EMASTATION BBS
新規
過去
ヘルプ
管理
戻る
ADVENBBSの過去ログを表示しています(閲覧専用)
夏はこれから
ライオンのみさき /
2005-07-31 23:53:00
No.621
もう、7月も終わりですね。わたしも、テストも終わって、ようやく夏休みになりました。
そういうわけで、またお久しぶりの感想です。
◎ 「チェンジ!」
皆さま仰っていますけど、何と言いましてもいちばん意外だったのは、ちっちゃい子に変身したサキさんがもうおてんばという程度ではすまないぐらい、やんちゃないたずらっ子だったことです。
小さい子の割にいろいろなことを知っていた理由は、ダイダロスさまのご説明で分かりましたけど、でも――そうすると一方で、サキさんも、普段仰りはしないけど、ああしたこともご存じということで……? サキさんのイメージからしますと、やはりちょっと違和感が ・ ・ ・ ・ (汗)。
それに、あの不幸な出来事の前にご主人様のもとへ転生した折のサキさんのご様子では――それは、酔っぱらってしまわれた時だけは例外として――あんなにおしとやかなふうだったので、きっとお小さい時も、運動神経とかはすぐれておられたとしても、性格的にはもっとおとなしい方の子だったのだろうとばかり思っていました。
でもいくら何でも、クリスさまの言われるような?悪ガキ?なんていうほどひどくはないと思います。レオンさんの仰ることは素直に聞いていますし、セリーナさんに対しての発言も悪気があったわけではないでしょうし、やっつけてしまった呪詛悪魔の人は相手の方が悪かったんですし、正当防衛のはずですから(多少は、過剰防衛だったかもしれませんけど ・ ・ ・ ・ )。
それにもちろん、セリーナさんに新しい服を見立ててもらって、レオンさんに見てもらう時不安げだったり、それがほめてもらえると、一転して喜んだりなんていう、女の子らしいところもありましたし……。
だけど記憶がなくなっていても、サキさんがいちばん信頼する方というのは、やっぱりレオンさんなんですよね。無意識のうちにおそばへとテレポートしただけでなく、その後も離れるのをいやがってらっしゃったり……。そこがすばらしくて、また、それをイリノアさんに教えられて、照れているレオンさんもかわいくて、すてきでした♪ こういう時のレオンさんは、“冷徹な工作員”としての顔ではなくて、本来のお人柄の純朴な下地が顔を出しますよね。それまですごくおこってらしたはずでしたのに、それで、うまくごまかされてしまっておいでのようでもありますし……。
純真で実直な面も出ておられたと思います。こんなとんでもない事態に陥った場合で、それに、レオンさんはもともと諜報部員でもいらっしゃるというのに、手帳ひとつ見るにも、サキさんのプライヴァシーを侵害するのをとても気にしていらして、すごく紳士な感じがしましたし、それに、何よりサキさんのことを大切に思っていらっしゃるのがよくわかりました。でも逆に言えば、レオンさんはそれは無神経な方ではありませんけど、お二人の間柄は、まだそういったところに気を遣わなければならないものでもあるわけですね。それは少し意外な気もしました。でも、サキさんのご事情やご性格もあって、今まで少しずつ時間をかけて築いてきたお二人の信頼関係なわけですから、こういう時に気を遣うのがレオンさんには自然なことになっているのかもしれないですね。
そういうレオンさんだからか、ちっちゃい“サキちゃん”とでも、戦いのコンビネーションが見事にとれていますし、やっぱりお二人のチームワークというものは抜群ですね。
