皆様、高らかにお名乗りくださいませ。

第７１３回の円滑な運営にご協力いただき、ありがとうございました。

次回幹事の二酔さんにバトンをお渡しします。

幹事：ふみもと

葵の句

水芹の水に汚れていたりけり　　　　◎二酔
少女は朧不安の正体は不明　　　　　〇蒼天
スイートピー百円ショップの花瓶　　◎蒼天　　　　　　　　　　　
四月来パンダ微笑むダンボール
スニーカーの中まで滲みる花の雨　　〇純子
綿菓子をねだるをさなご糸柳　　　　〇ふみもと

７枚頂きました。蒼天様、二酔様、純子様、ふみもと様ありがとうございました。

雪蛍の句
曇天の空行く翼四月来る　◯葵
夕朧角を曲がれば三味の音
あをあをと小江戸の町の柳かな　◯ふみ◯ひ
向き合うてうす桃色のスイートピー
汁椀に芹の香ぱつと放ちをり　◯ぴの
普段着のままの参拝花の昼　◯ぴの

５枚いただきました。
葵さん、ふみもとさん、ひとみさん、ぴのこさん、
ありがとうございます。

風騒や四月の鞄すれ違ふ
初花や手書きの地図を渡さるる
◯純
朧夜のひとり消えたるお人形
◎雪◯葵
芽柳の風ともいえぬそよぎかな
スイートピー後ろ姿は姉に似て
芹を摘む鳥の言葉を知る人と
◯ふ◯二◯純

7枚感謝です。雪蛍様、ふみもと様、純子様、二酔様、葵様、有難うございました。

純子の句

トーシューズをさめスイートピーの束　◎葵〇二
おぼろ夜や漁火の並む水平線
風に着て日差しに脱いで花衣　　　　　〇葵〇雪
流木に来し方の波聞く四月　　　　　　〇雪
夕星の育つてをりぬ芹の水　　　　　　〇ふ〇ひ
青柳の風のふれゆく夢二歌碑

8枚いただきました。
葵さまの厚座布団をはじめ皆様ありがとうございました。

ふみもとさま
始発よりの句　純子が◎でいただいてますよ。♪
まだ若き　もありました。

《蒼天句》

土までもやさしき能登や花の雨　　　　　〇ぴの
　しとど降る雨に葉重き柳かな
　夕方の雨のやさしき四月かな　　　　　　◎ふみ〇ひ
この人と五十余年の朧かな　　　　　　　〇二〇雪
サヨナラの手を振る少女スイトピー
　大海人皇子も摘みし野せりを摘む

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　計六枚

　　ふみ様の久し振りの◎、ひさま、ぴのさま、二様、雪さま
　　有難う御座いました。
　　話は変わりますが、田舎の親友が亡くなりました。
　　お菓子屋の会長だったので、皆集まると思います。
　　もうこんな機会は無いと思いますので、四方山の話を
　　してきたいと思っています。
　　という事で、次回は欠詠になるかも知れません、
　　次回幹事の二酔様、その節は宜しくお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蒼天拝

ひとみ選

ボーカルにベースとピアノ花の午後
芹つんで白和へにせむ焼物師
朧夜の路地へ洩れくる店のジャズ
スイートピー蝶の黄色のまじりたる
四月くる見慣れぬ顔のアナウンサー　　　○二
白壁が水にゆらめく柳かな　　　　　　　○蒼○ふ○雪○ぴ○純

６枚いただきました。みなさま、ありがとうございます。
蒼天さま、いってらっしゃい。

ふみもとの句

始発より風切り替はる四月かな　　◎純○蒼○雪
よき店に見送られたる朧かな　　○ひ
夕風へ少し遅るる柳かな　　◎ひ◎ぴ○二
揺れやすきスイートピーの心かな
まだ若き風従へて芹を摘む　　○葵○蒼○ひ○ぴ○純
花人の風に広げてみる両手　　○葵○蒼

17枚いただきました。厚座布団のひとみ様、ぴのこ様、純子様をはじめ、皆様ありがとうございました。

＊純子様、大変失礼いたしました。３枚、ありがとうございました。
加筆修正させていただきます。

二酔の句

新人に過去の我見る四月かな
花の朝かたりつつ行く老二人
朧なる古き団地に点る灯よ
民衆もかくあるべきと柳生え
濃く薄く思はせぶりなスイートピー

また坊主でした。
芹の句は寝落ちして出せず。