EMASTATION BBS
新規
過去
ヘルプ
管理
戻る
ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
横綱相撲
K−クリスタル /
2005-06-05 19:17:00
No.581
メダカの鉄優喜「ムサシのおいちゃん!」
コウモリの?漑「あの・・・こんにちは」
土佐犬の覇王武蔵「おお、なんじゃ。せかいに、てゅきじゃったか・・・何用かの?」
てゅき「うん、何かね、ウチのゆるちゃんがやれっていうから、ぼく、おいちゃんにチョーセンするよ! おスモウで、勝負だよ!!」
覇王武蔵「ほほう?」
せかい「てゅきちゃん・・・やっぱり、そんなの失礼だから、やめよう、ね? なたでさんは適当なこと言ってただけなんだし・・・ごめんなさい、武蔵先生」
覇王武蔵「いや、わしは別に構わんが・・・」
せかい「え? で、でも・・・」
てゅき「おいちゃん、横綱なんだよね。だったら、おいちゃんに勝って、てゅきが横綱
*1
だよ!!」
せかい「あのね、てゅきちゃん、違うよ、それ・・・」
てゅき「え、ちがうの? んーとんーと・・・じゃー、おいちゃん、ぼくが勝ったら、お願い聞いてくれる?」
せかい「だめだよ、てゅきちゃん。自分から一方的に言い出して、そんなことまで・・・」
てゅき「むぅ〜〜? だって、せっかくショーブなんだもん!」
覇王武蔵「わっはっはっ・・・元気がいいのう。よかろう、てゅき坊
*2
、おぬしが勝ったら、何でも頼みを聞いてやろう」
てゅき「ほんと? 約束だよ!」
覇王武蔵「おーう、横綱に二言はないぞ」
せかい「あの、武蔵先生。そんな、いいんですか?」
覇王武蔵「わっはっはっ・・・よしよし」
せかい(てゅきちゃん相手じゃ、わざと負けて、お願い聞いてくれるつもりなのかな・・・?)
てゅき「おいちゃん、じゃ、いくよっ!
はっけよーーい!
たああぁぁああっっ!!
(体当たり)」
ダァアアーン!!!
コテッ!
てゅき「(ゆっくり立ち上がって、赤くなったハナこすりこすり)いたひ・・・(ぐすっ)おいちゃん、おなかカタいよーーー」
覇王武蔵「あー、ぶちかましなんぞ、せんでも・・・。そら、組んでみい」
てゅき「うんっ!」
てゅき「・・・んー?」
てゅき「・・・うーん」
てゅき「うーんーー・・・」
てゅき「(めそっ)・・・おいちゃん、背ぇ高くて、おなかすごくおっきーから、てゅき、マワシ
*3
つかめないよーー!」
覇王武蔵「てゅき坊、何も無理に両脇つかもうとせんでええんじゃ。届くところまででよい。(帯の前のところたたいて)ほれ、前みつじゃ」
てゆき「そっか・・・うん、つかめたっ!」
覇王武蔵「よしよし」
せかい(でも・・・てゅきちゃん、それからどうするんだろ?)
てゅき「(紅潮)う〜・・・」
てゅき「(真っ赤)う〜〜ん・・・」
てゅき「(真っ赤っか)う〜〜ん〜〜・・・」
せかい(・・・まさか・・・?)
てゅき「ふうふう、はあはあ・・・(べそっ)おいちゃん、重くてちっとも動せかないよ〜〜」
せかい「――てゅきちゃん・・・(そんなの、初めからわかりそうなもんなのに・・・)」
覇王武蔵「んー、てゅき坊、それは、ちょっとばかしむりじゃな、おぬしには」
てゅき「いーもん! じゃー、張り手ー!」
てゅき「えいっ! ・・・あれ? えいえいっ!」
てゅき「(びょん)えいっ! (びょん)えいっ!」
てゅき「(ダダダッ! ピョーン!)えぇーいっ!!」
てゅき「(くすん)・・・おいちゃんの顔に、お手々届かないよーー」
覇王武蔵「張り手は、何も顔でなくてもいいんじゃが・・・しょうがないのう(しゃがんで、顔を突き出す)ほれ、これでどうじゃ?」
てゅき「うん、これなら、届く。ありがと、おいちゃん」
覇王武蔵「しかし、よいか、あまり、強く打っては・・・」
てゅき「(全力+本気)
やああぁぁあっっ!!!
