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ライオンのみさき /
2005-06-11 15:37:00
No.586
お久しぶりに、感想など……。
◎ エマステトーナメント7
桃華さん編、ついに完結ですね。
桃華さんがエマステキャラじゃないというのには、わたしも抗議したいところですけど ・ ・ ・ ・ でも、そういう眼のつけどころは見事ですね。浩人さんのご自分だけ正当化するような論理には、ちょっと強引なところがあるとは思いましたが、勢いであの桃華さんを押しきってしまったというところでしょうか……? そこにその様子を見ていて、一言だけ、みなみさんが出演なさるのもいいですね。
お互い同士は決して仲悪いわけじゃないのに、それぞれ大事なご主人様のために対抗し合うラナちゃんとサキミちゃんがけなげで、でも、その様子がクリスさま初め周りからは“緊張感を削ぐ”なんて思われてしまうのがおかしくて、でも、かわいかったです。
○○○○の○○○さんの内心は、わたし、ほぼ同意でした。――どちらかと言われたら……ということですね。
K'SARSさまがノエルさまの仰るような無責任と申しますより、何だか飄々としていらっしゃるご様子(直接お出になってはいませんけど)なのもおもしろかったです。K'SARSさまご本人がどう思っていらっしゃるかはわかりませんけど……。でも、舞羽さまがそう仰っているのですから、案外ご本人の実像に合っているのかも……?
それで、問題の“天福○十傑”ですね。こんなメンバーに加えていただけるのは、光栄のきわみです。――元ネタの『ジャイ○ント・ロボ』のホームページも拝見して、ちょっと勉強しました。わたしのいただいた異名の方のお父さまが文叔さまの異名の方だというのは、うれしかったです。
対決は結局クリスさまのご裁決で、桃華さんの勝利ということになって、わたしとしましては申し訳ありませんけど、まあ満足、と思っていましたら ・ ・ ・ ・ え、もうお出にならないのでしょうか……? いえでも、せっかく勝ったんですから、いくら何でも、そんなことはありませんよね……?
そう、それと、最後のサキミちゃんはお約束とは言え、かわいそうです。でも、この方が浩人さんとサキミちゃんらしいとは、わたしも思ってしまいました ・ ・ ・ ・ (汗)。
次回から、いよいよ本戦なんですね。どうか、がんばって下さいませね。
◎ OTOGI World(夢カルバージョン)
すごくおもしろいと思いました。エマさまも仰っていますけど、ナレーターとストーリーの内容がずれているところが本当に……。功坂さま、お上手ですね。「11時59分に待ち合わせをしてるんです」なんていう、苦しい言い訳もおかしかったです。
ただ……たぶん、ノエルさまがすでに言われたことと思いますけど、夢カルの皆さんや光彦さんの言葉づかいが違っているところ(特に、お互いの呼び方や人称代名詞です)がありました。もちろん、それでお話のおもしろさが損なわれるようなことはちっともないのですけど、わたしにはちょっと気になって ・ ・ ・ ・ 。ひとみちゃんやみゆちゃんには、そう違和感はありませんでしたけど――あ、あと、“ハエの人”も……。この人、このお話では、それほどにはひどいことはしていませんでしたね。いえ、ひとみちゃんは死ぬほど恥ずかしかったとは思いますけど、ギャグになっていましたし、童話が元のお話のせいか、それほど深刻な感じではありませんでしたから。
そのひとみちゃんはすごく働き者ですから、お話の初めのお家のことをいろいろしているシーンはまさにシンデレラのイメージがぴったりでした。でも、せっかく華麗なお姫様姿に変身するはずのところでスクール水着というのは、残念でしたけど……。いえ、それだから、おもしろかったのは間違いないですし、このお話での光彦王子様はじめ男の方には、そちらでも評判がよろしいのかもしれませんけど ・ ・ ・ ・ 。
◎ ある夕方のお話・・・
……切ないです。わたしは、今さらあらためて申し上げるまでもなく皆さまよくご存じのとおり、夢カルの皆さんの中では、いちばんまゆりさんのファンですので、大好きなご主人様の光彦さんとこうして二人きりで恋人のようにむつまじくたわむれるという状況は、普通でしたら、うれしく「よかったですね」と言ってさし上げたいところなのですけど ・ ・ ・ ・ でも、このお話では、あすかさんの気持ちの方を重く思ってしまって、とてもそういう気分にはなれませんでした……。初めからそういうおつもりで書かれたお話なのですから、そこはまさに功坂さまの狙い通りというわけですね。それで、そういうものをいっそう深く感じさせる上で、イラストが本当に効果を上げていました。
わたしとしましては、皆さん4人がみんな幸福になってほしいです。現実的にはなかなか難しいことかもしれませんけど、それが『夢カル』というお話だとも思いますし……。
あと、細かいところですけど、地の文が敬体と常体が混じっているのに少し引っかかりました。あえてそうしていらっしゃるのだとしたら、申し訳ありません。
――鬼宿ちゃんの(?)歌って、なにか元歌があるのでしょうか、なたでさま?
