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Many happy returns!!
8姉妹 /
2006-11-15 23:53:00
No.1007
――ある日、ノエルラント宮廷内のある一室では、ノエル公の子どもたち10人のうち、8人がひそかに顔をそろえていた・・・
まゆり「さっそく話し合いをはじめましょう。それでは、まずはじめに――
八姉妹ィ、会議〜〜〜♪
」
他全員「・・・」
あすか「・・・まゆりお姉さま・・・それは・・・やはり、どうしても・・・やらなくてはいけないことなので・・・?」
まゆり「もちろんですわ」
あすか「そう・・・ですか・・・」
つぐみ「ま、まあ、何でもいいから、とっととやろうぜ」
なたね「うん、みさき姉さまのためだもん。早くはじめようよ、まゆり姉さま!」
まゆり「はい、まず、公国内の手配ですけれど――あいにくにもいま、公太子が
あー
ですから・・・」
ひとみ「うう、すみません・・・。本当なら、立場として兄さまがいちばん中心になっていろいろやってくれないといけないのに・・・」
ゆうき「よりにもよってな・・・まったく、かんじんなときに役にたたないのだからな」
つぐみ「ここぞというときに、はかったよーにドジふむやつだよなー」
あすか「そこまで・・・いっては・・・」
ひかり「事故でおけがしたんですから・・・。かわいそうです」
つぐみ「へへん、かまやしないって。だいたい、落馬なんて、たるんでる証拠だ」
ゆうき「とにかく、いない者はおいとくしかあるまい」
まゆり「そうですね、しかたありません。残ったわたくしたちだけで考えましょう――まず、パーティ会場ですが・・・」
あすか「会場の準備、飾りつけは・・・はるこさんたちが・・・進めてくれています・・・」
ひとみ「とうこさんが飾り用にすごいオブジェを作ってくれると言ってました」
まゆり「それは楽しみですこと――では、お料理はわたくし達で引きうけましょう」
ひとみ「それじゃ、その中でケーキとかお菓子はあたしのほうで・・・ゆみちゃんと相談していろいろつくります」
みゆう「あーっ、あたしもやりたーい!」
ひとみ「じゃ、お手伝いおねがい、みゆちゃん」
みゆう「あと、飲み物だね。いろんなジュースを用意しよう。もっちろん、トマトジュースメインで!!」
まゆり「・・・次に――贈り物は、もう各自いろいろ考えているでしょうけど・・・それと別に、わたくし達全員からなにか用意するというのはいかがでしょう?」
なたね「あ、それいーね! さんせーーい!!」
ひとみ「あ、でも、お父さまやお母さまたちも、なにか共同で考えていられるようです」
あすか「それは・・・重なったり・・・しないよう気をつけないと・・・」
ゆうき「では、そのあたりはあたしがなのはさんにきいて、打ち合わせておく」
まゆり「たのみましたわ」
つぐみ「プレゼント以外にも、パーティの余興として、オレたち親衛隊が出るぞ。あやさんたちにも言ってある」
あすか「・・・余興?」
つぐみ「そう。たとえば、まずオレが槍の演武をやる・・・」
ひとみ「なるほど、それはたのしそうですね」
なたね「あっ、いーなー! ボクもやりたい!! ねえ、いいでしょ、つぐみ姉さまー」
つぐみ「うーん・・・? けどなあ・・・」
まゆり「まあ、演武とかでしたら、危ないこともないでしょうし、特別に。みさきも喜ぶでしょうし、お祝いですから」
つぐみ「よし、まゆり姉の許可が出れば、いーだろ。その日だけ、特になたねにも親衛隊への参加を許可する」
なたね「わーーい! じゃーねボク、くない投げするよ。ちゃんと的に当ててみせるから」
ゆうき「いやそれより、だれかを的に――ではない、立たせて、ギリギリ当てないようにして投げるとゆーののほうが受けるのではないか?」
なたね「え・・・? だけど、まだボク・・・そこまでの自信は・・・」
ゆうき「心配ない。クリス兄さまなら、当たりそうになれば自力でよけてくれるだろうし、よしんば少々当たっても別に、って・・・いないのか・・・だめだな。ほんと役にたたん」
あすか「・・・なぜ・・・クリスさまが標的にきまって・・・?」
ゆうき「うむ、そうだ。はやかなら、なたねがウマいこと言えば、協力してくれるあろう」
なたね「え、はやかちゃんが? なんで?」