その戦いのシーン、捕まってしまっているのに、初め全然状況をわかっていないところ(まあ、その後の展開を見ますと、こわがる必要もなかったのかもしれませんけど)とか、『サキは自分を指差してしきりに自己主張する』とか、今のサキさんの状態と性質をよく表していて、かわいらしくて、そして、おかしかったです。
それに、子供になって、普段だったら、そういう素直な気持ちのままにはとても振る舞えないところが、意識を取り戻した初めから相手が誰だか分からなくても抱きついたり、その後もいろいろレオンさんに甘えていたりして……それはいつもだったら、ご自分でも気づいていないサキさんの秘かな願望だったのかもしれませんね。だから、元に戻って、それまでの出来事を記憶としては忘れても、心はたっぷり願望を充たした後だったので、珍しく穏やかな気持ちで目覚められたのでしょう。そうやって考えてみると、この出来事は、サキさんにはむしろいい出来事だったのかもしれないですね。それと、レオンさんにとっても……。
セリーナさんにだけは、いろいろお気の毒でしたけど ・ ・ ・ ・ 。でも、“サキちゃん”が5歳だったとしても、サキさんが産まれた娘さんというには年齢的に無理がありますから、普段冷静なセリーナさんがすぐそのことに思い至らなかったのは、やはりよほどショックで、パニックに陥っていたからなんですね……。
……ふと思ったのですけど、この明るくて元気でいたずらな“サキちゃん”だったなら、武蔵先生に“あの呼び方”をされていたとしても、全然違和感ないかも――いえ……ごめんなさい ・ ・ ・ ・ 。
あ……もう、8月
ライオンのみさき /
2005-07-31 23:58:00
No.622
◎夢カル49話
はやかちゃんという人は、お嬢様ぽくて、プライドも高そうでちょっとつんけんした感じもあって……こういう人はあまりなたねちゃんのようなタイプを気に入るようには思えませんでしたから、なたねちゃんのことを好きになったというのは、意外でしたが――そこが前世の習性の影響だったんですね……。
でも、なたねちゃんのことを“お姉さま”と呼んだりして、慕ってくれるようになったのは、いいのですけど、その方向性が……夢――と申しますより、ほとんど妄想ですよね――の内容とかにも、困ってしまいましたけど ・ ・ ・ ・ 。
何より、ラスト、ご自分の衝動に悩んでいたはずが、その原因が前世では天敵として、相手を“食べてしまう”間柄だったことを知ると、納得して……それで、その衝動が収まるんじゃなくて、それどころか、今度は自らの意志でいっそう進める方向に決意してしまうだなんて――それも、なぜか種族的なプライドまでかかってしまっていますし ・ ・ ・ ・ 。
はやかちゃん……お願いですから、なたねちゃんを襲ったりしないでくださいね?
あと、本筋と直接関係はないのですけど、ちょっと気になりましたところで、ひとみちゃんがかつみさんに「アリって感じがしない」といっていたのは、かつみさんがサムライアリだからなのでしょうか?
◎夢カル50話
女王さまは、完璧主義でとてもプライドが高いのがいかにも女王さまらしいのですけど、そのためもあってか、素直な態度を取れなくて(態度はそうでも、心の中は違うと思いますが……)、でも、皆さまも仰っていますように、それが逆にかわいらしくて魅力的ですね。カルテットの皆さんと光彦さんの間には入れなくて疎外感を覚えてしまわれたのはお気の毒ですけど、ご自分でも思われたとおり、光彦さんの守護天使ではない女王さまにとっては、そこは本当の居場所ではないのですから、仕方ないですね。でも、独立できてからも、時々遊びにこれるような形に納まって、よかったです。娘のひとみちゃんがいるからというだけではなくて、皆さんと一緒に暮らしていくのは無理なところがあるけれど――それは、女王さまは日高家の家族の一員ではないからということで――でも、やっぱり、女王さまにも懐かしいお家になったのかと思いました。
