どうも、此方はお初となります。

無事に昨日、鑑賞して参りました。

良くも悪くも「キムタクドラマ風味」のヤマトでしたが、
クラシックであるテレビ第一シリーズのアレンジと解釈したら、
どうにか受容出来そうです。
「さらば」「完結編」の要素も、挿入してありました。

妄想部分：
此れが大長編だったら、以下の展開も期待出来ましたのに。
・堤 真一氏、出番少ない。“海賊船長”の二役出演が見たかった。
（自艦ごとヤマトの盾になり、ガミラス艦隊を道連れに再び散華。
　その正体に逸早く気付くのは、沖田艦長と真田技師長。
　真の天涯孤独となり、慟哭する進。敬礼するクルー達）

・高島 礼子氏の佐渡先生、結構男前な性格していました。
（女性はお酒で、男性はベッドで、フレキシブルに
　心理カウンセリングをしたら、士気は大いに高まる！？）

他にも・・・、
・相原のホームシック（地球で待つ恋人、淋しさから浮気）
・ブラックタイガー隊ＶＳ空間騎兵隊の抗争。
・宇宙サルガッソーの迷走。
・一部クルーの反乱劇。
・暗殺者潜入、疑心暗欺の艦内。（誤字失礼）

等々新解釈エピ、松本 零士氏アイデアも有れば重畳かと。

此処、感想：
・被弾して浮遊する雪を、マクロスキャッチで救出！！
　ガヴォーク化するコスモゼロ！？

不覚にも涙した場面＞
・島 大介と息子・次郎の、地球圏最終通話シーン。
（戦争の後遺症で、声を失って産まれる。字幕通話。
　是非、画面上でI LOVE YOU のハンドサインを、
　父と子で交わして欲しかった）

・アナライザーの最期。
（登場したかと思ったら、あっという間に破壊（泣）
　緒方 賢一さんのボイス、相変わらず健気です）

・デスラー
（伊武 雅刀氏、ＣＶのみならずモーションキャプチャーで、
　体当たり演技をなさっていました）

※自分、唯一のツッコミ処。
戦死するのは男性クルーの義務か？＞
・全クルーの三分の一が、女性であると推定されるも、
　戦闘中の艦内被弾・直撃・火達磨は男性クルーばかり。

・自ら乗船志願した以上、その責任における顛末としての、
　戦死場面が描写されないのは、男女平等に反するのでは？
　アレンジ演出が、徹底されてませんでした。

ラストシーン＞
・人間コスモクリーナーとなった森 雪。
（イスカンダル人との融合。ＣＶ：上田みゆき氏
　ちなみにナレーターは、佐々木 功氏でした）

此処も妄想：
・昔読んだ石津 嵐氏著の小説版に書かれてあった、
『放射能除去は事実上不可能。汚染環境に適応出来るように、
　人類の肉体改造を行なう』の結末で産まれてきた息子は、
　新人類になっていた・・・の捻りでも、面白かったかも。

以上、主だった感想でした。
エンディングに『真っ赤なスカーフ』が欲しかったー！！

どうもです。

　妄想と、実際の作品の内容の区別が、ちょっとしにくいので、念のため確認しながら、レスします。

　堤真一氏については、「古代守」ってことで、（　）内が妄想ということですね。出番が少ないというのは、序盤で散ってから、その後、復活しなかったので、「ハーロック」として派手に再登場して、散って欲しかった、ということでしょうか。

　佐渡先生についても、（　）内が妄想ということでしょうが、彼女が女性看護士としての役どころも奪ったので、実写版では戦闘機パイロットとなった森雪のエッセンスの一部も持っている、と解釈しています。

　「他にも……」の部分も、５つとも全てが妄想ということですね。

　島さん、アナライザー、デスラーについては、基本、事実で、島さんの「I LOVE YOU のハンドサイン」だけが、願望、と。

　とりあえず、自分としては「戦闘ロボットとして戦うアナライザー」に燃えてみる。まあ、他の隊員同様、自己犠牲を伴う勇姿ですが。

　今回のガミラス／イスカンダルは、鉱物生命体にして、意思集合体。一つの星が丸ごと一つの意思を持っているような感じで、「ガンダムＯＯ劇場版のＥＬＳ」に通じるように思います。人間に憑依し、操作可能などの特殊能力もある、と。
　ガミラス（デスラー）は、地球侵略の意思を持ち、一方のイスカンダルの方は同じ生命体の別意識という設定（スターシャという個体名はなし）で、雪に憑依して、進の子を宿すそうですね。

　雪＝スターシャとするなら、進が兄・守の役割を果たし、娘が生まれた……という設定なら、サーシャ？　と思うのですが、生まれたのは進に似た息子ですか。似て非なる物語ですね。