」
覇王武蔵「あ、これ、そんな思い切り・・・」
バッッチッイイィィィンン!!!
ジィ〜〜〜〜ン・・・
てゅき「う・・・(はれた痛い手、ふうふう)・・・おいちゃん、お顔もかたいよー(ナミダじわ〜)」
覇王武蔵「(けろっ)言わんことではない。そんな思い切りたたいてはの」
てゅき「う、う・・・(泣きそう)」
覇王武蔵「よわったのう・・・(頭ぽりぽり)これ以上、どう(手加減)してやればいいものか・・・。ふむ、そうじゃな――よいか、てゅき坊・・・」
てゅき「ふえ・・・?」
覇王武蔵「手で水をすくうような形にしての、その手の形のまま、掌を外に向けて両手を重ねてみい」
てゅき「・・・こう?」
覇王武蔵「そうじゃ。そしたらの、その両手を顔の前にもっていって、そして、いっぺんに両腕を伸ばす――ちょっと、やってみい」
てゅき「こう・・・かな?」
覇王武蔵「もっと速くじゃ。そしての、目で見るところは初めから、その手を伸ばした時のさらに先の遠くじゃ。そこを目がけて、思い切り突くのよ――ほれ!」
てゅき「えいっ! ――どう?」
覇王武蔵「伸ばした時に、両手が離れてしまわんように気をつけるんじゃ。両手をそろえて、押し出すようなつもりでの、しかし、できるだけ速くじゃ」
てゅき「うんっ。えいっ! えいっ!・・・」
せかい(あ・・・もしかして、これって・・・)
てゅき「えいっ! えいっ! ・・・どう?」
覇王武蔵「うむ! なかなか、すじがよいぞ」
てゅき「えへへ・・・」
覇王武蔵「ではの、それで、今度は(巨大な片手を広げて)わしの手を突いてみい」
てゅき「うんっ! えいっ!」
ぺちっ
覇王武蔵「もうちっと、離れた方がいいの。手を伸ばした時、ちょうど当たるようにするんじゃ。しかしの、気持ちはわしのこの手の先まで腕を伸ばすつもりでじゃ」
てゅき「わかった。えいっ! えいっ!・・・」
ぱちっ
ぺしっ
覇王武蔵「よしよし、その調子じゃ。もっと、どんどん続けてな」
てゅき「うんっ。えいっ! えいっ!・・・」
パン!
てゅき「あ? なんか、いますごくいい音がしたよ? おいちゃん!」
覇王武蔵「そうじゃ、うまくできると、そういう音が鳴る。さ、そうなるように、またやってみい」
てゅき「うんっ!! えいっ! えいっ!・・・」
せかい(すごい――ほとんど遊んでるみたいなのに、それだけで、てゅきちゃんがあんな・・・武蔵先生って、やっぱり戦いの神様なんだ。私も、ちょっとだけ棒術とかやるから、わかる・・・。――ただ・・・教わってるのが、たぶんその価値よくわかってないてゅきちゃんだから、せっかくの貴重な体験も、意味ないかもしれないけど・・・)
てゅき「えいっ! えいっ!」
パン!
パン!
