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天使3姉弟の日常 序章
ばぁどえふ /
2005-09-02 02:19:00
No.680
『お世話になります!』
今日も暑い。とてつもなく暑い。
もう8月も終わりだというのに、むしろ気温は上昇してるんじゃないのか?っていうほどだ。
つい先日は台風が来るわ、地震は起こるわ、まったくもって異常気象の連続じゃないかって気がする。
仕事がきついのも、いい出会いがないのも、そのせいに違いない!
そんなことを、暑さにやられたミソで考えながらぼくは久しぶりに「休日のお昼」を過ごしている。
とはいってもさっき(11時42分<ほぼ昼)起きたばかりで、クーラーの効いた部屋にいるわけだが。
なぜ暑いとわかるかって?
それは窓の外をだるそうに歩いていくサラリーマンや学生をみていれば嫌でも想像がつくじゃないか。
ネクタイはゆるんでるし、開襟シャツは文字通り、前を開けっ放しだし。
あ、近所のオバチャンたちは別だけど。あの人たちは年中元気ですから。
ただなんというか、久しぶりの休日にただ「お休み」してるってのは、楽でいいんだけど時間の無駄をしてる気がし
てならない。
読みかけの小説、マンガは溜まってるし、積みゲーは増える一方。
やらなければならないってぼくと、やらなくていいじゃんってぼくが脳内で目下戦争中であったり。
ただ、家事はやらなくていいようなので、その点では恵まれているのかもしれない。
Q:どうして家事をしなくていいんですか?
Q&A形式ならこう答えるしかないだろう。
A:やらなくていいから。
・・・まあ視聴者にぶっ飛ばされそうな回答はさておき、本当は専属メイドさんがいるから、といったところか。
決して大げさな表現じゃなく、事実いまは居間で暇にしている・・・ゴメンナサイ。
たぶんくつろいでるだろう。
まあなぜそんな贅沢な暮らしぶりかというと、大体のところはながいので省くが、実は昔世話をしたことのある動物
たちが恩を返すために転生してきた、というわけだ。
最初は不審にも思ったが、可愛い子たちだったし、ここに置いてくださいって顔がとても真剣だったのでとりあえず
一緒に生活してみることになって。
話を聞くうちにぼくも納得したから、今は仲のいい家族のような感じになっている。
ぼくのもとに転生してきたのは3人の「守護天使」という存在であった。
まずは「そら」。
ぼくが小さい頃はじめて真剣に世話をした、鶯の転生してきた子。
不幸な事故で命を落としてしまった。
唯一の男の子なのだが、顔立ちが整っていてぱっとみには女の子でも通ると思う。
声もとても澄んだボーイソプラノで、やはり前世の名残か、歌がとても上手。
ちなみに年齢は8歳で、近所の小学校で2年生をやっている。
そのへんの手続きはまあ「超法規的措置」ってやつで何とかなったらしい。ぼくは何も知らない。
続いて「みう」
この子は偶然飼うことになったヤマネが前世。
よくいたずらをしていた印象が強かった。今でもみうのかじった跡が柱に残っていたりする。
しかし近所で大きな山火事があったとき、わざわざぼくの方に戻ってこようとしたのか、拾い上げたときには体中や
けどだらけでか細く鳴いて息をしなくなった。
現在は12歳、そらと同じ小学校の6年生。やっぱりおてんばだったりする。
そして「きき」
この子だけはぼくが最期を看取れなかった。
ある山に旅行にいったとき、翼に怪我をしていたのを連れて帰り、治療するのを待ってまた旅行へ行ったときに放し
てあげた。
しかし、ちゃんと飛んでくれたのが嬉しくてつい洞窟の奥まで入ってしまった時、タイミング悪く地震が発生。
ききが導いてくれてなんとか外に出たとき、運悪く崩れた岩でききは下敷きになってしまった。
岩をどかしてなんとか助けようとしたけれど、子供の力じゃあびくともしなかった。そして心配した両親に連れられ
てすぐにそこから帰ることになってしまい・・・。
帰ってからお墓だけは、せめてもの弔いにつくったけれどとても悲しんでたのをぼくは忘れられない。
だから余計にききが帰ってきてくれて嬉しかったりする。
年は14歳、中学2年生ながらこの家の家事を取り仕切り、そらやみうの保護者のような役割を担ってくれている。
とても物静かでおしとやかなんだけど、もう少し運動とかが好きになってくれてもいいかなと思う。
まあ家族を紹介しますって感じになったけど、これが今のぼくを支えてくれている子たち。
さっきいってた「家事をしなくていい」ってのは、ききがいてくれてるから。
一緒にみんなで、とは言ってみたんだが・・・、そらやみうは逆に散らかすし、ぼくもあまり得意でないので見るに
見かねたのか、「これは私の仕事ですから。」ってことでほとんど任せている状態だったり。
さすがに掃除や洗濯くらいは手伝うけどね。
今日はもう、ききとみうはどこかへ遊びに行ってしまったようだ。
なぜならば家の中が静かだから。
もしかしたらききが気遣ってくれて、遊びにやらしたのかもしれないけど。
そのききは滅多に出歩こうとしないので(買い物とか学校以外は)、今も部屋かな。
勉強か読書か。
目を悪くしなければいいのだけれど。
とりあえず、ぼくはお腹が空きました。
ではそろそろごきげんよう。
ききのおいしいごはんを堪能して参ります。
End
いえ〜
ばぁどえふ /
2005-09-02 02:21:00
No.681
SS初投稿です。
オリキャラたちも久しぶりにやってきました。
ので、紹介を含めてって文ですが。
感想などよろしければお願いいたします。
これからもよろしく☆
Re: 天使3姉弟の日常 序章
YM3 /
2005-09-02 15:47:00
No.682
ばぁどえふさんお久しぶりです、お待ちしていました!
