ある日、ティコとロックの元に天界からの司令が届きました。
ロック「なんて書いてあるんだ？」
ティコ「どれどれ……『お前達が優れた守護天使であるかどうか、ご主人様を他人に入れ替えて試す』とあります」
ロック「それって、俺たちのご主人様が美月以外の人になるってことか？」
ティコ「そうらしいですね……といっても、誰に……」

突然、高笑いとともに一人の女が颯爽と現れました。

真純「おーっほっほっほ！　私よーん♪」
ティコ「先生……（汗）」
真純「なんかよく分からないけど、ポストに『ティコとロックをしもべにしてよし』って手紙が入ってたから、やってきたよん♪」
ロック（天界の連中、何考えてんだ？（汗））
ティコ（先生、守護天使のご主人様という意味を知らないようですね。単なる主人と思っているようですが……）
ロック（王様ゲームで勝った、ぐらいに思ってるんだろうな……）

それから、真純によるティコとロックを使役したセレブな生活が始まりました。


真純「……あーもう、強いなーこのボス。全然倒せないじゃん」（RPGゲーム中）
ロック「あーいそがしいそがし……」（掃除中）
真純「ねーロックくん♪」
ロック「なんすか？」
真純「ボスがさー強くて倒せないのよ。かわりにレベル上げといて」
ロック「は？　今掃除中なんすけど」
真純「主人に口答えするってぇーの！？　レベル上げ面倒だからやっといてつってんのよぉ！２０レベルUPくらいでいいから」
ロック「りょ、了解……」
ロックは思ったという。レベル上げくらい自分でやれよ、と。

また、あるときは……

真純「ねぇーティコくん。背中と腰もんで〜〜☆」
ティコ「ええ！？」
真純「ねぇってば〜〜〜☆」
ティコ「は、はい……」
……
真純「フフフ……もっと下も触っていいのよ（・∀・）」
ティコ「……(；´Д`)」

また、あるときは……

真純「やっぱり、これからはエコの時代よね」
ティコ「エネフ○ームとか太陽光発電とか、いろいろあるみたいですね」
真純「でもねー、やっぱり究極のエコ発電と言ったら……」
ロック「？？？」
……
真純「ほーれ、二人ともがんばれがんばれｗ」
ティコ＆ロック「人力発電かよっ！！」（発電自転車こぎまくり）
真純「はい、３０分経過。ほら、部屋の明かりが暗くなってるわよ！　もっときりきり回しなさい！」
ティコ「ロ、ロック……私はもうダメです……」（ガクッ）
ロック「お、おいこら……負荷が一気に俺に……がふっ」

そのころ、美月のアパートでは

美月「はぁ〜〜〜、二人とも帰り遅いなぁ……あれ、携帯にメールが……」

『ご主人様のお優しさに改めて気づきました（ティコ）』
『早く生きて帰りたいっす（ロック）』

美月「二人とも……いったい何がおきているのかしら（汗）」

事情を知らない美月は、ただ困惑するばかりなのでした……おわり。

さぁ、みんなもご主人様を入れ替えたSSを書こう。大募集するよんｗ