覇王武蔵「よいぞ、てゅき坊、うまくできるようになってきたの」
てゅき「えへへへ・・・」
せかい(――ううん・・・。もしかしたら、今は何の意味もないみたいでも、てゅきちゃんが大きくなってもあの形だけでもちゃんと覚えてたら、そしたら、その時には・・・)
横綱相撲
K−クリスタル /
2005-06-05 19:28:00
No.582
覇王武蔵「それではの、今やったのと同じように、ここを(と、膝の上の一点を指さす)突いてみい」
てゅき「
うんっ!
えぇぇーい!!
」
タンッ
グラ・・・
ズズズウウゥゥゥーーーンン!!!
てゅき「わあ、やったー!! ぼく、おいちゃんを倒したよ!!」
覇王武蔵「(半身起こして)よーし、ようやった、てゅき坊」
てゅき「ぼくの勝ちだね、おいちゃん」
覇王武蔵「おお、おぬしの勝ちじゃ」
てゅき「(跳び上がって)わあーい! 勝った勝った!!」
せかい(てゅ、てゅきちゃん・・・あれだけやってもらって、?勝った?なんて、ホントに喜んでる
*4
・・・でも、そんなとこ、ちょっとうらやましい・・・)
覇王武蔵「わっはっはっ・・・負けた負けた、強いぞ、てゅき坊」
てゅき「じゃあ、おいちゃん、ぼくのお願い、きいてくれるんだよね」
覇王武蔵「おお、もちろんじゃ。何してほしい?」
てゅき「じゃーねー、肩車して!」
覇王武蔵「おう、そのぐらい、おやすいご用じゃ」
ヒョイ・・・
てゅき「(広いごつごつした片方の肩にちょこんとすわって、きょろきょろ)わあ、たかーい! すごいすごーい、あんな遠くまで、見えるー!!」
覇王武蔵「どうじゃ、おもしろいか、てゅき坊?」
てゅき「うんっ! ねえねえ、おいちゃん、ぼくのっけたまま、走って!!」
覇王武蔵「わっはっはっ、わかった。落ちんよう、しっかりつかまってるんじゃぞ」
てゅき「はぁーい!(大きな頭のこめかみを手で持って、体支える)」
せかい「ちょっと、てゅきちゃん、そんな・・・(いくらなんでも、ずうずうしいんじゃ・・)」
覇王武蔵「なんじゃ、せかい、お前も乗るか?」
せかい「え・・・?」
ヒョイ・・・
せかい「(片手で脇の下を持ち上げられ、もう一方の肩に乗せられる)きゃ・・・!」
てゅき「あー、せかいちゃんも来たー。(おじぎして)こんにちわ」
せかい「(とっさに太い首につかまって)――あ、こわい
*5
・・・。・・・え? な、なんで? 私、飛べるから、もっと高いとこいくことだってあるのに・・・いま、こわかった・・・」
覇王武蔵「それでは、そこらを一回りしようかの」
てゅき「わあい、わあい!」
せかい「え、あの・・・(そんな、もし、誰かに見られたら、恥ずかしい・・・)」
ズンっ! ズンっ! ズンっ! ズンっ! ズンっ!
(<― 足音)
覇王武蔵「ほっ、ほっ、ほっ・・・」
てゅき「(すごい揺れで、かえって大はしゃぎ)わあー、すごおぉーーい!! きゃっきゃっ・・・」
せかい「(ガクガク)あ、あ、あ・・・」
てゅき「おもしろいねー、せかいちゃん?」
せかい「う・・・うん・・・(でも・・・ほんと、なんだか楽しいかも・・・)」
メガミの無二右「・・・あなた達、何してるの?」
てゅき「あ、むにちゃんだー!」
せかい「――メガミ様・・・」
覇王武蔵「(止まって)おお、これは、無二右様」
むに「あらあら、どーもすみません、武蔵センセ。ウチの子達が
とんだ
お世話おかけしてるみたいで・・・」
覇王武蔵「いやいや、なんのなんの・・・」
むに「でもまー、てゅきはともかく・・・(ちらっ)まさかねえ・・・」
せかい(あ〜〜ん。どうしよう・・・)
覇王武蔵「それでは、無二右様。辺りをひとっ走りしてきますのでな。これで、失礼いたしますぞ」
むに「まあまあ、でも、そんなことを・・・」
覇王武蔵「いや、このてゅき坊との約束ですからな、守らなきゃなりませんわい」
てゅき「(得意)そう、僕がおいちゃんに勝った、ごほーびなんだよ!」
むに「ふう・・・もう、この子は――そうですか・・・それじゃ、お願いしますわね」
覇王武蔵「わっはっはっ、お任せあれ! じゃ、行くぞ、てゅき坊、せかい!」
てゅき「うんっ! (手ふって)じゃーねー、むにちゃん!!」
せかい「はい・・・(メガミ様に見られちゃった。どうしよう・・・)」
ドっ! ドっ! ドっ! ドっ!