オリキャラ紹介SS、うまくそれぞれの特徴を出していましたね。
これからのばぁどえふさんの作品に期待しています。
天使3姉弟の日常 序章 補足
ばぁどえふ /
2005-09-03 13:10:00
No.683
ご指摘いただいたので補足をば。
「きき」の前世が抜けてましたので。
彼女の前世は「コウモリ」です。なので洞窟にいたのです。
というわけでよろしくです〜☆
古豪帰還の挨拶は愛しき3姉弟と共に
K−クリスタル /
2005-09-23 16:17:00
No.711
ども〜♪ (^0^)/
いや・・・カンソーとかおつけするとか言っといて、
スッカリおそくなりました・・・しーましぇん
今にもナガレソーなコロにまでなっちまいました (´▽`;)
さて、まず・・・オドロいたこと
チャットでお聞きするまで知らなかったんでつが・・・
?3?姉弟だったんですねー
みうちゃんは、ホラ、ナマエも今のエマステにはのってないから
まー、そらくんを使わせてもらってんですが、
ききちゃんと、そーゆーカンケーにあったとかも知りませんでした
ききちゃんは、ナマエはあったけど、ショーカイ本文はないし・・・
で、ご主人様は、ばぁどえふさんごホンニンですかね?
今回のハナシも、出会いと別れのハナシのあらすじっぽいのもありますが・・・
よければ、この機会に、3人のプロフこーかいしてください
トーナメントのほーで、そらくんはまたデるだろーし、もしかしたら、
ききちゃんとみうちゃんも使わせてモラウかもしんないんで・・・
イロイロ、知っておきたいでつ
そいで、その時には、またどーかヨロシクです
――しかし、アレだ ききちゃん以外、テンでお役にゃたってナイヨーな・・・w
Re: 天使3姉弟の日常 序章
エマ /
2005-09-30 01:15:00
No.723
こんばんは。レス遅れてごめんなさい。
はーくんの初めての投稿SSだね。そらくんやみゆちゃんやききちゃんといった、みる缶時代からの人は当時の懐かしさが思い起こされるんじゃないでしょうか。そらくんやききちゃんはクリスさんが少しエマステトーナメントなどに出しているから、最近の人でも分かると思いますが。
……さて、ご主人様……これはハ暗黙的にははーくんそのものでしょうか?(^^ 近況語りから始まっていますね。読みかけの本やら積みゲーやらは私も沢山あるので、親近感わきますが、さすがにウチには守護天使はいないなぁ……マイ守護天使はみんなそれぞれに専用のご主人様つけちゃったんでって、そんな事はいいかw
そらくんにみうちゃん、ききちゃん。本家のらん、つばさ、くるみと違って、男の子が一人いるから、ハーレムというよりは、まさに家族という感じがしてますね簡単な出会いと分かれの説明もあるし、三人の事をまず知るには良いSSになったと思います。
次のSSがあるとしたら、今度はご主人様と三人が実際に会話したり、何かをしている所をみてみたいですね。
というわけで、これからもどしどし遊びにきてね♪
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今日も暑い。とてつもなく暑い。
もう8月も終わりだというのに、むしろ気温は上昇してるんじゃないのか?っていうほどだ。
つい先日は台風が来るわ、地震は起こるわ、まったくもって異常気象の連続じゃないかって気がする。
仕事がきついのも、いい出会いがないのも、そのせいに違いない!
そんなことを、暑さにやられたミソで考えながらぼくは久しぶりに「休日のお昼」を過ごしている。
とはいってもさっき(11時42分<ほぼ昼)起きたばかりで、クーラーの効いた部屋にいるわけだが。
なぜ暑いとわかるかって?