ゆうき「なんでもだ。『ボクのために、お願い、はやかちゃんv』とかナンとか言えば、いっぱつだ。――なに、たとえけがしても、いざとなれば、ひかりもいる」
ひかり「・・・あの・・・そういうことに、わたしの力をあてにされては・・・」
まゆり「だいたい、危ないことはいけません」
つぐみ「まー、それはあとで考えようぜ。――あとは、かつみとともみが日本刀対鎖がまの対決を見せる。そして、あやさんは得意のいろんなトラップを披露する・・・」
あすか「トラップ・・・でも、それは・・・見ていて・・・わかるものなのでしょうか?」
ひとみ「それに、そもそも見てて、楽しいですか?」
つぐみ「わかるさ。だれか、かかってみりゃいーんだ。そりゃ、すっごくたのしーぞ♪」
ゆうき「しかし、つぐみ姉。いま、兄さまはいないぞ?」
つぐみ「お、そーか、しまった・・・まったくかんじんなときに・・・」
あすか「ですから・・・なぜ、クリスさまがかかることが・・・前提なのですか・・・」
つぐみ「せっかく、あやさんが燃えてんだがなー――元祖トラップマスターの名にかけて、沙○子なんかには負けられん。プロとして、アマチュアとの格のちがいを見せてやるって」
まゆり「・・・珍しいですわね。彼女がそこまで張りきってるというのは・・・」
つぐみ「んー・・・まー、みさきのお祝いだし――それに・・・うまくやったら、ひとみからチューのごほーびがあるといっといたから・・・」
ひとみ「な・・・?! な、なんで、そんなのかってに決めちゃうんですかーー!! あたしはいやですよ!」
つぐみ「カタいことゆーなって。減るもんじゃなし・・・臣下のやる気を引きだすのも、公女のつとめだろ」
ひとみ「だったら、つぐみ姉さまがすればいいじゃないですか!!」
つぐみ「オレは公女じゃねーもーん。だから、いーの☆」
ひとみ「そんなりくつないです!! あたしだって、そんなのこまるんですから!」
つぐみ「なんで。おまえ、ふだんから、みんなによくキスしてるだろ」
ひとみ「そ、それは・・・で、でも、あやさんだけは、だめなんです・・・」
つぐみ「どうしてだよ?」
ひとみ「どうしてって・・・だって、もっとアブないことに・・・あーっ、もう!! とにかく、だめなものはだめなんです! あんまりむりいうと、あいこさんにいーつけますよ?!」
つぐみ「あ、あいこ先輩はカンケーないだろが! このひきょーもん!!」
ひとみ「どっちがですかー?!!」
まゆり「これこれ、ケンカはいけませんよ。それはひとまずおいて、話し合いを続けましょう・・・」
まー、そんなこんなで・・・当日――
みさき
(さま・姉さま)、
お誕生日、
おめでとうーっ!!
May god bless!
仮面ライダーG5‐R /
2006-11-17 23:48:00
No.1008
2日もすぎてしまったが、誕生日おでめとー、みさきさん!
さて、ささやかながら俺からプレゼントなんぞというものをさせてもらおうか。
http://www8.axfc.net/uploader/90/so/N...
(ページを開いてから5分以内にダウンロードしてちょ)
気に入ってもらえるといいがなw
でわ。
Re: Many happy returns!!
ダイダロス /
2006-11-18 00:49:00
No.1009
僕からもお祝いさせて下さい。
お誕生日、おめでとうございます!!
ではまた〜
Re: Many happy returns!!
エマ /
2006-11-18 03:33:00
No.1010
みさきさん、お誕生日おめでとうございます♪
私からのプレゼントは・・・うう、て、手持ちが・・・。
もっとクリスさんを見習うべきだと痛感したエマさんであった!w
Re: Many happy returns!!
ノエルザブレイヴ /
2006-11-19 11:22:00
No.1011
みさきさん、お誕生日おめでとうございます。昨日はお祝いに立ち会えず大変残念でしたが、遅ればせながらお祝いさせていただきます。
そしてクリスさんの素敵なお話は私としても嬉しかったです。
Many happy returns!!
K'SARS /
2006-11-21 03:43:00
No.1013
みさき姉さん、遅れながら(爆)お祝いさせていただきます。
ええ、本日は、みさき姉さんの誕生日を祝いたいと―ぐは!
