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新春初笑い(遅いです……)
ライオンのみさき /
2006-01-29 23:00:00
No.810
えー、ファイルを整理していましたら、見つかったものがあって……このお話、確かずっと以前にお届けすると申し上げたまま、そのままでしたので、また忘れないうちに初笑いということで( ・ ・ ・ ・ もう1月もおしまいですけど)、お届けいたします。
原作P.E.T.S.のお話です。
――ある時、ふとしたことから、ご主人様は頭を強く打って、気絶してしまわれます。心配する守護天使達。でも、幸い大した外傷はなく、意識の方もほどなく取り戻されました。
しかし、そのご主人様のご様子が何だかおかしいことに、守護天使達はすぐ気がつきます。
詳しくお話ししてみると、何とご主人様は守護天使達のことも、いえ、ご自身のことさえ、すっかり忘れてしまっておいでのようでした……。
たまみ「【ポンと手を打って】分かりました! これは、つまり……どんなお話でも、シリーズが長期化されると必ず一度は出てくるという――例の、“記憶喪失ネタ”ですね?!」
ゆき「た、たまみちゃん ・ ・ ・ ・ そんな、身も蓋もないようなことを……(汗)」
――そんなわけで、守護天使たちはご主人様に記憶を取り戻していただく方法をあれこれと考えたのですが、あゆみさんの発案で、みんながご主人様と再会した時のことを再現してみたら、それを見てご主人様も何か思い出して下さるかもしれないということになって、まず、最初にご主人様の所へ帰ってきた中学生トリオがご主人様の前に姿を現した、その時と同じせりふを言います。
あゆみ「(小声)さ、それでは、最初にらんちゃん」
らん「らんです、金魚のらんです!」
ご主人様「えっ……? あ……今の何か、聞いたことあるような……?」
みか「(小声)あ、いい反応♪」
ゆき「(小声)これは、期待が持てるかもしれませんわね」
もも「(小声)ご主人さま、ももたちのこと、思い出して下さるでしょうか?」
あかね「(小声)うん……まあ、うまくいくかどうかは、最後で決まる」
くるみ「……へ?」
あゆみ「(小声)次行きますわ。続いて、つばさちゃん」
つばさ「インコのつばさだよ!!」
ご主人様「ん……これも……確かに、いつか聞いた覚えが……」
たまみ「(小声)いいです! いい!!」
なな「(小声)さすが、つばさ姉ちゃん!」
みどり「(小声)これで……次のくるみ姉さんに、すべてがかかっているれすね」
くるみ「(小声)そ、そうなの?(うぅ……くるみ、責任重大なのー)」
るる「(小声)ふぁいとらお、くるみねーたん!!」
くるみ( ・ ・ ・ ・ き、緊張してきちゃったのー)
あゆみ「(小声)今ですわ、くるみちゃん! お願いします、はい!!」
くるみ「ベムスターのくるみなのーー!!!」
ご主人様「……。――は?」
11人「 ・ ・ ・ ・ ・ 」
――シーーン……
みか「絶妙のタイミングで、何つーボケかますのよ、あんたってば!」
――ポカッ!
くるみ「あうぅ ・ ・ ・ ・ ごめんなさいなの〜〜。くるみ、プレッシャーに耐えきれくて……つい、なのー」
ご主人様「……。ベムスター――ベムスターと言えば、確か……新マンとタロウと、ウルトラ兄弟のうち、実に二人までをも一度は完全に圧倒した、間違いなく宇宙最強怪獣の一角……地球最大の敵の一つだ……。そ、そんな、たいへんなものを僕は飼ってたのか……?」
12人「ご……ご主人様……(汗)」
あかね「……。ご主人様、記憶なくしてるのに、何で、そんなことだけ、そんなに詳しく ・ ・ ・ ・ 」
あゆみ「ああ……。はからずも、大事な方の知られざるディープな一面を覗いてしまいましたわ……」
ご主人様「それにしても――いったい、どうやって、飼ってたんだろう……?」
――守護天使たちが声をかけられないでいる中、なおも首をひねり続けているご主人様でした ・ ・ ・ ・ 。
――覚えておいででしょうか、皆さま――特に、兄貴さま? “ベムスターのくるみちゃん”ネタでございます。
どうぞ、ご笑納くださいませ(笑)。
Re: 新春初笑い(遅いです……)
文叔(ぶんしゅく) /
2006-01-31 00:45:00
No.814
ひと笑いしたあと、なんでみさきさんがベムスターを知ってるのか不思議に思いましたが、
最後でわかってもうひと笑い(笑)。
ベムスターのときはウルトラセブンが新マンにウルトラブレスレットを届けて、
「ピンチになったら他の兄弟が助けに来る」パターンを確立したという点でも重要だったなあ。
ゾフィがウルトラマンを助けに来て以来だったし。
エースキラー、テンペラー星人のお話なんて子供心にワックワクでしたぜ(笑)。
……と、また年齢がバレそうな話は置いておいて(笑)、おもしろい小話(?)でした(笑)。
「ギャンゴのつばさ」も使えそうだな…(笑)
必殺、ウルトラスパーク!
