明日から留守にしますので少しはやいですが名乗り欄を設けさせていただきます。
皆様の選句が終了しましたら名乗りをお願い致します。

《蒼天句》

　焼け跡の輪島朝市鳥帰る
　比良八荒始発の波止の周航歌 　　　　　　　　 〇純
　何事も南無阿弥陀仏蓮如の忌
　草の芽や親に秘密の玩具箱　　　　　　　　　　〇葵
　目刺し焼く目刺さぬやうに串刺して　　　　　　〇葵
　北陸新幹線眼下に見つゝ鳥帰る　　　　　　　　〇ぴの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　計四枚

　　純さま、葵さま、ぴのさま有難う御座いました。

葵の句

去る人は去る人の背に比良八荒
故里のナンバープレート鳥帰る　　　〇二酔　〇雪蛍　〇ぴのこ
蓮如忌や行人の歩幅それぞれ
思ひあぐ助詞一文字や目刺焼く　　　〇蒼天
白鳥の引きし昨日はもうはるか　　　〇ひとみ
草の芽の吹かれて日々の濃く太く　　〇純子

６枚いただきました。
二酔様、雪蛍様、ぴのこ様、蒼天様、ひとみ様、純子様ありがとうございました。

二酔の句

どこまでも平和であれと鳥帰る
比良八荒湖畔のやどの窓ゆらし
蓮如忌や福井に走る新幹線
草の芽の小さき命の知られざる
食いちぎる目刺しよつぱく酒よ酒
草の芽やアンパンマンをまんまんまん

０枚でした。

ふみもとの句

鳥帰り海岸線に弧を残す　　○純○雪
最果ての電話ボックス鳥帰る　　○葵○蒼○ひ
山立ちて比良八荒の湖傾ぐ　　◎葵◎ぴ○雪
蓮如忌や生前贈与入門書
草の芽や地蔵に一つガラス瓶　　◎二○蒼○ひ○ぴ
あの頃にギターの音色目刺焼く　　○蒼

１６枚いただきました。厚座布団の葵様、二酔様、ぴのこ様をはじめ、皆様ありがとうございました。

ぴのこの句

信楽の壺に一輪鳥帰る
◯純◯ふ◯ひ
比良八荒手刀を切る力士かな
◯雪
蓮如忌の手遊び歌のきりもなし
草の芽のひと雨を待つひかりかな
目刺焼く煙の行方目で追ひて
連なりし目刺の強き反りかえり

4枚感謝です。雪蛍様、ひとみ様、ふみもと様、純子様、有難うございました。

雪蛍の句
一両の列車見下ろし鳥帰る
比良八荒しるべのごとき灯りかな　◎純◯ニ◯ふみ◯ひ
蓮如忌のひたすら磨く鍋の底　◯葵◎蒼◯ぴの
草の芽やドレミの歌を覚えつつ　◯ふみ◯ぴの
とほくなる昭和平成目刺焼く
長々と貨物列車や鳥帰る　◯ニ

１２枚いただきました。
純子さん、蒼天さん、葵さん、ニ酔さん、ふみもとさん、ひとみさん、ぴのこさん、
ありがとうございました。

ひとみ名乗ります

鳥帰る山湖にしんと山の影　　　　　　○純
旅に寝て比良八荒の夜となる　　　　　○ふ
御僧の声よくとほる蓮如の忌
石垣の隙といふ隙名草の芽　　　　　　○二
フルマラソン三度完走目刺焼く
しつとりもからからも好き目刺焼く
３枚頂きました。純さまふみ様二様、ありがとうございます。

純子の句

わたつみの風に乗り換へ鳥帰る　◎雪◎ふ◎ひ
船酔ひの比良八荒の波頭
干すほどに目刺は深き海の蒼　　〇ふ
草の芽や光あふるる乳母車　　　〇葵
鎮魂の能登の鐘の音蓮如の忌　　〇蒼〇二
夕照を湖に残して鳥帰る　　　　〇雪

１１枚いただきました。
厚座布団の雪さま　ふみさま　ひとみさまはじめ皆様ありがとうございました。

※これにて大喜利７１１回を終了いたします。ご協力ありがとうございました。
　次回幹事の雪蛍さまにバトンタッチいたします。よろしくお願い致します。