※　この時、ノエルラントの公太子クリスは、落馬が元でのけがの養生のため、入院中であった・・・

クリス「は、はくしょん！　くしょん！　くしょん！」　

ハルヒ妃「ん、かぜ？　このうえ、せわかけないでね――でもま、考えてみれば入院中だから、てまかからなくてちょうどいーけど」

クリス「母上・・・（汗）。ちがうよ、だれかうわさしてるんだよ。ソレも、ずいぶんいろんな人がいろんなことを・・・」

ハルヒ妃「ふーん。そう・・・」

クリス「にしても変だなー。今日はだれも見舞いに来ない・・・」

ハルヒ妃「――この子は・・・今日が何の日だか・・・」

クリス「へ・・・？」

ハルヒ妃「今日は、１０月３１日でしょ。みんな、それどころじゃないの」

クリス「あ、ハロウィンか・・・ヤダなー、みんな、いー年して――イマさら、トリックオアトリートもないだろーに」

ハルヒ妃「はあ・・・」
（んー・・・なんだってまた、こんな子に育っちゃったかなー？　あの人にこんなトコロはないし・・・とゆーコトは、自分に似たか、あるいは、そーゆーふーに育ててしまったのか・・・)

クリス「・・・母上？」

(ジブンの性格にこんな面があるってゆーのと、むすこの育て方をまちがったてゆーのとでは、ドッチが女として恥ということになるかな・・・？）

クリス「どーかしたんですか、母上？」

(ま、どーでもいーか・・・)　

　――ノエル公に嫁して、はや２０年・・・人より冷静とは言われても、四妃のひとりとして表面上は年相応の女性らしい、おちついた婦人ぶりに見えたが・・・中身はそんなものではなく、いまだおもいっきりクールなうえにドライなハルヒ妃であった・・・

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・・・イヤ、なんとか、間に合いました

父上のおたんじょー日に合わせてのひさびさの公国バナシ

短かいケドｗ

シカシ、その分スペシャルなゲストが――

さよう、我が母上、登場であります！！！


　何はともあれ、

ノエル父上、お誕生日、おめでとうーっ！！

クリス公太子、そういえば、けがしてましたな。妹、姉たちから暖かいお見舞いをもらったのが前回でしたが、
今回は母との水入らずのひととき・・・が、なんでしょーなー。
この母上の身も蓋もないコメントの数々・・・唯一の息子ということで、溺愛してもおかしくなかろーに、
これもひとつの愛なんでしょうか。
ハルヒ妃、この息子の性格に、それなりに思うところはあるようだが・・・。
自分の評価とか、そっちの方が気になってるのね・・・ドライだｗ

でも、本当に息子の一大事・・・たとえば、川に流されたりとか、
熊にたべられそうになったりとか、
盛られた毒にあたったりとか、
ホカにも、ほにゃららほにゃらら・・・ｗ

・・・な時には、泣いて息子にとりすがったりして・・・
という方に１９,８００ドングリ掛けてみるエマさんであるｗ

それはそれとして、
遅れてしまいましたが、ノエルさん、お誕生日おめでとうございまーす♪

お妃カルテット（今命名ｗ）な方達にも、今後のノエルラント物語ではどんどん活躍してほしいですねー♪