仮面ライダーG5‐R /
2006-02-01 23:45:00
No.817
思わず自分をベムスターを言ってしまうくるみもくるみだけど、
何でそんなに詳しいんだご主人様w
記憶を取り戻した後もしばらくは微妙な空気が流れそうだw
まあ何でも食っちまうところはベムスターに近いかもな、くるみはw
ちなみにベムスターは、一度倒された後ナックル星人の手によって復活し、
新マンの戦力分析に利用され、以前と同じようにウルトラスパークであぼーんw
だからタロウの時に出てきたのは通算3度目の登場ってわけ。
まあその後、胴体だけまた出てくるんだけど。タイラントの一部としてw
あけおめです((o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'
ケーにゃん /
2006-02-09 22:56:00
No.826
ども、新年の初感想を書く、ケーやんです。
まずはみさき姐さんへ。
GJです!!
いや、久しぶりにP.E.T.S作品を見て、こんなんだったんだ、なんて思ってしまいましたw
それにしても、クルミもよくベムスターのことを知っていましたな。おいらなんて、名前しか覚えていないのに。
うむ。もっと勉強の必要がありますな。
ところで、ここからはおいらのことになりますが、おいらの作品とかが多少なりともおもしろいなと、思いましたら、こちらの方をクリックしてくださいませ。
http://webclap.simplecgi.com/clap.php...
ここは、web拍手のページになりまして、押してくださればカウントされますので、感想は書かずとも、せめてここだけを押していただければよろしいので、みなさま、よろしくお願いしますね。
では、サラバ!
新春初返し(遅スギです・・・w)
K−クリスタル /
2006-02-23 16:24:00
No.841
ども、スイマセン <m(_ _ ;)m>
とうにレスつけたつもりで、つついウッカリと・・・
イヤー、でも、ナツかすぃーですな、このネタ
けど、姉さんがセイリ再こーせーしてくれたおかげで、
さらにスッキリとした、ひとつの小話として
ウマいことまとまってるのは、サスガだ
くるみちゃんのモンダイ発言とご主人様のオチもムロンいーが、
さいしょ、よけーなコトをユってしまうタマちゃんがカーイー☆
セッカクなので、文叔さんのネタをさらにホカンしときましょー
らん「らんです、キングジョーのらんです!」
つばさ「ギャンゴのつばさだよ!!」
くるみ「ベムスターのくるみなのーー!!!」
・・・転生後は、1/33スケールかな?w
しかし、アレだ
ツヨさからゆーと、コレじゃアキらかに、
つばさちゃんがイチダン落ちるよナー・・・ww
あー、アト、
らんちゃん、そーならテンセーしっこないだろ!!
とユーつっこみは、なしのホーコーで♪
Re: 新春初笑い(遅いです……)
エマ /
2006-02-25 01:06:00
No.843
こんばんは。こちらこそ遅れまして……。
ファイルを整理していると、たまに気を引く物が見つかるんですよね。みさきさんはギャグSSでしたか……。たしか私もいくつか眠らせていたような……。
ご主人様が気絶してしまった、という事ですが、どうして何にぶつかって気絶したのか、がよけいな事なんですが、少し気になってしまいました。いや、ほら。たまみちゃんがものすごく身も蓋もない事を言うものだから、もしかしたら
下手人はタマミちゃんなのかなぁと。
タマミ(こっそり……)
ご主人様「あー、今日のバイトの面接もダメだったなぁ……」
タマミ「おりゃぁあーーー!!」(ゴッ!!)