(<― 足音)
てゅき「あそーだ、むにちゃんも、一緒にのっけてもらえばよかったね」
せかい「てゅきちゃんたら・・・そんな、ばかなこと言って・・・」
てゅき「うん?」
せかい「――いいね、てゅきちゃんは・・・」
てゅき「??」
せかい(はあ・・・てゅきちゃんは、わけわかってないんだから、しかたないか・・・。あとで、私だけでも、謝っとこう)
覇王武蔵「そりゃ、お前達、もうちっとスピード上げるぞ!! 振り落とされんよう、気をつけろ!」
てゅき「わぁーーい! いけいけーー!!」
せかい「(でもいまは・・・もう、こうなったら、楽しんだ方がいいよね)――はいっ!!」
※
むに「(遠くからじっとあと見送って)う〜〜ん、楽しそう・・・。さすがにあの子達の前で、あたし☆も乗せて、とは言えないけど・・・残念♪」
しんきゃうち
K−クリスタル /
2005-06-05 19:41:00
No.583
ををっ?!
ナンか、はじめて?ほのぼの?ってヤツを書いた気がするぞ?
それも、けっこー、いいんでない? ――やるじゃないか、僕!!!
あー、なたでさん、まえチャットで言いましたよーに、
てゅきちゃん達3人、お借りいたしましたー
多謝多謝♪
言葉づかいとかナンかありましたら、言ってやっておくんなさい
あと、ダイダロスさん・・・m(_ _)mゴメンシテネ。。。
註:
*1
てゅきちゃんは、ボクシングやプロレスと同じようにお相撲でも、チャンピオン(横綱)に勝った人が新しいチャンピオンだと思っていたようです。――せかいちゃんの言うとおり、それは違うぞ、てゅきちゃん!! おまけにおやっさんが?横綱?っていうのは、前世の闘犬時代の話だぞ! だから、そもそも相撲でもないんだぞ!!
*2
おやっさんには、どーゆーわけだか、お気に入りの女の子(or女性)を?○○坊?と、?坊?をつけて呼ぶ、ヘンな癖があります。ここで、てゅきちゃんのことも気に入ったようです。ちなみに少し前には?サ○坊?と呼ばれてた人がいて、さらに前には、?サ○坊?と呼ばれてた人がいたというのは、一部ではこーぜんのヒミツです。しかしもちろん、その2人は内心ではいやがってました。でも、てゅきちゃんは気にしない・・・どころか、かえってけっこー気に入っているよーです。さすが、てゅきちゃん、ひと味(?)チガう!!
