選句もすみましたので、高らかにお名乗りください。
今回もスムーズに進み名句も生まれました。皆さんのご協力に感謝申し上げます。
次回幹事は蒼天さん。宜しくお願いいたします。

二酔

二酔の句

春暑し水車の音を見つめる子　　◎純〇ひ
苗木植う母に深さを尋ねつつ　　〇ぴ〇葵
上履に入れる手紙や飛花落花　　〇蒼
守るべき墓は山奥杉の花
独り立ちする日を知らず蝌蚪の群れ
花は葉に晩節けがす勇気なし　　〇ふみ

◇７枚
純子さんの厚座布団を始め皆さん、ありがとうございました。

ふみもとの句

雲を見て風を感じて苗木植う　　○二○純
菜種梅雨弓道場に一人立つ　　◎葵○蒼○ぴ○雪
靴の裏見せて三人春暑し　　○蒼○葵○二
イヤホンの大音響に落花かな
揺れやすきものとなりたる杉の花　　◎ひ○雪
日も泥も透き通りたる蝌蚪の紐　　○雪○ひ

15枚いただきました。厚座布団の葵様、ひとみ様をはじめ、皆様ありがとうございました。

純子の句

異国へは行くすべもなき蝌蚪の国　〇ぴ
杉の花あしたの空をけぶらせて　　〇雪〇ふ〇ひ
一掬の春水に溶く絵具の黄
落花舞ふ星の雫となりてまふ
旅籠屋の軋む階段春暑し
苗木植うはやも大空差してをり　　〇葵〇ふ

6枚いただきました。
皆様ありがとうございました。

葵の句

船頭の紺の法被や春暑し
戦没日幾万枚の落花かな
蛙の子大地にぺたん座りして　　〇純子
杉の花墓仕舞ひする役回り　　　◎ぴのこ　〇二酔
空の果て宇宙は青し苗木植う　　〇ふみもと
百人の写真の端や杉の花　　　　〇ひとみ
　
６枚いただきました。　
ぴのこ様、純子様、二酔様、ふみもと様、ひとみ様ありがとうございました。

ひとみ名乗ります

スムージーに太きストロー春暑し　　　○純
生れし子に杏子と名づけ苗木植う　　　○純
この谷の底に村あり落花飛花　　　　　○ふ○純
山深く水清らかや杉の花
ゆらゆらと木橋の影や蝌蚪の国　　　　○蒼○ぴ
落花しきり茶会の窓をあけ放ち

６枚いただきました。純さまはじめ、ありがとうございます。

雪蛍の句
春暑しぱたぱた畳むパイプ椅子　◎蒼◯ぴの◯葵◯ニ
思ひ出のひとつひとつや苗木植う　◯ニ
ジョギングの人に抜かるる飛花落花
減便の地元のバスや杉の花
夢の国近きところに蝌蚪の国　◯葵
行く春や植物の名の覚えたて
７枚いただきました。
蒼天さん、ぴのこさん、葵さん、ニ酔さん、
ありがとうございました♪

ぴのこの句

買ひ忘れはたと気がつき春暑し
苗木植うでかくなれよと語りかけ
飛花落花ちちははの名をわすれさう
◎雪◯ひ
花粉症お互ひ様と会釈して
蝌蚪の紐二重らせんのＤＮＡ
◯蒼◯雪
現像を忘れしフイルム蝶の昼
◎ふ◎二


9枚感謝です。雪蛍様、ふみもと様、ひとみ様、二酔様、蒼天様、有難うございました。