大喜利712回 ★選句欄★
41819◆248bf7 / 2024-03-26 09:18:22 No.26543
たくさんの御投句、ありがとうございました。
それではこれより選句をお願いいたします。

特選 1句    入選 5句     計6句

締め切り  3月28日(木)

以上、どうぞよろしくお願いします。
                    雪蛍拝

41819◆791dc0 / 2024-03-26 14:58:05 No.26544
葵選句

〇朝刊に開く俳壇彼岸西風
ふみもと様の俳句が掲載されています。

〇三月のノートの隅の名前かな
友の名前も、きっと宝物かも

〇異国語を訳すAI彼岸西風
俳句も詠んでくれます。

〇突出しのもずく酢に酌む旅の酒
地酒の美味さも一際に。

◎働いてきたる手のひら菊若葉
古い株から菊の葉が芽生えて未来へと。

〇初蝶やとりとめのなきもの思ひ
ふらふらと何となく。

大喜利第707回投句◆5acfec / 2024-03-27 09:54:15 No.26546
《蒼天選》

初蝶やとりとめのなきもの思ひ◎
 本当にそんな感じがする。

菊若葉街に小さな写真館〇
 写真館、記念日、菊の花・・・菊若葉。

三月や島のピアノは帆をあげて〇
 島にグランドピアノ教育に力入れていますね。

閉ぢられし母の抽斗彼岸西風〇
 母の秘密、知ってはならないものの一つ。
    桜貝母の秘密の小抽斗

異国語を訳すAI彼岸西風〇
  イヤホン形の翻訳機が登場して来ました。
 
水底に風少し吹く海雲かな〇
  少しがよろしい。

41819◆9a8694 / 2024-03-28 06:48:25 No.26547
ふみもと選

◎三月や島のピアノは帆をあげて
正確な理解ができないのですが、島もピアノも三月も見えてくる、素適な句だと思いました。

◯初蝶や小さき祠の五円玉
純粋な写生。

◯初蝶のこんなに翅をふるはせて
蝶にわずかに足らざる者。

◯初蝶と渡る踏切雨上がる
初蝶の出現と同時に小さな晴れ間も。

◯三月をどつちつかずの風が吹く
三月の解釈としては、新しい気がいたします。

◯菊若葉街に小さな写真館
その佇まい。

41819◆248bf7 / 2024-03-28 13:12:57 No.26548
雪蛍選
◎ 初蝶やとりとめのなきもの思ひ
春という季節感はこういうものかも。

◯ 三月のノートの隅の名前かな
遠くの記憶を呼び覚まされて。

◯ 彼岸西風島に嫁ぎし声楽家
縁という見えない糸を感じます。

◯ 三月や島のピアノは帆をあげて
三月は旅立ち、別れ、巣立ちの季節。

◯ 指をさす一歳半や菊若葉
幼子の目線の先の菊若葉。

◯ 海雲採るデイゴの島を繋ぐ橋
島と島を繋ぐ橋。生活感のある海雲ですね。

ぴのこ◆a7f544 / 2024-03-28 14:32:36 No.26549
ぴのこ選

◯島路地の細長き空菊若葉
小さな島の小さな路地。

◯門灯に応へて菊の若葉かな
菊の若葉の輝き。

◯三月や地震の国に生まれきて
三月になると思い出す。

◎働いてきたる手のひら菊若葉
美しい皺。

◯君の声して初蝶を見失ふ
一瞬の迷い。

◯初蝶と渡る踏切雨上がる
何かいい事ありそうだ。

ひとみ◆57c611 / 2024-03-28 19:29:11 No.26550
ひとみ選

◎三月を荒ぶる風の横切りぬ
   三月を横切るという措辞が面白い。
   三月とは、傍若無人に風が横切るのだ。

○三月の風へラケット高く上げ
   まだ冷たい風へ。

○卓上に波の匂ひや海雲汁
   海ではなく波の匂い。

○三月をどつちつかずの風が吹く
   こちらの風も三月らしい。

○初蝶と渡る踏切雨上がる
   童話のような景。

○初蝶や小さき祠の五円玉
   田畑の隅っこ。

41819◆57aed8 / 2024-03-28 21:27:52 No.26551
純子選

◎水底に風少し吹く海雲かな
 水底の揺らぎを風と捉えたところが新鮮です。

〇三月の風へラケット高く上げ
 活動的な春を感じます。

〇卓上に波の匂ひや海雲汁
 海でなく波の匂ひとした表現に納得。

〇門灯に応へて菊の若葉かな
 心豊かな佇まいが見えてきます。

〇君の声して初蝶を見失ふ
 素敵な人の声に心が移ってしまったのでしょう。

〇制帽の白線二本菊若葉
 最近は制帽をかぶっているのを見かけません。懐かしいですね。

41819◆7f0152 / 2024-03-29 00:06:11 No.26552
二酔選

◎もずく酢のやさしきまろ味啜りけり
 まろ味という表現が秀逸 

〇菊若葉髷のまだなき大の里
 これからの成長が楽しみ

〇三月や島のピアノは帆をあげて
 卒業式にグランドピアノを開けて

〇伸び縮む蛇腹の楽器初蝶来
 伸びたり縮んだり、蝶の飛び方も緩急あり。

〇日溜りへ来て初蝶の発光す
 発光すの措辞に納得

〇彼岸西風拭き忘れたる窓ぼこり
 風がまたほこりを運んでくるけど

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