*3
おやっさんは、今、着流しスタイルです。てゅきちゃんは、その帯をマワシに見立てているわけですね。う〜〜ん、すばらしい・・・さすがお子ちゃま、なんてそーぞー力ユタかなんだ!!w
*4
てゅきちゃんがこんなに喜んでるのは、実は見てただけのせかいちゃんにはわからないことですが、?おっきなおいちゃん?の身体を、自分で転がしたという確かな手応えがあったからです。もちろん、おやっさんが体の力を抜いていたからこそ、できたことなわけではありますが・・・。てゅきちゃんだって、おやっさんに、教えてもらったからできたことだっていうのは、ちゃんとわかってました。
*5
ここで、せかいちゃんがなぜだかこわく感じたのは、おやっさんの肩の上に乗ることによって、おやっさんの全身から常に放出されている?気?にさらされ、湧きあがるその流れによって、身体を置いて精神だけ上へ持っていかれるような独特の浮遊感覚を覚えたからです。当然、てゅきちゃんも同じよーに感じてはいるはずですが、それは単に高いところに来たからだと思って、ただスリルを楽しんでいるようです。すごいぞ、てゅきちゃん!!
新横綱てゅきちゃん?
ライオンのみさき /
2005-06-11 21:41:00
No.591
てゅきちゃんがほんとに罪がなくて、泣いたり笑ったり跳んだり跳ねたり転んだり忙しくて、でも元気で生き生きしていて、すごくかわいいです。トーナメントのラナちゃんの時にも思いましたけど……クリスさま、小さい子をこんなふうにうまくお書きになることもできるんですね。意外と申し上げては失礼なんですけど――ほんとに感心しました。武蔵先生のことを“おいちゃん”とお呼びするのは、どうしてなのだかよく分かりませんけど ・ ・ ・ ・ でも、よく合っている気がしました。
せかいちゃんもかわいくて、すてきです。てゅきちゃんと一緒ですと、どうも損な役回りになってしまうようですけど、そこもまた……。だけど、最後にはせかいちゃんも楽しめたんですから、よかったですよね。
そして何と言いましても、武蔵先生ですね。てゅきちゃんやせかいちゃんとの組み合わせは一見全然合わないようなのですけど、お話の中に入ってみますと、最初からもう何の違和感もなくて……。小さい子のお相手が本当によく似合いますよね。豪快な一方で、すごく細かい心遣いもあって、とてもおやさしいですし……。てゅきちゃんぐらいの子だと、やっぱり、お子さまというよりは、お孫さんを相手にしているような感じになるのでしょうか……? そして、そういうふうにただ小さい子の相手をして遊んでいるだけのようでいて、実は……というところがまたすばらしいです。でも、そうしたことも武蔵先生にとっては、言わばほんのたわむれに、何の気なしに片手間にできてしまうことなのでしょうね。このお話では、そうした武蔵先生という方のいろいろな意味での懐の深さ・大人物ぶりというものが今までにない形でよく表されていたと思います。
ですから、ご自分で“ほのぼの”って仰っていますけど、たしかにそうでもありはするのですけど、このお話はただそういうだけのものではなくて、そして、その辺りがクリスさまらしいお話だとも思いました。
むにメガミ様までご出演になって、個人的にとてもうれしいです。最後のお言葉も、いかにもむにさまらしいですし……。
いちばん終わりのところにある、お話の中のところどころの言葉への註がおかしかったり、興味深い解説になっていたりして、またいろいろと楽しめました。
――でも、“サ○坊”さんに、“サ○坊”さんて……? そんな……まさか ・ ・ ・ ・ (汗)。
Re: 横綱相撲
竜人 /
2005-06-12 22:13:00
No.592
掲示板ではお久しぶりです、竜人です。
最近、チャットのほうにばかり顔を出してまして、多くの方の掲示板作品に感想をつけていませんでした。本当に、申し訳ありません。
そういう訳で、先日のクリスさんとの約定に基づき、感想を。さぁ、スッカラカンの頭を駆使した乱文な感想、受け取るがいい―――!!w
先ず、最初にてゅきちゃん。てゅきちゃんが、無邪気に元気に、泣いて笑って、喜んで―――本当に生き生きと動いていて、とても良いと思います。数々の勘違いがステキだっ!!w
そーぞー力にしろ、注釈5にしろ、おやっさんが自分を呼ぶ時の名前にしろ―――色々スゴイぞ、てゅきちゃん!!w
みさきさんの仰るとおり、クリスさん、小さい子の動かし方が上手いですね。いや、もー、小さい子を今後のSS(というかUH)に登場させる身としては、参考になると同時に、羨ましいです、ハイ。
せかいちゃんも、大した役回りではないんですが、彼女の持ち味というか、そういうところが出ていて良かったと思います。むにメガミ様に見られて慌てている所も良しッ!
