腹みたいな感覚？　

　ともあれ、感想レスです（正月あいさつは、貴ブログで済ませたので、ここでは略式で。あけおめことよろ）。

＞助けたヒロインからつきつけられる、「ライダーも異形であり、怪人と大差ない存在」だという事実

　スカル編単体のラストは重かったですけど、ムービー大戦全体では、「メリッサが、亜樹子に壮吉のメッセージを伝えるという、映像的にはサプライズ（一人二役）、でもストーリー的にはハッピーな解決」を見せてくれました。
　一時は、感情を爆発させて、ひどいことを言ってしまったメリッサも、それに反論せず「娘への伝言」だけ託して、寡黙に去っていった壮吉の背中に、感じるものがあったのかも。
　時を経て、自分の中の気持ちを精算して、壮吉から託された想いを伝えるに至ったメリッサの内心の葛藤など、想像の余地があるいい終わり方でした。

＞ラディゲでライオンファンガイア・ルーク（大ちゃん）でウカワームの最期

　ウカワームって、井上さんではなく、米村正二氏のキャラってイメージがあったので、確認。
　ああ、なるほど、ラストの話は、井上さん脚本でしたね。納得。

＞ナイトレイダーの2人も出てましたけどね。

　ラン＆ナオ兄弟の両親でしたね。本当に、ネクサスオマージュの強い作品となりました。

　メビウスで無限大に達したウルトラが、新たな宇宙でゼロスタートということで、完全に継承は成された感。
　タロウの弟子がメビウスで、レオの弟子がゼロ、ということは、次は８０の教え子？　それとも、ジョーニアスにスポットが当たるのか？　はたまた、アンドロメロス？　いろいろ期待が膨らむ展開でした。

ＰＳ：ゼロ外伝の２本目の映像特典で、真夏竜氏へのインタビューがありましたが、「ゼロがＴＶに出るなら、隊長役は自分がやりたい」そうで（笑）。それはそれで、見てみたい。

ＰＳ２：そう言えば、森次さんと真夏さんが近年、同じ画面に入る映像はないですね（ＤＶＤレオのインタビュー対談などは除く）。ダンとゲンのＷ変身ってのも見たいなあ。