女王さまが中心のお話ですけど、さとみちゃんもちゃんと進路が決まって、安心ですね。呪詛悪魔から守護天使になった人は、ケンさんのようにもともとご主人様と呼べる人がいらっしゃるという場合は稀でしょうから、E3の皆さんのように新しいご主人様を見つけるか、でも、それもそう簡単にはいかないとすれば、このさとみちゃんのように、天界での仕事をしていくようになるのが普通なのでしょうか。
それにしても、さとみちゃんはすごく前向きで、これから熱意を持ってお仕事に取り組んでいきそうで、えらいです。いちばん最初に日高家に現れて、守護天使の心構えを学びたいと言っていたのは、あれは本当は復讐のためのお芝居でしたけど、さとみちゃんて、もともとこういう人だったんですね。さすが、ひとみちゃんの妹という気がします。
でも、女王さまもとりあえずご自分にうまく合ったお仕事が見つかったのでよかったですけど、どうして、さとみちゃんのようにサポートチームには入られなかったのでしょう? 守護天使としての修行にもすごく優秀な成績だったそうですし、不足はないと思うのですけど……。
感想続き
ライオンのみさき /
2005-08-05 23:21:00
No.627
他のお話についての感想を追加いたします。
◎The freezing fragment 1章「光のハンタイ」
“点灯”・“消灯”を切り換えられて、そして、消灯した時には、黒一色の中にいくつかの言葉だけが浮かび上がるというページの仕掛けが印象深くて、そして、それはやはり暗い不気味なムードを出しているのですけど、このお話の世界には、それが本当によく合っていると思います。
ただ、お話の内容そのものは、ストーリーがまだ進んでいないことと舞羽さまの演出意図なのでしょうが、何の説明もないことで、分からないことが多いです。
それとは別にしましても、大地さんが急にミカドちゃんに戦いを仕掛けるというのは、やっぱり、よく分かりません。大地さんは乱暴ですけど、その前に泣かせてしまったミカドちゃんの頭をなぜてあげたりとか、お優しいところも見受けられましたから。何だか、行動に統一性がないような感じが……もっとも、それが大地さんという方の個性なのかもしれませんが。
ご自分の傷跡をミカドちゃんに見せられたのは、それが何か過去の出来事に関係のあることで、たぶんミカドちゃんも前世でそれに深く関わっていて、だから、ミカドちゃんのことを確かめるために……というのは、よく分かるのですけど、それから、どうして戦いにならないといけないのか ・ ・ ・ ・ どう考えても、唐突な気がします。でも、おそらくは大地さんの過去の深いご事情と、それからきているご性格に関係があるのでしょうか……。「止めろ、そんな眼で俺を見るな」というところなどには、そうした大地さんの複雑な内面が現れていたのかもしれませんね。
ミカドちゃんは普通の状態ですと、とてもかわいいのに(「何者だ」と訊かれて、名前だけでなくて歳まで答えるところとか、「答えになってない」と怒鳴られると、泣き出してしまうところとか)、血に対しての反応を示した時には、すっかり変わってしまうんですね。それは自分の意思ではもうどうしようもないような感じでしたけど、その間の記憶とかもないんでしょうか?