いや、彼女はてゅきちゃんと組んで、こういう役回りになってこそ、出せる持ち味があるんではなかろーか。
むにメガミ様も、出番は少ないんですけど、久々に出演されて、嬉しかったです。
台詞もたちばもまさにむにメガミ様・・・さすがだぜ、クリス兄!!
・・・ところで、この人の出番は今後増えないのでしょうか。増えないなら、いっそ自分が―――いえ、何でもないです。
そして―――この人、我らが偉大なる先生、おやっさんw
この人大好きですw 豪快且つ、面倒見が良く、さらに小さい子への対応が上手いという素敵スキルw
しかも、遊びのはずが、実は技術を身につけているというスバラシさ。さすがだ、さすがだよ戦神・覇王武蔵(号)!
多分、このお方の指導を受けた守護天使は、皆須く上位の戦士になっているであろう・・・
ああ、やはりスゴイ人物―――デカイなぁ、いろんな意味で・・・よし、目標とさせていただこう。
というか、弟子になりたいぐらいです。いやホントにw
それ以外にも、各注釈が面白かったです。
てゅきちゃんのステキ勘違いに始まり、おやっさんの変な癖、などなど・・・
笑えるもの、納得するものなど、いろいろと面白かったです。
こういうことが出来るのも、また見習いたい一つの長所・・・!
と、いうわけで、滅茶苦茶な文章になりましたが、このあたりで。
トーナメントの方も、楽しみにしています。では〜
Re: 横綱相撲
エマ /
2005-06-25 19:43:00
No.606
素晴らしい!
あのてゅきちゃん、せかいちゃん、そしてむにたんが……SSで動く日を再び目の当たりに出来ようとは!
武蔵おやぶん、力があって実力者というだけでなく、これくらいの小さな子の相手もできる程の心遣いもあるんですね。最初にロイと登場した(フェンリル創設のきっかけとなる)SSではとにかく豪快さが目立ったのですが、こういう一面があると、てゅきちゃんたちだけでなく、他の小さな守護天使たちからも好かれているのかもしれませんね。
少し気になるのが、こういうキャラクターの場合、好々爺みたいなイメージを作っているだけの場合も作品に寄ってはあるのですけど、多分武蔵おやぶんのこの一面は本物なんだと私は思います。でっかいなぁ!!