感想他
ライオンのみさき /
2005-06-11 15:38:00
No.587
◎ 白鷺、羽ばたく ご感想お礼
早々とご感想下さいましたのに、お返事申し上げるのが遅くなりました。申し訳ありません、ノエルさま、ダイダロスさま。エマさまも、ご感想ありがとうございます。
クリムさんとノワールさんが姉妹のように仲がいいというのは、元からの設定にあったことですが、セリーナさんがそういうお二人を見て、サキさんとそういうような間柄になりたいというご自分の内心の願望に気づいた、というのはわたしの思いつきです。……趣味と申しますか、わたしの姉妹という関係へのあこがれが出てしまったのだと自分でもわかっています。ただ、エマさまには少し違和感がおありになったのかもしれませんけど、本編でも、それは任務の時は上司としてのお立場もあるセリーナさんはことに表には出されないでしょうけど、プライヴェートではお二人はもうご姉妹のような感じがしますし、そうおかしくもないのではないかと思っていたのですけど……?
――でも、あらためて考えてみましたら、本編だけではなく、ダイダロスさまの仰る「マリ見て」バージョンのお二人ですとか、公国編での実のご姉妹としての印象も強く影響していたのかもしれません……。
サキさんのもう代名詞ともなっているような武器のバスタードソードのことに関しましては、それを手に入れる時のお話も衝撃的でしたし、印象によく残っていて、ですから、この時はまだそういう剣をお使いではなかったんだろうと思って、それで、いろいろ想像して、ああいう設定を加えてみましたが、ダイダロスさまにもご満足いただけましたようで、よかったです。
それと、セリーナさんの剣士としての実力のことは、あのサキさんの先生なんですから、今ではサキさんの方が追い抜いて強くなってしまったとしても、セリーナさんもすごく強いはずだから、そのぐらいではあるだろうと思いました。
そして、そのセリーナさんより女性で唯一強い方というのは――ご心配いりません、ダイダロスさま、もちろん、わたしも初めから、サラさんのつもりで書いていました。当時でしたら、まだご存命ですし――ただ、本当は実を申しますと、前に発表されたサラさんのプロフィールには、剣士としての実力に触れられた記述はなくて(特殊能力も“エナジーショット”は銃器にかける力のようですし、“インフェルノ”の方は特に武器とは関係ない力のようですから)、ですから、ちょっとそれでいいのか迷ったのですけど、何でもおできになる「パーフェクト・レディ」でいらっしゃるんですから、もちろん剣だってお強いはずと思って、そしてまた、“セリーナさんが唯一敵わない方”というのは、何よりこの方にふさわしいと思って、そういうふうにしたのでした。でも、その辺りダイダロスさまのお考えと合っていたようですので、とてもうれしいです。
それから、サキさんとセリーナさんの剣士としての資質の違いというのも、ノエルさまは少し意外に思われていたようですけど、サキさんはそのたおやかな外見とは裏腹にすごい力持ちだというのは、今まで何度も描かれていましたから、でも、セリーナさんの方はそれは普通の女性よりは力はあるのでしょうけど、やっぱりサキさんのような並外れた力持ちとはどうしても思えなかったので、きっと技と速さで勝負するタイプなのじゃないかしらと勝手に想像しました。それで、チップさんがセリーナさんのことを“雷光の姐ちゃん”とお呼びしていますので――初めは、確かクリスさまの書いてくださったお話の中で出たのでしたけど――その“雷光”というのは、フェンリルの隊員の方なら、誰でも知っているそういう剣の特徴から来たセリーナさんの異名ということにしてみたのですけど――いかがでしょうか?