ご主人様「がはっ!!」
(バタン……)
たまみ「はぁ……はぁ……。【ポンと手を打って】分かりました! これは、つまり……どんなお話でも、シリーズが長期化されると必ず一度は出てくるという――例の、“記憶喪失ネタ”ですね?!」
ゆき「た、たまみちゃん ・ ・ ・ ・ そのネタをやりたいためだけに……?(´д`;)」
便乗、失礼しましたw
げふんげふん、でーええっと……ご主人様との再会を再現したら、というアイデアは非常にロマンがあっていいいですね。いいのにオチは……というのがこのSSのシュールな所かもしれませんが、とりあえずエマさんとしては最初のらんちゃんとの再会でしっかり記憶甦りまくっちゃうぞ、と。うああああ主観入りましたすみませんorz
あかねちゃんの「うまくいくかどうかは、最後で決まる」というツッコミ(?)が、らしくていいですね。そういえばあかねちゃんが動いている所を見たのは久しぶりな気がします。鋭いツッコミを入れる、という点ではゆうきちゃんに通ずるものがあるかも、と思ったりもしました。
つばさちゃんが動いているところも、懐かしいなー。
くるみちゃん、(責任重大なのー)と、本人なりに真剣なのが可愛いんですよね。だからこそ失敗した時の可愛さが増す、というか。
しかし、プレッシャーを感じて「ハ」が「ベ」になるというのもよーわからんのですが(笑)それ以上にご主人様、マニアだ……んなこと思い出す前に、みんなの事を思い出してやれよ(笑)
や、面白いSSでした。私のギャグSSはとにかくノリと勢いで勝負するタイプなんですが、みさきさんのギャグSSは色んな細かい所に、思わずクスリとしてしまう味わいがあって、そういう意味では私の笑いのタイプとは対極にあるのかもしれませんね。
>クリスさん
すげぇ……最強の三人だ……。これならしっぽ一期で四聖獣とバトってもこの3人だけで余裕で勝てるでしょうな(笑)
そうそう、みさきさんのこのギャグSSのおかげで、私また一つギャグネタを思いつきましたよ。同じく本編12人のギャグSS。でも、これちょっと文章だと刺激が強すぎてオブラートで包めないので、漫画系で行きたいなぁ……。
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原作P.E.T.S.のお話です。
――ある時、ふとしたことから、ご主人様は頭を強く打って、気絶してしまわれます。心配する守護天使達。でも、幸い大した外傷はなく、意識の方もほどなく取り戻されました。
しかし、そのご主人様のご様子が何だかおかしいことに、守護天使達はすぐ気がつきます。
詳しくお話ししてみると、何とご主人様は守護天使達のことも、いえ、ご自身のことさえ、すっかり忘れてしまっておいでのようでした……。
たまみ「【ポンと手を打って】分かりました! これは、つまり……どんなお話でも、シリーズが長期化されると必ず一度は出てくるという――例の、“記憶喪失ネタ”ですね?!」
ゆき「た、たまみちゃん ・ ・ ・ ・ そんな、身も蓋もないようなことを……(汗)」
――そんなわけで、守護天使たちはご主人様に記憶を取り戻していただく方法をあれこれと考えたのですが、あゆみさんの発案で、みんながご主人様と再会した時のことを再現してみたら、それを見てご主人様も何か思い出して下さるかもしれないということになって、まず、最初にご主人様の所へ帰ってきた中学生トリオがご主人様の前に姿を現した、その時と同じせりふを言います。
あゆみ「(小声)さ、それでは、最初にらんちゃん」
らん「らんです、金魚のらんです!」
ご主人様「えっ……? あ……今の何か、聞いたことあるような……?」
みか「(小声)あ、いい反応♪」
ゆき「(小声)これは、期待が持てるかもしれませんわね」
もも「(小声)ご主人さま、ももたちのこと、思い出して下さるでしょうか?」
あかね「(小声)うん……まあ、うまくいくかどうかは、最後で決まる」
くるみ「……へ?」
あゆみ「(小声)次行きますわ。続いて、つばさちゃん」
つばさ「インコのつばさだよ!!」
ご主人様「ん……これも……確かに、いつか聞いた覚えが……」
たまみ「(小声)いいです! いい!!」
なな「(小声)さすが、つばさ姉ちゃん!」
みどり「(小声)これで……次のくるみ姉さんに、すべてがかかっているれすね」
くるみ「(小声)そ、そうなの?(うぅ……くるみ、責任重大なのー)」
るる「(小声)ふぁいとらお、くるみねーたん!!」
くるみ( ・ ・ ・ ・ き、緊張してきちゃったのー)
あゆみ「(小声)今ですわ、くるみちゃん! お願いします、はい!!」
くるみ「ベムスターのくるみなのーー!!!」
ご主人様「……。――は?」
11人「 ・ ・ ・ ・ ・ 」
――シーーン……
みか「絶妙のタイミングで、何つーボケかますのよ、あんたってば!」
――ポカッ!
くるみ「あうぅ ・ ・ ・ ・ ごめんなさいなの〜〜。くるみ、プレッシャーに耐えきれくて……つい、なのー」
ご主人様「……。ベムスター――ベムスターと言えば、確か……新マンとタロウと、ウルトラ兄弟のうち、実に二人までをも一度は完全に圧倒した、間違いなく宇宙最強怪獣の一角……地球最大の敵の一つだ……。そ、そんな、たいへんなものを僕は飼ってたのか……?」
12人「ご……ご主人様……(汗)」
あかね「……。ご主人様、記憶なくしてるのに、何で、そんなことだけ、そんなに詳しく ・ ・ ・ ・ 」
あゆみ「ああ……。はからずも、大事な方の知られざるディープな一面を覗いてしまいましたわ……」
ご主人様「それにしても――いったい、どうやって、飼ってたんだろう……?」
――守護天使たちが声をかけられないでいる中、なおも首をひねり続けているご主人様でした ・ ・ ・ ・ 。
――覚えておいででしょうか、皆さま――特に、兄貴さま? “ベムスターのくるみちゃん”ネタでございます。
どうぞ、ご笑納くださいませ(笑)。