てゅきちゃんとせかいちゃんの対比も良いですね。「チョーセンするよ!」とか、「おいちゃん」呼ばわりとか、思い切り頑張って裏目に出たりとか、細かい部分からもてゅきちゃんの性格がよく表現できていると思います。せかいちゃんも、ただまじめというだけでなく、最後には子供らしい所もしっかりと出ていますし。上手く描かれてますね。
あと、個人的には武蔵おいちゃん(笑)とむにたんの会話が楽しめました。「武蔵センセ」とか、自分も乗りたかったとか、むにたんののんきさがしっかり出ててた所は大満足。さらに「無二右様」の所で、ああ、むにたんもやっぱりメガミさまなんだなと再認識したりして(笑)
いやー、素晴らしいSSでした。今度はサ○さんも加えた第二弾も勝手に期待しちゃいます(笑)
むにたんとサキさんのかけあい、久しぶりに見てみたいし……。
それにしても、坊付けのクセはさすがに……女性はあんまりうれしくないですよ(^^;
うちのフェンリルキャラなら例えばアリス坊とかアズマ坊とか、なんだかうまい棒みたいなノリじゃないかorz
>竜人さん
>・・・ところで、この人の出番は今後増えないのでしょうか。
|  ̄ー ̄) ニヤリ
私たちの方でも計画中だったりw
ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。
コウモリの?漑「あの・・・こんにちは」
土佐犬の覇王武蔵「おお、なんじゃ。せかいに、てゅきじゃったか・・・何用かの?」
てゅき「うん、何かね、ウチのゆるちゃんがやれっていうから、ぼく、おいちゃんにチョーセンするよ! おスモウで、勝負だよ!!」
覇王武蔵「ほほう?」
せかい「てゅきちゃん・・・やっぱり、そんなの失礼だから、やめよう、ね? なたでさんは適当なこと言ってただけなんだし・・・ごめんなさい、武蔵先生」
覇王武蔵「いや、わしは別に構わんが・・・」
せかい「え? で、でも・・・」
てゅき「おいちゃん、横綱なんだよね。だったら、おいちゃんに勝って、てゅきが横綱*1だよ!!」
せかい「あのね、てゅきちゃん、違うよ、それ・・・」
てゅき「え、ちがうの? んーとんーと・・・じゃー、おいちゃん、ぼくが勝ったら、お願い聞いてくれる?」
せかい「だめだよ、てゅきちゃん。自分から一方的に言い出して、そんなことまで・・・」
てゅき「むぅ〜〜? だって、せっかくショーブなんだもん!」
覇王武蔵「わっはっはっ・・・元気がいいのう。よかろう、てゅき坊*2、おぬしが勝ったら、何でも頼みを聞いてやろう」
てゅき「ほんと? 約束だよ!」
覇王武蔵「おーう、横綱に二言はないぞ」
せかい「あの、武蔵先生。そんな、いいんですか?」
覇王武蔵「わっはっはっ・・・よしよし」
せかい(てゅきちゃん相手じゃ、わざと負けて、お願い聞いてくれるつもりなのかな・・・?)
てゅき「おいちゃん、じゃ、いくよっ! はっけよーーい! たああぁぁああっっ!!(体当たり)」
ダァアアーン!!! コテッ!
てゅき「(ゆっくり立ち上がって、赤くなったハナこすりこすり)いたひ・・・(ぐすっ)おいちゃん、おなかカタいよーーー」
覇王武蔵「あー、ぶちかましなんぞ、せんでも・・・。そら、組んでみい」
てゅき「うんっ!」
てゅき「・・・んー?」
てゅき「・・・うーん」
てゅき「うーんーー・・・」
てゅき「(めそっ)・・・おいちゃん、背ぇ高くて、おなかすごくおっきーから、てゅき、マワシ*3つかめないよーー!」
覇王武蔵「てゅき坊、何も無理に両脇つかもうとせんでええんじゃ。届くところまででよい。(帯の前のところたたいて)ほれ、前みつじゃ」
てゆき「そっか・・・うん、つかめたっ!」
覇王武蔵「よしよし」
せかい(でも・・・てゅきちゃん、それからどうするんだろ?)
てゅき「(紅潮)う〜・・・」
てゅき「(真っ赤)う〜〜ん・・・」
てゅき「(真っ赤っか)う〜〜ん〜〜・・・」
せかい(・・・まさか・・・?)
てゅき「ふうふう、はあはあ・・・(べそっ)おいちゃん、重くてちっとも動せかないよ〜〜」
せかい「――てゅきちゃん・・・(そんなの、初めからわかりそうなもんなのに・・・)」
覇王武蔵「んー、てゅき坊、それは、ちょっとばかしむりじゃな、おぬしには」
てゅき「いーもん! じゃー、張り手ー!」
てゅき「えいっ! ・・・あれ? えいえいっ!」
てゅき「(びょん)えいっ! (びょん)えいっ!」
てゅき「(ダダダッ! ピョーン!)えぇーいっ!!」
てゅき「(くすん)・・・おいちゃんの顔に、お手々届かないよーー」
覇王武蔵「張り手は、何も顔でなくてもいいんじゃが・・・しょうがないのう(しゃがんで、顔を突き出す)ほれ、これでどうじゃ?」
てゅき「うん、これなら、届く。ありがと、おいちゃん」
覇王武蔵「しかし、よいか、あまり、強く打っては・・・」
てゅき「(全力+本気)やああぁぁあっっ!!!」
覇王武蔵「あ、これ、そんな思い切り・・・」
バッッチッイイィィィンン!!!