エマさまの仰るワイルドさんの戦い方というのは、クリスさまからのご説明を元にしたしろ、あとは全部わたしの想像ですし、このお話の中で手探りの状態で考えていますので、進むにつれて、もしかしたら、だんだん変わっていってクリスさまの元のイメージから離れてしまっているところがあるかもしれません。もし、そうでしたら、どうぞ仰ってください。まあ、クリスさまにいただいた設定やアイディアをまだ全部使っているわけではありませんので――それはたとえば、また次回に“黄金のルーキー”サキさんの才能が明らかになるのに対して、本気でのワイルドさんの真の強さの一端がついにヴェールを脱ぐ……予定です(笑)。
ワイルドさんという方は、何に対しても興味がないドライな方というより、その対象が著しく制限されている――また、自らそうなさっている方なのだとわたしは思っています。このお話でも、サキさんに対して、初めは何の興味も関心もありませんでしたけど、サキさんという方のことがわかるにつれて、変わってきた……というように書いています。もっとも、あまり表の態度に出る方ではないようですので、ちょっと描写に困っているのですけど。
ちなみにこのお話では、今回の最後になって初めて言葉を発していらっしゃいますけど、ワイルドさんのセリフじたいは、実は初めてではありません。前、マークさんと共演していたお話で、しゃべっています――もっとも、あれは、ウソのお話でした ・ ・ ・ ・ 。
でも、このお話では確かに初セリフですので、最後の場面、せっかくのそのセリフがかっこよく響くようにいろいろ考えました。ノエルさまの仰るような「戦う男」という感じ、のですね。(個人的に、めったにしゃべらないワイルドさんて、実は深くて渋いとてもいい声をしてらっしゃるんじゃないかって勝手に想像しています♪)そのために、演出とかいろいろ工夫してみたつりなのですけど、 皆さまのご印象はいかがなものでしたでしょうか?
エマさまの「具体的な描写が少ないので、ありありとその場を想像する事が多少難しい(大部分が読者の自由な想像に委ねられる)面はある」というご指摘、こういうお話なのに、アクションシーンの描写の方がどうも手薄というのはわかっておりますけど、他にもそういうところがありましたら、どうぞ具体的に仰って下さいませ。お話の中で、書いているわたしだけが分かっていて、読んでくださっている方が分かりにくいというところがあまりありましたら、よくないと思いますので……。
すごく長くなってしまいました ・ ・ ・ ・ (汗)。次回も、よろしくお願いいたします。――あと、クリスさまも、どんなに遅くなっても結構ですから、何か仰ってくださいね。
Re: 感想他
エマ /
2005-07-01 20:01:00
No.607
こんばんは。学会発表もPCの復旧も一段落しましたから、レスを返すのももう少しスピードアップしなくれは……。
>エマステトーナメント7
桃華ちゃん、エマステオンリーのキャラクターではない、という事ですね。浩人さんの発言では、オンリーでなければ、ダメだと、言っている訳ですけど、もちろんそれはリザーバー権を勝ち取る為の政治的発言(笑)、といった所でしょうね。公国編では妹のくせに、とか、いろんな側面を引き合いに出す所が面白かったです。
ラナちゃんとサキミちゃん、どちらもご主人様に比べて草食動物というか、温和にいこーなタイプですから、肉食動物(笑)のご主人様たちと違った言動がいいですね。両者、似てます。こういう構図ってやはりKさんのお気に入りなんでしょうか。
>OTOGI World
ここでトリビアですが、待ち合わせをする時には、12時とかきりのいい時間にするよりも、劇中の11時59分みたいな、あえて少しずらした時間にした方が相手の印象に強く残り、遅刻が少なくなるという統計があるそうですよ。
言葉遣いに関しては、多分亮さんがまだ夢カルを全話読まれていない事も大きいかと……。頑張って読んで頂きましょうね(笑)
でも、私もキャラクターみんなのプロフィールや口調の記憶についてはかなり怪しいと思いますから、あまり偉そうな事は言えません(汗)
ハエの人、本編では本当に悪行の限りをつくしていますから、たまにはこういった軽めのいたずらでやめておいた方が、読者(とくに女性?)からの心証は良いのかもしれませんね。
あと、スクール水着は……男の人ならみんな好きとか、こだわりがあるとか、そういう訳ではもちろんないですよ(笑) 私もあまり興味ないですし。どちらかというと、そう……普段着でおしゃれしている姿とかの方が……。
>ある夕方のお話
このSSでのまゆりちゃんと光彦さんは、自分の気持ちに素直でしたね。本編では、他の子たちに配慮したりするのでしょうが。
それを悲しそうに後ろから見ているあすかちゃんは確かに気の毒ですけど、私はやはり男性ですから、そういった女の子の気持ちというのは正確には理解できないのかもしれません。好きな子を他の男に取られた、っていう場合の男の「ちっくしょおおおお!!」みたいな悔しさとも、また少し違うでしょうし(笑)