桃華「長いのよ、バカ作者。あんたは前座なんだから、さっさと主役に譲りなさい」
ラナ「はぅ〜。ももちゃん、そこまでにしようよ」
??「みぅ〜。大丈夫?」
桃華「いいのよ。こいつは、どんなに切り刻んだって復活する変人なんだから、それよりも、自己紹介しないと、誰だかわからないわよ」
リコ「みぅ。は、初めまして、私、白鳥のリコって言います。ラナちんとは双子の姉妹なんですけど、ご主人様が違うんです。でも、ご主人様が、ラナちんと一緒にいなさいって言うものですから、ももっちゃんのところでお世話になっています」
桃華「リコは、ラナに負けないぐらいに抱き心地のいい、もとい、可愛い娘だから、今後も仲良くしてね」
ラナ「ももちゃん。みさきお姉さんにお祝い言っていい?」
桃華「どうぞ」
ラナ「はう〜。みさきお姉さん、お誕生日、おめでとうございます。プレゼントを用意できたらよかったんですけど、間に合いませんでした。ごめんなさい。だから、せめてのお詫びに、私をみさきお姉さんの妹にしてください。みさきお姉さんのお話にも出させていいよ」
リコ「わ、私はまだ、みさきお姉ちゃんのことを知りませんけど、ラナちんと同じようにしてくださっても、いいですよ。ラナちんが懐いでいる人に、悪い人はいませんから。なんでしたら、抱き枕にしてもいいですよ。ご主人様、私を抱き枕にして寝るの、好きでしたから」
桃華「(いいなー。浩兄ぃに抱き枕してもらえて)」
ラナ「はう? ももちゃん?」
桃華「な、なんでもないよ。最後は私ね。えっと、誕生日、おめでとう、みさき。みさきが私のことを知って、好きになってもらってから、もうどのぐらい経ったかわからないけど、これからも好きでいてもらえたら、嬉しいな。もちろん、私もずっと好きでいるからね。ラナも言ったとおり、プレゼントを用意できたらよかったんだけど、間に合わなかったから、お詫びに、私を好きにしても、いいからね。みさきなら、いいから。最後に、せーの」
3人「みさき(お姉さん)! お誕生日、おめでとう!」
………最後までおいらは無視で、すか……
永遠の○○才?
ぴよ /
2006-11-22 01:29:00
No.1018
お誕生日おめでとう御座います☆
11月15日生まれなんですか?
射手座の女ですね〜。ちなみにわたしは天秤座。何事も天秤にかける性格のようです。
わたしは永久の8才児ですが、みさきさんは今年で何才になったのかな(笑)
エマのようにバラすと後々痛い?(笑)からヒミツ(>×<)
わたしからのプレゼントはもちろん…
(・□・)からバズ―――――――カ!!!!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
超絶美少女みさきさんに寄り付く悪い虫(↑野郎連中)を一掃ぴょ(^0^)
どうもありがとうございます
ライオンのみさき /
2006-11-25 20:20:00
No.1020
皆さま、わたしの誕生日、お祝い下さって、まことにありがとうございます。
チャットの方でも、いろいろお祝い言っていただきましたし、別にメールを下さった方々もいらっしゃいましたけれども、ここに書き込みして下さった方達に、わたしもこちらでお礼を申し上げさせていただきます。
でも、こちらの掲示板への書き込みじたい、いま見てみましたら、エマステ開設5周年にお祝い申し上げましたとき以来で、ずいぶんお久しぶりになってしまっていました ・ ・ ・ ・ どうも、ごめんなさい(汗)。
○クリスさま
いつも本当にありがとうございます。お話も、とてもおもしろかったです。お話じたいの感想は、またあらためて申し上げようと思いますけど、わたしたちの8人のお姉さまや妹たちがみんなすごく生き生きとしているのが楽しくて、うれしかったです♪
○兄貴さま
プレゼント、ありがとうございました。ルーちゃんは、本当にとてもかわいくて、すてきですねえ。堪能させていただきました(笑)。ねんねしているお写真が多かったせいか、おとなしそうにも見えましたけど、でも、お顔とかおめめとか、とてもおりこうそうな感じが印象的でした。
○ダイダロスさま
ありがとうございます。これからも、わたしのところの人たちがいろいろご迷惑をおかけすることと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
○エマさま
ありがとうございます。いえ、プレゼントですとか、どうか、お気づかいなく――あらためてそんなことしていただかなくても、普段から、いろいろお世話になっておりますから。
○ノエルさま
ありがとうございます。先日はすてきなイラストを描いてくださって――ドレスを着て、まゆりお姉さまとご一緒にパーティに出られるなんて……夢のようでした。本当にうれしかったです。あらためて、お礼申し上げます。
――いろいろいたらない娘ですけれど……これからも、よろしくお願いいたしますね、お父さま♪
○K'SARSさま
お祝いのお言葉、ありがとうございます。ラナちゃん達もお連れくださって、本当にうれしいです。
3人とも、お祝い、ありがとうございます。
それから、リコちゃんにははじめまして。お噂だけはチャットの方で、少しだけうかがっていましたけど。ラナちゃんとちょっと違って、リコちゃんは、「みぅ〜」なんですね……(笑)。
――ところで、どちらがお姉さんなんでしょう? それに、双子とおっしゃるのは、白鳥さんだと、どのような……もしかして、一つの卵から?