そうなった後のミカドちゃんは、やっぱり怖いです。それに、やっぱりちょっと守護天使らしくないような気はしました。
それにしても、注意を書いた手紙一つ持たせただけで、こういう子を大地さんのところへ1人で行かせるなんて……教育係の人、あまりにも無責任では……? いえ――そもそも、ミカドちゃんのこういう傾向が分かっていたのなら、普通に考えたら、ご主人様の元へは、とても行かせられないと思うのですけど……発作(?)を起こしたら、仮にも守護天使がご主人様を傷つけてしまいかねませんし……。
それでもやっぱり、大地さんのことはとてもお慕いしているようで……あんなふうなやり方で大地さんに試された後でも、敵の人が現れて、大地さんを傷つけたら、また一瞬で戦闘モードになって、やっつけてしまいましたし……薙刀の刃に付いた血を舐めたりしているのは、とても怖いですけど ・ ・ ・ ・ 。
でもそういう、いかにも幼くてかわいいところと、とても怖いところの両面を持つ、ミカドちゃんという人のキャラクターがとてもよく出ていたと思います。
大地さんの方は、先ほども書きましたように、わたしには何だか矛盾のようなものが感じられる……と申しますか、分からない面がまだ多いのですけど。
戦いの場面には、緊張感だけではなく、怖さというものがすごくありましたし……実際の殺し合いという、非日常的な雰囲気が感じられて、迫力がありました。
ただ、お話の表現では、一つ疑問点があります。最後の方で、語り手でもあった大地さんが気絶してしまったということですから、その後の光景は描写はできないはずですので、それまでとは、厳密には違う視点になっていると思います。
……うるさいことを申し上げて、ごめんなさい。ただ、このシーン、どうしても大地さんがこのタイミングで気を失わなければならない必然性はないように思われるので――それより、攻撃を受けて薄れていく意識の中で、ぼんやりとミカドちゃんの恐ろしい様子を見ていて、最後の印象的な「幼女の眼は紅く光る・・・。」というところで、それが意識を失う前に見た最後の光景だった……としても充分ですし、流れとしても、無理なく自然な気がしたものですから。
それにしても……このお話、こんなものではなくて、これよりまたさらに、暗くなっていくんですね……。
こわい……困りました ・ ・ ・ ・ (汗)。
◎しょーとハピバラ
久しぶりのショートはぴばら、やっぱり楽しいです♪
○1話
9人という、原作のご主人様にも迫るくらい大勢の守護天使のご主人様になられた真吾さんですけど、それだけにご苦労も多いようで……いろいろ気を遣われているんですね。そうでもないと、ご主人様は務まりませんか……たしかに真吾さんにとっては、それは義務ではなく、大切な人たちのために喜んでしていることなのでしょうけど、とてもえらいと思います。
きれい好きのましろさんは、お洗濯得意というだけではなくて、好きなんですね。
○2話
……こう申し上げてはとても失礼ですけど、展開からしますと、ジョニーさんも、何かご本を読んでらしたんですね。ちょっと、意外でした。そういう言葉をご存じなのは、まあ年の功がおありでしょうけど。でも、ちえこちゃんまでちゃんと知っていたのは、感心ですね。
そして、こちらは、全くイメージ通りと申しますか、期待を裏切らない「晴遊雨眠」のお二人……エマさまの仰るとおり、恋ではライバルでも、案外気の合ったいいコンビなのかもしれないですね。
○3話
真吾さんも、案外お酒を召し上がる方だったんですね。それでも、今まではかすみさんが少しつき合って下さるくらいで、あまり一緒にお飲みになれるお相手がいなかったのでしょうが、それが今では二人もおられるのですから、真吾さんとしても、ついつい過ごしてしまわれるんでしょう。その結果として、今回はこういうことにもなってしまいましたが、それでも、真吾さんにとって、そういうお仲間ができたことはうれしいことでしょう。
ケンさんも加えて、男同士4人で飲んだりできたら、またいっそう幸せでしょうね。そういう日が早く来るといいですね。
ありがとうございます
ダイダロス /
2005-08-09 21:50:00