ジィ〜〜〜〜ン・・・
てゅき「う・・・(はれた痛い手、ふうふう)・・・おいちゃん、お顔もかたいよー(ナミダじわ〜)」
覇王武蔵「(けろっ)言わんことではない。そんな思い切りたたいてはの」
てゅき「う、う・・・(泣きそう)」
覇王武蔵「よわったのう・・・(頭ぽりぽり)これ以上、どう(手加減)してやればいいものか・・・。ふむ、そうじゃな――よいか、てゅき坊・・・」
てゅき「ふえ・・・?」
覇王武蔵「手で水をすくうような形にしての、その手の形のまま、掌を外に向けて両手を重ねてみい」
てゅき「・・・こう?」
覇王武蔵「そうじゃ。そしたらの、その両手を顔の前にもっていって、そして、いっぺんに両腕を伸ばす――ちょっと、やってみい」
てゅき「こう・・・かな?」
覇王武蔵「もっと速くじゃ。そしての、目で見るところは初めから、その手を伸ばした時のさらに先の遠くじゃ。そこを目がけて、思い切り突くのよ――ほれ!」
てゅき「えいっ! ――どう?」
覇王武蔵「伸ばした時に、両手が離れてしまわんように気をつけるんじゃ。両手をそろえて、押し出すようなつもりでの、しかし、できるだけ速くじゃ」
てゅき「うんっ。えいっ! えいっ!・・・」
せかい(あ・・・もしかして、これって・・・)
てゅき「えいっ! えいっ! ・・・どう?」
覇王武蔵「うむ! なかなか、すじがよいぞ」
てゅき「えへへ・・・」
覇王武蔵「ではの、それで、今度は(巨大な片手を広げて)わしの手を突いてみい」
てゅき「うんっ! えいっ!」
ぺちっ
覇王武蔵「もうちっと、離れた方がいいの。手を伸ばした時、ちょうど当たるようにするんじゃ。しかしの、気持ちはわしのこの手の先まで腕を伸ばすつもりでじゃ」
てゅき「わかった。えいっ! えいっ!・・・」
ぱちっ ぺしっ
覇王武蔵「よしよし、その調子じゃ。もっと、どんどん続けてな」
てゅき「うんっ。えいっ! えいっ!・・・」
パン!
てゅき「あ? なんか、いますごくいい音がしたよ? おいちゃん!」
覇王武蔵「そうじゃ、うまくできると、そういう音が鳴る。さ、そうなるように、またやってみい」
てゅき「うんっ!! えいっ! えいっ!・・・」
せかい(すごい――ほとんど遊んでるみたいなのに、それだけで、てゅきちゃんがあんな・・・武蔵先生って、やっぱり戦いの神様なんだ。私も、ちょっとだけ棒術とかやるから、わかる・・・。――ただ・・・教わってるのが、たぶんその価値よくわかってないてゅきちゃんだから、せっかくの貴重な体験も、意味ないかもしれないけど・・・)
てゅき「えいっ! えいっ!」
パン! パン!
覇王武蔵「よいぞ、てゅき坊、うまくできるようになってきたの」
てゅき「えへへへ・・・」
せかい(――ううん・・・。もしかしたら、今は何の意味もないみたいでも、てゅきちゃんが大きくなってもあの形だけでもちゃんと覚えてたら、そしたら、その時には・・・)