ラナちゃん、どうもありがとう。妹になってくれるなんて感激だけど――ラナちゃんには桃華さんがいるから、うちの子にはなれないものね。でも、これからも仲よくしてね。……お話は、ちょっと待っていて下さいね。
桃華さん、ありがとうございます。桃華さんはいつまでもすてきなお姉さんで、もちろん、これからもずっと好きでいますから――でも、えーと……「好きにして」とか、仰られましても ・ ・ ・ ・(汗)。
○ぴよさま
ぴよこさままで、お祝いくださるなんて、とてもうれしいです。“悪い虫”からお守り下って、ありがとうございます(笑)。
まあ、エマステの皆さまなら、そんな心配いりませんけれど。
♪「いいえ私は さそり座の女」 です(笑)。
え、天秤座の天秤というのは、何事にも均衡と中庸を保つ分別とバランス感覚とか意味しているのでは……? それでしたら、ぴよこさまに合っている気がします。
では、わたしは「永遠の18歳」で――て、ずうずうしいですね ・ ・ ・ ・ (汗)。
――う〜ん……何だか、もしかしたら、ご注文通りのコメントばかりお返ししているような……?
でも、楽しいお祝い、本当にありがとうございます。
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まゆり「さっそく話し合いをはじめましょう。それでは、まずはじめに――八姉妹ィ、会議〜〜〜♪」
他全員「・・・」
あすか「・・・まゆりお姉さま・・・それは・・・やはり、どうしても・・・やらなくてはいけないことなので・・・?」
まゆり「もちろんですわ」
あすか「そう・・・ですか・・・」
つぐみ「ま、まあ、何でもいいから、とっととやろうぜ」
なたね「うん、みさき姉さまのためだもん。早くはじめようよ、まゆり姉さま!」
まゆり「はい、まず、公国内の手配ですけれど――あいにくにもいま、公太子があーですから・・・」
ひとみ「うう、すみません・・・。本当なら、立場として兄さまがいちばん中心になっていろいろやってくれないといけないのに・・・」
ゆうき「よりにもよってな・・・まったく、かんじんなときに役にたたないのだからな」
つぐみ「ここぞというときに、はかったよーにドジふむやつだよなー」
あすか「そこまで・・・いっては・・・」
ひかり「事故でおけがしたんですから・・・。かわいそうです」
つぐみ「へへん、かまやしないって。だいたい、落馬なんて、たるんでる証拠だ」
ゆうき「とにかく、いない者はおいとくしかあるまい」
まゆり「そうですね、しかたありません。残ったわたくしたちだけで考えましょう――まず、パーティ会場ですが・・・」
あすか「会場の準備、飾りつけは・・・はるこさんたちが・・・進めてくれています・・・」
ひとみ「とうこさんが飾り用にすごいオブジェを作ってくれると言ってました」
まゆり「それは楽しみですこと――では、お料理はわたくし達で引きうけましょう」
ひとみ「それじゃ、その中でケーキとかお菓子はあたしのほうで・・・ゆみちゃんと相談していろいろつくります」
みゆう「あーっ、あたしもやりたーい!」
ひとみ「じゃ、お手伝いおねがい、みゆちゃん」
みゆう「あと、飲み物だね。いろんなジュースを用意しよう。もっちろん、トマトジュースメインで!!」
まゆり「・・・次に――贈り物は、もう各自いろいろ考えているでしょうけど・・・それと別に、わたくし達全員からなにか用意するというのはいかがでしょう?」
なたね「あ、それいーね! さんせーーい!!」
ひとみ「あ、でも、お父さまやお母さまたちも、なにか共同で考えていられるようです」
あすか「それは・・・重なったり・・・しないよう気をつけないと・・・」
ゆうき「では、そのあたりはあたしがなのはさんにきいて、打ち合わせておく」
まゆり「たのみましたわ」
つぐみ「プレゼント以外にも、パーティの余興として、オレたち親衛隊が出るぞ。あやさんたちにも言ってある」
あすか「・・・余興?」