　人気が出れば続編の可能性ありか？　と思っていたのですが、最後はヤマトも古代進とともに沈んでしまうので、それは無理みたいですね。

ＰＳ：いや、今回生まれた古代の息子が主人公となって、新設計の「ヤマト?世」で、新たな敵・白色彗星とか、暗黒星団とかと戦う続編が作れないことはないですが。

ＮＯＶＡ様、レス有り難う御座居ます。
ほぼ、その通りです。

読み辛いコメント記述、申し訳ありませんでした。
改めて感想を（妄想少なめです）

・本作品の航海目的の新解釈。
　イスカンダルから届いたメッセージカプセルには、コスモクリーナーに関する内容は無かった。

　藤堂長官と沖田艦長が図って、地下都市で閉塞感に満ちて滅びんとする人類に、たとえ偽りでも希望を持たせようとして打って出た、ある意味無謀な航海・・・の流れでした。
（沖田、古代に艦長代理を任せる際、初めて真相を語る）

・もう一つのツッコミ処
　鑑賞の余韻に浸り切ってしまい、後刻反芻した際に生じた違和感をもう一つ。

　第三艦橋にガミラス艦が纏わりつき、閉じこめられた乗員ごとヤマトからの切り離しを、ブラックタイガーパイロットの森雪に命じて作戦成功。

　問題はその後。味方殺しの辛い展開で、自己嫌悪に陥っている森雪に対して、慰める態度を示しつつ男女の関係に持ち込む古代。
（トレンディードラマ風味、セクハラ上司古代）

　うーん、上映時間の尺問題の関係も有るとはいえ、両者の関係発展描写の仕方に、違和感出まくりでした。

※汚れ仕事は「俺がやる」と現場に出て、艦橋切離し作業を行ない、辛い結末に泣いている処を森雪に慰められ、そのまま男女の仲に・・・の方が、より古代らしかったのですが。

　全ては、一本にあらゆる内容を詰め込もうとして行き届かなかった。ベースが良いだけに、前後編か三部作のボリュームで製作すれば、満足出来ましたものを。

　改めて、読み辛かった内容をお詫びします。

　記事の区別のために、文字色を変えて、と。

　Ｍ　ＮＯＭさん、どうも。
　まあ、読みづらいというか、「誤解を招きやすい」という感じですね。妄想・願望書き込みは、ぼくもよくやるのですが、大体そういうのは、読み手の人に「元ネタに対する知識を共有してもらってる」という前提があってのことですね。
　知識の共有があってこそ、ネタも生きてくると思うんです。

　今回は、ぼくが話題の映画を見ておらず（旧作知識はあるにせよ）、作品内容の確認から始めないといけなかった。いや、ネット情報やら、見てきた知人から話を聞いたりしていたので、確認作業自体は問題なかったんだけど、一応、管理人として、他の人が話に入れるように、地ならししないといけないかな？　という気持ちもあって、不躾ながら、妄想部分と事実の区分をさせてもらいました。
　たぶん、自分が実際に作品を見ていれば、もう少し粋なレスの返し方ができたとも思うのですが。

　まあ、とりあえず、「いきなり妄想から入る」のは、「前フリはなしだ。最初からクライマックスだぜ」なテンションなんで、それはそれで楽しいと思います。そして参加者の多くが番組見ていること前提の「特撮掲示板」だったら、スムーズに流れたんでしょうけど、今回は話題的に「もう少し段取りを作る作業から始める必要があった」と思いますね。

　実のところ、
＞「さらば」「完結編」の要素も、挿入してありました。

　の部分にしても、映画を見ていなければ、「どこが『さらば』や『完結編』の要素か説明して欲しい」となるわけですよ。いろいろ調べてみて、「ああ、なるほど、真田さん初め多くの乗組員が戦死して、最後はヤマトで古代が特攻する」ところが『さらば』で、「実際にヤマトが大破する」のが『完結編』か、と納得した次第、と。
　ともあれ、映画の場合は、「見てない人に分かるように、かつネタバレし過ぎて興醒めにならないように説明する」のは非常に難易度高いと思いますね。最初はさじ加減が分かりにくいのですが、お互い精進していければ、とも思います。まあ、ある程度、見た人が増えて共通認識が出来上がれば、濃い話が展開できるのでしょうが。

ＰＳ：個人的に必殺者として気になるのは、沖田艦長の描かれ方。いや、さすがに「骨外しのレントゲン映像」とか、「右手を焼かれて、腹をドスで貫かれて、森雪のかたわらで息絶える」ということはないのでしょうが、まあ、演技とか、セリフネタとかがあれば。
　自分としては、「敵艦の透視図とかを見て作戦を指示するシーンとか、『ああ、ゾクゾクしてきやがった。生きているってのも満更ではないな』とか類似したセリフ」があれば、勝手に脳内補完できそうですが、果たして？

ＰＳ２：実写版ヤマトがありなら、実写版９９９とか、実写版ハーロックも見たいです。でも、後者は、「ハーロック役のできる役者」が果たしているのか、気になります。

ＰＳ３：実写版「あしたのジョー」は予定されているんですね。実は、ＣＧを駆使した「アニメやコミックの実写化ブーム」？　その先駆けは「ヤッターマン」だったの？　と思ったり。他には「怪物くん」とか。