あ、でも。この場合、仲良しのまゆりちゃんとの関係とか、そこらへんも含めて複雑な感情を覚えるのかもしれません。
カルテット4人みんなが幸せになる、というのは、もちろん私もそう願ってます。エンディングでは、どうなるのか、気になりますね。
もしかしたら、やっぱり、ノエルラント物語のノエル公とそのお妃様たちみたいになるのかもしれませんけど(笑)
>白鷺、はばたく
セリーナさんとサキさんの普段の仲については、私ももしかしたら思い込みが強いかもしれませんね。セリーナさんの気持ちについては、もちろんサキさんへの親近感や面倒をいろいろ見てあげたい、とか、色々あるのだと思います。ただ、サキさんの方は……もちろん、今ではセリーナさんに大きな信頼を置いているのかもしれませんが、かつて持っていた反発心やその他の複雑な気持ちが、もしかしたらまだ少し残っているような気もします。だから、ここらへんもダイダロスさんによる本編や掲示板SSで、何かの折りに触れていただけるとうれしいです。
現状の官給品の剣に不足感を覚え、いずれバスタードソードに持ち変える事への言及に関しては、みさきさんの想像で書かれた事だったんですね。ダイダロスさんも納得される位、確かに的を得ていた訳で、お見事です。私もAS外伝の2話で少しだけバスタードソードの描写をしましたけど、あれは表面的なものでしたから。徐々に、サキさんの戦い方や武器の特性について、深みが出てきましたね。他のキャラクターの装備に関しても、こういったいきさつなどを含めて説明する事で、同じように深みが出せると思います。
サラさんについては、確かに……パーフェクトレディと呼ばれるくらいですから、当然セリーナさんを上回っておかしくないでしょう。でも、プロフィールの技などを見ると、サキさんと違って肉弾戦よりも遠距離用の武器や技、あるいはテクニカルな戦い方で有利に立つ戦法を好まれるような印象を受けますね。やはり、サキさんに比べると力で勝負するタイプではないからなのでしょうけれど。レオンさんの戦い方にも、そういう点でもしかしたら影響を及ぼしたかもしれませんね。
>ワイルドさんという方は、何に対しても興味がないドライな方というより、その対象が著しく制限されている
ああ、そうなのかもしれません。となると、ついつい興味を引くような事をしてみたくなるんですけど、それだときっと逆効果でしょうね。
表の態度には出ないとなると、どうしても彼の内面のセリフなどで書いたり、他のキャラクター(クリムさんやノワールさん)に代弁・説明させてしまいたくなりますけど、そこを別のやり方ができたりすると、また良いと思うのですが……。難しいですね。何か良いアイデアはないものでしょうか……。
>個人的に、めったにしゃべらないワイルドさんて、実は深くて渋いとてもいい声をしてらっしゃるんじゃないかって勝手に想像しています♪
あ、それは私も思います(笑)
声優では、誰がふさわしいでしょうね。私自身は声優に詳しくないので、どなたか何人か上げてみたらどうでしょう?
ちなみに、うちのカムドもなかなかの声ですよ。いろんな意味で(笑)
>具体的な描写について
すでにチャットでは申し上げましたけど、それ以外にも(別に批評や指摘以外にも
)色々みんなでお話できればいいですね。最近は私もSSを書く事がないので、なんか中身の無い話になりそうですけど(汗)
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◎ エマステトーナメント7
桃華さん編、ついに完結ですね。
桃華さんがエマステキャラじゃないというのには、わたしも抗議したいところですけど ・ ・ ・ ・ でも、そういう眼のつけどころは見事ですね。浩人さんのご自分だけ正当化するような論理には、ちょっと強引なところがあるとは思いましたが、勢いであの桃華さんを押しきってしまったというところでしょうか……? そこにその様子を見ていて、一言だけ、みなみさんが出演なさるのもいいですね。
お互い同士は決して仲悪いわけじゃないのに、それぞれ大事なご主人様のために対抗し合うラナちゃんとサキミちゃんがけなげで、でも、その様子がクリスさま初め周りからは“緊張感を削ぐ”なんて思われてしまうのがおかしくて、でも、かわいかったです。
○○○○の○○○さんの内心は、わたし、ほぼ同意でした。――どちらかと言われたら……ということですね。
K'SARSさまがノエルさまの仰るような無責任と申しますより、何だか飄々としていらっしゃるご様子(直接お出になってはいませんけど)なのもおもしろかったです。K'SARSさまご本人がどう思っていらっしゃるかはわかりませんけど……。でも、舞羽さまがそう仰っているのですから、案外ご本人の実像に合っているのかも……?
