大喜利715選句欄
大喜利第715選句欄◆5acfec / 2024-04-26 20:54:53 No.26749
連衆殿
  昨日今日とガイドで忙しく、、選句欄の設定が送れた事をお詫び申し上げます。
 下記のように選句欄を設定させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。
                             幹事 蒼天

    選句数:六句選、特選◎一句、並選五句、(いずれも選評付き)
    締 切:四月二十八日24時
                              以上

ぴのこ◆a7f544 / 2024-04-27 16:36:22 No.26751
ぴのこ選

◯すれ違ふエスカレーター夏来る
涼やかに動く人たち。夏の予感。

◎鍵盤の五指軽やかに夏めきぬ
指先の音楽も夏めいて。

◯夏めくや窓開け放ち白ワイン
キリッと冷えた白ワインは夏

◯春昼の裸電球ジャズに揺れ
春光のリズムとスィング。

◯谷若葉よりゴンドラの昇り来る
新緑の谷を登ってくるゴンドラが見えてきます。

◯朝の風入れて始まる更衣
朝からすっきりと夏の装いを整えて。

41819◆791dc0 / 2024-04-27 17:03:17 No.26752
葵選句

◎すれ違ふエスカレーター夏来る
 もう皆さんすっかりと夏衣装に。

〇流木を磨けば皿や夏料理
 粋なお方ですね。

〇麦の秋宇多田ヒカルのビブラート
 宇多田ヒカルにいちころです。

〇途切れなく続く会話や花は葉に
 何でもない会話ととりとめもなく。

〇朝の風入れて始まる更衣 
 すっかりと冬ものに風を通して。

〇新しき職場の窓の花は葉に
 新入社員も一か月、もう職場になじみました。

41819◆7f0152 / 2024-04-28 06:21:10 No.26753
二酔選

◎途切れなく続く会話や花は葉に
 気候が良くなり会話も続く。花から葉の季節に移り替わるように話題も変えながら。

〇半眼となりて動かぬ雨蛙
 半眼が味噌。目に浮かぶ。

〇葉桜や昔仇討ちありし辻
 花の季節が過ぎ、今は平和な道。

〇葉桜や牧場の風にある起伏
 牧場に起伏があり、風もそれに沿っているのを風に注目しているところ。

〇羅や遠のゐて行く園児バス
 幼児を見送っている。今日も暑くなりそう。

〇夏めきぬ造り酒屋の麻暖簾
 麻が涼し気で夏の到来を感じさせる。

大喜利第715選句欄◆5acfec / 2024-04-28 07:43:39 No.26754
《蒼天選》

  うすものやさらりと風になる女◎
    むかしあこがれた女性の姿が甦って来ます。

  軋み来る都電一両雨蛙〇
   線路に大写しの雨蛙が居て、遠くから都電が近付く構図の
   ポスターが浮かび上がって来た。

  すれ違ふエスカレーター夏来る〇
   不思議と夏を感じる構図。

  鍵盤の五指軽やかに夏めきぬ〇
   何と言ってもジャズは夏。

  葉桜や母と通ひし美容室〇
   葉桜と母の取り合わせは、納得。

  半眼となりて動かぬ雨蛙〇
   ◎を迷った。半眼が素敵。

41819◆9a8694 / 2024-04-28 09:45:32 No.26755
ふみもと選

◎すれ違ふエスカレーター夏来る
すごく上手い! 省略も絶妙。季語の選択が素晴らしいです。

○夏めくや海の果てへと消ゆる船
春の海とは少し違う情景。

○うすものやさらりと風になる女
素敵な人。粋だ。

○鍵盤の五指軽やかに夏めきぬ
窓も開いてカーテンがなびく。

○薫風や馬籠峠へ石畳
雰囲気あります。固有名詞も効いています。

○葉桜や母と通ひし美容室
心情が深い。昭和の美容院。

41819◆248bf7 / 2024-04-28 19:31:52 No.26756
雪蛍選
◎ 葉桜や母と通ひし美容室
母娘で同じ美容院へ通った遠き日を思い出。

◯ 羅や遠のゐて行く園児バス
園児をいつまでも見送る姿が印象的。

◯ 夏めきて時計は夜となり易く
活動的な夏時間。

◯ 夏めくや電車が発てば海ばかり
江ノ電と海の景を思い浮かべました。

◯ うすものやさらりと風になる女
風をも粋に着こなす女性。

◯ 光とは影に似たりてうすごろも
光と影の陰影の繊細さがうすごろもと通い合う。

ひとみ◆57c611 / 2024-04-28 19:34:27 No.26757
ひとみ選

◎光とは影に似たりてうすごろも
   なんとなく透け感が伝わってきます。涼しげ。

○薫風や一際速き三歳馬
   風も馬も若々しく。

○新しき職場の窓の花は葉に
   ちょっと慣れてきた感じ。

○夏めきて時計は夜となり易く
   謎めいているところが、夏の始まりを予感させて。

○葉桜や牧場の風にある起伏
   濃くなってきた緑の風景。

○雨蛙重たき風に声軽し
   走り梅雨の感じ。

41819◆57aed8 / 2024-04-28 21:17:26 No.26759
純子選

◎雨蛙御朱印長の文字掠れ
 御朱印の達筆な文字。雨蛙との取り合わせが即かず離れず。

〇山野草展への小径風薫る
 可憐な山野草に心惹かれます。

〇夏めくや窓開け放ち白ワイン
 風を入れての心地よい酔い。

〇しあはせが母の口癖風薫る
 長生きの秘訣かも。

〇谷若葉よりゴンドラの昇り来る
 景が鮮明。 

〇朝の風入れて始まる更衣
 すがすがしい風を感じながらの更衣

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