No.637
ども。VSS「チェンジ!」の感想、ありがとうございます。
僕も最初は「サキを幼児化させたら大人しい子供になるんじゃないかな〜」なんて考えていたのですが、やはりそれでは当たり前すぎて面白くない、という事で、こんな性格にしてしまいました。幼児化したサキが、相当にやんちゃだった事に驚いてくださったようで、作者としても嬉しいですね。
>サキさんも、普段仰りはしないけど、ああしたこともご存じということで
ええ、一応、知識としては知っている。という所ですね。TVゲーム関連の事は。
一方の、呪詛悪魔の男が言っていた卑猥な語句に関しては、流石にその意味を(幼児化したサキは)理解してはいません。ですが、サキ21歳Ver.より受け継いだ感覚からくる嫌悪感が「なんかむかつくぅ〜」という言葉となって現れたのです。
>記憶がなくなっていても、サキさんがいちばん信頼する方というのは
そうですね。今現在、サキが最も信頼を寄せているのはレオンなんですよね。僕としても、サキの手帳を見る際、サキのプライバシーに対しての心配りが当たり前の様にできるという所も、レオンの魅力の一つだと思っています。実際、このような心配りができなかったとしたら、サキに信頼を寄せられる事は無かったでしょうね。
>“サキちゃん”だったなら、武蔵先生に“あの呼び方”をされていたとしても、全然違和感ないかも
確かに違和感無いですね。(笑)
しかし、実際に武蔵親方に言われたとしたら
幼女サキ「”坊”じゃないもん! 女の子だもん!!」
と叫んで、河豚のように頬を膨らませたと思いますけどね。(笑)
ともあれ、楽しんで頂けたようで何よりです。
簡単なレスですみませんが、これにて失礼させて頂きます。
ではまた。
Re: 夏はこれから
舞羽 紫電 /
2005-08-10 03:12:00
No.638
みさきさんからの感想がまさか貰えるとは・・・、今でも時々頬を抓ってます、舞羽です。
仕掛けに関しては、エマさんに猛烈感謝なんですが。
実際に黒の上から浮かび上がった感じを出す為に、原稿をワードで黒背景の元に書いてますが、この様な形でエマさんが作って下さって、ただただ感謝です。
大地の性格は遺伝と言うか何と言うかです。
『いざという時はとても厳しく、とても優しいアニキ』です。
えぇっと、痛いですね。
戦いを挑むのは彼の癖です。早めにプロフを出すべきでしたね、失敬。
流石に伏した物が色々見つかるわぁ(誰だ御前
その間の記憶・・・ご想像通り無いですよ。
と言うか、6歳児に殺人の記憶が平然とあったら物凄く怖いです。
教育係に関しては今後の話に出てくるので割愛します。
んで、大地が気を失うのですが。
あれはですね、『ご主人様』と『血』がキーなのですよ、彼女の思考に置いて。
彼女の目の前で倒れる事により、覚醒が完全になってしまう訳です。
好きな人間倒れると頭のネジが外れて居ても立っても居られなくなる間隔を極端にした感じです。
異端がまぁ、必要以上に喋るのもいかんのでこれにて。
因みに、最近文章を少し書き換えた為、少し展開をまろやかにしてあります。
凄惨さ、当社比8%減です(多分
では。
Re: 夏はこれから
エマ /
2005-08-15 23:48:00
No.645
こんばんは。みさきさん
夏休み、ゆっくりできてほっとしますね。特に大学の夏休みは長いですから。
>チェンジ
あのサキちゃんの性格は……ギャグSSですからあまり細部を気にしすぎても仕方が無いような気もしますが、ようするに生来の気質としては外向的で楽天家だったのかもしれませんね。それが……めいどの世界でムサ婆あたりにみっちりと性格を落ち着かせるようにたたき直されたとか……。まぁそんな事をせずとも新一さんならやんちゃなサキさんでも受け入れてくれそうですけれど。さらに、例の事件ですっかり性格が今のようになってしまったのでしょう。
ああ、だから。今でもサキさんにお酒を飲ませるとあんな暴れん坊になってしまうんでしょうね。酔いどれサキさんと、ちびっこサキちゃん。どこか通ずる部分があると思いませんか?(笑)