それで、問題の“天福○十傑”ですね。こんなメンバーに加えていただけるのは、光栄のきわみです。――元ネタの『ジャイ○ント・ロボ』のホームページも拝見して、ちょっと勉強しました。わたしのいただいた異名の方のお父さまが文叔さまの異名の方だというのは、うれしかったです。
対決は結局クリスさまのご裁決で、桃華さんの勝利ということになって、わたしとしましては申し訳ありませんけど、まあ満足、と思っていましたら ・ ・ ・ ・ え、もうお出にならないのでしょうか……? いえでも、せっかく勝ったんですから、いくら何でも、そんなことはありませんよね……?
そう、それと、最後のサキミちゃんはお約束とは言え、かわいそうです。でも、この方が浩人さんとサキミちゃんらしいとは、わたしも思ってしまいました ・ ・ ・ ・ (汗)。
次回から、いよいよ本戦なんですね。どうか、がんばって下さいませね。
◎ OTOGI World(夢カルバージョン)
すごくおもしろいと思いました。エマさまも仰っていますけど、ナレーターとストーリーの内容がずれているところが本当に……。功坂さま、お上手ですね。「11時59分に待ち合わせをしてるんです」なんていう、苦しい言い訳もおかしかったです。
ただ……たぶん、ノエルさまがすでに言われたことと思いますけど、夢カルの皆さんや光彦さんの言葉づかいが違っているところ(特に、お互いの呼び方や人称代名詞です)がありました。もちろん、それでお話のおもしろさが損なわれるようなことはちっともないのですけど、わたしにはちょっと気になって ・ ・ ・ ・ 。ひとみちゃんやみゆちゃんには、そう違和感はありませんでしたけど――あ、あと、“ハエの人”も……。この人、このお話では、それほどにはひどいことはしていませんでしたね。いえ、ひとみちゃんは死ぬほど恥ずかしかったとは思いますけど、ギャグになっていましたし、童話が元のお話のせいか、それほど深刻な感じではありませんでしたから。
そのひとみちゃんはすごく働き者ですから、お話の初めのお家のことをいろいろしているシーンはまさにシンデレラのイメージがぴったりでした。でも、せっかく華麗なお姫様姿に変身するはずのところでスクール水着というのは、残念でしたけど……。いえ、それだから、おもしろかったのは間違いないですし、このお話での光彦王子様はじめ男の方には、そちらでも評判がよろしいのかもしれませんけど ・ ・ ・ ・ 。
◎ ある夕方のお話・・・
……切ないです。わたしは、今さらあらためて申し上げるまでもなく皆さまよくご存じのとおり、夢カルの皆さんの中では、いちばんまゆりさんのファンですので、大好きなご主人様の光彦さんとこうして二人きりで恋人のようにむつまじくたわむれるという状況は、普通でしたら、うれしく「よかったですね」と言ってさし上げたいところなのですけど ・ ・ ・ ・ でも、このお話では、あすかさんの気持ちの方を重く思ってしまって、とてもそういう気分にはなれませんでした……。初めからそういうおつもりで書かれたお話なのですから、そこはまさに功坂さまの狙い通りというわけですね。それで、そういうものをいっそう深く感じさせる上で、イラストが本当に効果を上げていました。
わたしとしましては、皆さん4人がみんな幸福になってほしいです。現実的にはなかなか難しいことかもしれませんけど、それが『夢カル』というお話だとも思いますし……。
あと、細かいところですけど、地の文が敬体と常体が混じっているのに少し引っかかりました。あえてそうしていらっしゃるのだとしたら、申し訳ありません。
――鬼宿ちゃんの(?)歌って、なにか元歌があるのでしょうか、なたでさま?