それは窓の外をだるそうに歩いていくサラリーマンや学生をみていれば嫌でも想像がつくじゃないか。
ネクタイはゆるんでるし、開襟シャツは文字通り、前を開けっ放しだし。
あ、近所のオバチャンたちは別だけど。あの人たちは年中元気ですから。
ただなんというか、久しぶりの休日にただ「お休み」してるってのは、楽でいいんだけど時間の無駄をしてる気がし
てならない。
読みかけの小説、マンガは溜まってるし、積みゲーは増える一方。
やらなければならないってぼくと、やらなくていいじゃんってぼくが脳内で目下戦争中であったり。
ただ、家事はやらなくていいようなので、その点では恵まれているのかもしれない。
Q:どうして家事をしなくていいんですか?
Q&A形式ならこう答えるしかないだろう。
A:やらなくていいから。
・・・まあ視聴者にぶっ飛ばされそうな回答はさておき、本当は専属メイドさんがいるから、といったところか。
決して大げさな表現じゃなく、事実いまは居間で暇にしている・・・ゴメンナサイ。
たぶんくつろいでるだろう。
まあなぜそんな贅沢な暮らしぶりかというと、大体のところはながいので省くが、実は昔世話をしたことのある動物
たちが恩を返すために転生してきた、というわけだ。
最初は不審にも思ったが、可愛い子たちだったし、ここに置いてくださいって顔がとても真剣だったのでとりあえず
一緒に生活してみることになって。
話を聞くうちにぼくも納得したから、今は仲のいい家族のような感じになっている。
ぼくのもとに転生してきたのは3人の「守護天使」という存在であった。
まずは「そら」。
ぼくが小さい頃はじめて真剣に世話をした、鶯の転生してきた子。
不幸な事故で命を落としてしまった。
唯一の男の子なのだが、顔立ちが整っていてぱっとみには女の子でも通ると思う。
声もとても澄んだボーイソプラノで、やはり前世の名残か、歌がとても上手。
ちなみに年齢は8歳で、近所の小学校で2年生をやっている。
そのへんの手続きはまあ「超法規的措置」ってやつで何とかなったらしい。ぼくは何も知らない。
続いて「みう」
この子は偶然飼うことになったヤマネが前世。
よくいたずらをしていた印象が強かった。今でもみうのかじった跡が柱に残っていたりする。
しかし近所で大きな山火事があったとき、わざわざぼくの方に戻ってこようとしたのか、拾い上げたときには体中や
けどだらけでか細く鳴いて息をしなくなった。
現在は12歳、そらと同じ小学校の6年生。やっぱりおてんばだったりする。
そして「きき」
この子だけはぼくが最期を看取れなかった。
ある山に旅行にいったとき、翼に怪我をしていたのを連れて帰り、治療するのを待ってまた旅行へ行ったときに放し
てあげた。
しかし、ちゃんと飛んでくれたのが嬉しくてつい洞窟の奥まで入ってしまった時、タイミング悪く地震が発生。
ききが導いてくれてなんとか外に出たとき、運悪く崩れた岩でききは下敷きになってしまった。
岩をどかしてなんとか助けようとしたけれど、子供の力じゃあびくともしなかった。そして心配した両親に連れられ
てすぐにそこから帰ることになってしまい・・・。
帰ってからお墓だけは、せめてもの弔いにつくったけれどとても悲しんでたのをぼくは忘れられない。
だから余計にききが帰ってきてくれて嬉しかったりする。
年は14歳、中学2年生ながらこの家の家事を取り仕切り、そらやみうの保護者のような役割を担ってくれている。
とても物静かでおしとやかなんだけど、もう少し運動とかが好きになってくれてもいいかなと思う。
まあ家族を紹介しますって感じになったけど、これが今のぼくを支えてくれている子たち。
さっきいってた「家事をしなくていい」ってのは、ききがいてくれてるから。
一緒にみんなで、とは言ってみたんだが・・・、そらやみうは逆に散らかすし、ぼくもあまり得意でないので見るに
見かねたのか、「これは私の仕事ですから。」ってことでほとんど任せている状態だったり。
さすがに掃除や洗濯くらいは手伝うけどね。
今日はもう、ききとみうはどこかへ遊びに行ってしまったようだ。
なぜならば家の中が静かだから。
もしかしたらききが気遣ってくれて、遊びにやらしたのかもしれないけど。
そのききは滅多に出歩こうとしないので(買い物とか学校以外は)、今も部屋かな。
勉強か読書か。
目を悪くしなければいいのだけれど。
とりあえず、ぼくはお腹が空きました。
ではそろそろごきげんよう。
ききのおいしいごはんを堪能して参ります。
End