レオンさんの方も、ここ最近「実は素直な子では」説が持ち上がりご本人もおそらく照れているのでありましょーが(笑) でもそれはサキさんを通じてのみ現れる事が多くて、(セリーナさんに対しても、たまにあるんでしょうけど)、他の任務では子供の呪詛悪魔や人間を殺害できる冷徹性も持っていますね。この二つのギャップが、またレオンさんの魅力のように思います。
セリーナさんの方は……なんでしょう。最近ギャグキャラ化へ道を踏み外しかけたところを、みさきさんの「白鷺、はばたく」でなんとか正道に戻れているという印象を受けていたりも……いや、軽い冗談ですが(笑)
でも、やっぱりおばちゃん呼ばわりは……うう〜ん……ちょっと可哀想ですね。あれだけ怒り狂っていた(?)のだと、やっぱり最近少し気にしていたんでしょうか……(汗)
>夢カル49話
はやかちゃん、気高いお嬢様系ですけど、14歳で以外とまだ幼いんですよね。それに、なたねちゃんを「お姉さま」とすぐに慕う所とか、以外と素直な部分もあるのでしょうか。あるいは、やはりただ前世の好物(?)だからという理由なんでしょうか。いずれにせよ、つぐみちゃんやゆうきちゃんたちと比べて、どちらかといえば出番の少ない子ですから、こういうお話は、極端なイメージだけがつきかねないかもしれませんね(苦笑)
それでも、一途な子という印象はよく伝わってきますから、道さえ踏み外さなければ(笑) きっと良い守護天使になれることでしょう。
なたねちゃんと2人でどこかへ出かけたり何かに挑戦するお話も見てみたいですね。どういう展開に転ぶかちょっとヒヤヒヤですけど(笑)
>50話
ゆきこさん、やはり引かれてやまないのは、そのギャップですね。女王様というみんなを率いるような偉い立場に居た人なのに、「自分の居場所」について悩んでしまう。そういう部分でのギャップ(?)も可愛いですね。
強さと繊細さを併せ持っている、とても素敵な人だと私も思います。
さとみちゃん、そういえばそうですね。サポートチームに加わっても良さそうな気もしますけど……。
>The freezing fragment
最初、舞羽さんからHTML形式で原稿を頂いた時に、これは今までに無い形でしたので、このイメージのままうまく掲載できたらな、と。ちょっと工夫してみました。
真っ暗闇で印象的な単語や文章が赤く浮かび上がるというのは、それだけでかっこいいですね。
ストーリーの読み解きについては、確かにどちらかといえば読者に破片を集めてもらって、次第に類推していく事を強いる、ちょっと突き放したスタンスですね。これについては私も以前コメントしたので特に言う事はないんですが、舞羽さんの話によると今後今までの状況の多くを説明するお話が何話目かに用意されるそうです。そのお話で、今まで上手く意味を掴めなかった部分が理解できる事を期待しましょう。
余計な話ですが、fragmentが「怖いお話」だとすると、カムドとアズマの小説は「辛いお話」になると思います(もちろん、恐い描写もあるかもしれませんけど)。怖がるしろ辛くなるにしろ、読んで楽しめるのが小説ですから、そういう部分も出していきたいものですね。
>ショートハピパラ
ハピバラ……ハピパラ……「パラ」ですよね。パラダイスですから……。いや、細かいコトですが。
好評なシリーズですよね。毎回ツボを外した事がないように思います。
これからも新作を期待してますね♪
ADVENBBSの過去ログを表示しています。削除は管理者のみが可能です。
そういうわけで、またお久しぶりの感想です。
◎ 「チェンジ!」
皆さま仰っていますけど、何と言いましてもいちばん意外だったのは、ちっちゃい子に変身したサキさんがもうおてんばという程度ではすまないぐらい、やんちゃないたずらっ子だったことです。
小さい子の割にいろいろなことを知っていた理由は、ダイダロスさまのご説明で分かりましたけど、でも――そうすると一方で、サキさんも、普段仰りはしないけど、ああしたこともご存じということで……? サキさんのイメージからしますと、やはりちょっと違和感が ・ ・ ・ ・ (汗)。