つぐみ「そう。たとえば、まずオレが槍の演武をやる・・・」
ひとみ「なるほど、それはたのしそうですね」
なたね「あっ、いーなー! ボクもやりたい!! ねえ、いいでしょ、つぐみ姉さまー」
つぐみ「うーん・・・? けどなあ・・・」
まゆり「まあ、演武とかでしたら、危ないこともないでしょうし、特別に。みさきも喜ぶでしょうし、お祝いですから」
つぐみ「よし、まゆり姉の許可が出れば、いーだろ。その日だけ、特になたねにも親衛隊への参加を許可する」
なたね「わーーい! じゃーねボク、くない投げするよ。ちゃんと的に当ててみせるから」
ゆうき「いやそれより、だれかを的に――ではない、立たせて、ギリギリ当てないようにして投げるとゆーののほうが受けるのではないか?」
なたね「え・・・? だけど、まだボク・・・そこまでの自信は・・・」
ゆうき「心配ない。クリス兄さまなら、当たりそうになれば自力でよけてくれるだろうし、よしんば少々当たっても別に、って・・・いないのか・・・だめだな。ほんと役にたたん」
あすか「・・・なぜ・・・クリスさまが標的にきまって・・・?」
ゆうき「うむ、そうだ。はやかなら、なたねがウマいこと言えば、協力してくれるあろう」
なたね「え、はやかちゃんが? なんで?」
ゆうき「なんでもだ。『ボクのために、お願い、はやかちゃんv』とかナンとか言えば、いっぱつだ。――なに、たとえけがしても、いざとなれば、ひかりもいる」
ひかり「・・・あの・・・そういうことに、わたしの力をあてにされては・・・」
まゆり「だいたい、危ないことはいけません」
つぐみ「まー、それはあとで考えようぜ。――あとは、かつみとともみが日本刀対鎖がまの対決を見せる。そして、あやさんは得意のいろんなトラップを披露する・・・」
あすか「トラップ・・・でも、それは・・・見ていて・・・わかるものなのでしょうか?」
ひとみ「それに、そもそも見てて、楽しいですか?」
つぐみ「わかるさ。だれか、かかってみりゃいーんだ。そりゃ、すっごくたのしーぞ♪」
ゆうき「しかし、つぐみ姉。いま、兄さまはいないぞ?」
つぐみ「お、そーか、しまった・・・まったくかんじんなときに・・・」
あすか「ですから・・・なぜ、クリスさまがかかることが・・・前提なのですか・・・」
つぐみ「せっかく、あやさんが燃えてんだがなー――元祖トラップマスターの名にかけて、沙○子なんかには負けられん。プロとして、アマチュアとの格のちがいを見せてやるって」
まゆり「・・・珍しいですわね。彼女がそこまで張りきってるというのは・・・」
つぐみ「んー・・・まー、みさきのお祝いだし――それに・・・うまくやったら、ひとみからチューのごほーびがあるといっといたから・・・」
ひとみ「な・・・?! な、なんで、そんなのかってに決めちゃうんですかーー!! あたしはいやですよ!」
つぐみ「カタいことゆーなって。減るもんじゃなし・・・臣下のやる気を引きだすのも、公女のつとめだろ」
ひとみ「だったら、つぐみ姉さまがすればいいじゃないですか!!」
つぐみ「オレは公女じゃねーもーん。だから、いーの☆」
ひとみ「そんなりくつないです!! あたしだって、そんなのこまるんですから!」
つぐみ「なんで。おまえ、ふだんから、みんなによくキスしてるだろ」
ひとみ「そ、それは・・・で、でも、あやさんだけは、だめなんです・・・」
つぐみ「どうしてだよ?」
ひとみ「どうしてって・・・だって、もっとアブないことに・・・あーっ、もう!! とにかく、だめなものはだめなんです! あんまりむりいうと、あいこさんにいーつけますよ?!」
つぐみ「あ、あいこ先輩はカンケーないだろが! このひきょーもん!!」
ひとみ「どっちがですかー?!!」
まゆり「これこれ、ケンカはいけませんよ。それはひとまずおいて、話し合いを続けましょう・・・」
まー、そんなこんなで・・・当日――
みさき(さま・姉さま)、お誕生日、おめでとうーっ!!