それに、あの不幸な出来事の前にご主人様のもとへ転生した折のサキさんのご様子では――それは、酔っぱらってしまわれた時だけは例外として――あんなにおしとやかなふうだったので、きっとお小さい時も、運動神経とかはすぐれておられたとしても、性格的にはもっとおとなしい方の子だったのだろうとばかり思っていました。
でもいくら何でも、クリスさまの言われるような?悪ガキ?なんていうほどひどくはないと思います。レオンさんの仰ることは素直に聞いていますし、セリーナさんに対しての発言も悪気があったわけではないでしょうし、やっつけてしまった呪詛悪魔の人は相手の方が悪かったんですし、正当防衛のはずですから(多少は、過剰防衛だったかもしれませんけど ・ ・ ・ ・ )。
それにもちろん、セリーナさんに新しい服を見立ててもらって、レオンさんに見てもらう時不安げだったり、それがほめてもらえると、一転して喜んだりなんていう、女の子らしいところもありましたし……。
だけど記憶がなくなっていても、サキさんがいちばん信頼する方というのは、やっぱりレオンさんなんですよね。無意識のうちにおそばへとテレポートしただけでなく、その後も離れるのをいやがってらっしゃったり……。そこがすばらしくて、また、それをイリノアさんに教えられて、照れているレオンさんもかわいくて、すてきでした♪ こういう時のレオンさんは、“冷徹な工作員”としての顔ではなくて、本来のお人柄の純朴な下地が顔を出しますよね。それまですごくおこってらしたはずでしたのに、それで、うまくごまかされてしまっておいでのようでもありますし……。
純真で実直な面も出ておられたと思います。こんなとんでもない事態に陥った場合で、それに、レオンさんはもともと諜報部員でもいらっしゃるというのに、手帳ひとつ見るにも、サキさんのプライヴァシーを侵害するのをとても気にしていらして、すごく紳士な感じがしましたし、それに、何よりサキさんのことを大切に思っていらっしゃるのがよくわかりました。でも逆に言えば、レオンさんはそれは無神経な方ではありませんけど、お二人の間柄は、まだそういったところに気を遣わなければならないものでもあるわけですね。それは少し意外な気もしました。でも、サキさんのご事情やご性格もあって、今まで少しずつ時間をかけて築いてきたお二人の信頼関係なわけですから、こういう時に気を遣うのがレオンさんには自然なことになっているのかもしれないですね。
そういうレオンさんだからか、ちっちゃい“サキちゃん”とでも、戦いのコンビネーションが見事にとれていますし、やっぱりお二人のチームワークというものは抜群ですね。
その戦いのシーン、捕まってしまっているのに、初め全然状況をわかっていないところ(まあ、その後の展開を見ますと、こわがる必要もなかったのかもしれませんけど)とか、『サキは自分を指差してしきりに自己主張する』とか、今のサキさんの状態と性質をよく表していて、かわいらしくて、そして、おかしかったです。
それに、子供になって、普段だったら、そういう素直な気持ちのままにはとても振る舞えないところが、意識を取り戻した初めから相手が誰だか分からなくても抱きついたり、その後もいろいろレオンさんに甘えていたりして……それはいつもだったら、ご自分でも気づいていないサキさんの秘かな願望だったのかもしれませんね。だから、元に戻って、それまでの出来事を記憶としては忘れても、心はたっぷり願望を充たした後だったので、珍しく穏やかな気持ちで目覚められたのでしょう。そうやって考えてみると、この出来事は、サキさんにはむしろいい出来事だったのかもしれないですね。それと、レオンさんにとっても……。
セリーナさんにだけは、いろいろお気の毒でしたけど ・ ・ ・ ・ 。でも、“サキちゃん”が5歳だったとしても、サキさんが産まれた娘さんというには年齢的に無理がありますから、普段冷静なセリーナさんがすぐそのことに思い至らなかったのは、やはりよほどショックで、パニックに陥っていたからなんですね……。
……ふと思ったのですけど、この明るくて元気でいたずらな“サキちゃん”だったなら、武蔵先生に“あの呼び方”をされていたとしても、全然違和感ないかも――いえ……ごめんなさい ・ ・ ・ ・ 。